テラーノベル
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テオside
アレから俺は何処に留まることもせず、屍人の様に夜の街を徘徊した。
テオ(キョウヤには酷い仕打ちしちまったなぁ……。このまま俺は操り人形なのか…?)
ダメだ……。このままアイツの人形になっちゃいけない…ッ!
でも、どうすれば……。
?「おうおう、迷い猫が帰って来よったわ…。」
この声……。
テオ『ははっ、何だとうとうサビ組もご挨拶に来たんかい?』
カラスバ「…テオ…、誰からや?」
テオ『…言ってる意味がわからんなぁ?』
カラスバを警戒しながら後ろにあるリュックに手を入れ煙玉を出そうとする……ッ!?
キョウヤ「ダメですよ、テオさんはもう逃げられません。」
グイッと両手を掴まれて床に伏してしまう。
待て、やだッ!俺が失敗したらアイツはどうなるッ!?
キョウヤ「ちょっ!テオさんッ!落ち着いて下さいッ! 」
テオ『落ち着けるわけねぇだろッ!俺には、俺のッ!大事なポケモンがッ!』
カラスバ「何や、お前さんの大事なポケモンが捕まっとんのかい?」
声も出せずに縦に振る。
カラスバ「キョウヤ、作戦変更や、俺らでソイツらぶちのめかすで!」
キョウヤ「勿論ッ!あっ、テオさんは俺のホテルにいてね♡帰ったらラブラブしましょ♡」
カラスバ「はぁ!?巫山戯んなッ!オレの嫁や言うとるがッ!!」
キョウヤ「テオさんは了承してないもーん!それにバトルは俺のが上だしッ!」
カラスバ「こ、このクソがぁッ!!」
テオ『……ははっ!』
2人はバッとこちらを見て
テオ『んふふ、ごめん。面白くて…つい。』
キョウヤ「絶対テオさんのポケモン見つけ出すからッ!だから俺と結婚しよッ!」
カラスバ「はぁ!?巫山戯んなッ!俺が絶対見つけるさかいッ!俺と結婚なッ!!!?」
本当に面白い人達だ……。
コメント
1件
第110話、読み終えました。 テオさんの絶望感と孤独がひしひしと伝わってきて胸が詰まりました…。でも、カラスバさんとキョウヤさんの「俺が助ける!結婚しよ!」の掛け合いで、思わず笑っちゃったテオさんの「んふふ、ごめん。面白くて…つい。」がすごく好きでした。重い空気をさらっと軽くする、その空気感が絶妙でした。助っ人、本当に面白い人たちですね🌷