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怒られたら消します。


禁酒


珍しく髪を下ろしたままのエリスが、テレビを見ている僕の肩に頭を乗っける。ただ何も言わずに僕を見ている。

不服そうな彼が言いたいことはすぐにでもわかった。


「悪かったって」


僕は彼の口を尖らせながらの謝罪を無視した。そんな僕の態度に腹を立てたのか、


「いい加減機嫌なおせよ!」


と僕の肩を叩いてきた。


何があったのかというと、事件は昨日の宅飲みで起こった。

先に酔ったリーズルくんがなんとも言えない顔をしているブロくんにキスの雨を降らせているところを撮ろうとしていたとき。僕は撮影に夢中でいつのまにか酔っていたエリスがリビングを出て行ったことに気づいていなかった。


「れぐーー!、!、これなにーーー???」


僕の部屋から耳をつんざく大声が聞こえた。振り返ると、そこには先週買ったかなり過激なBL漫画を掲げたエリスがいた。

サッと血の気も酔いも引いた。

ブロくんが吹き出す音が聞こえた。

表紙こそ不健全ではなかったが、確か最初っから思いっきりヤってた気が…

中を見ようとするエリスから本をひったくり、頭にハテナを浮かべる彼を席に座らせた。


「おいレグwwそれが何かエリスに教えてやれよwww」


ブロくんがそんな揶揄うもんだから、急に恥ずかしくなってきた。ただその直後リーズルくんにディープキスされてたから、怒りはおさまった。


「れぐー?かおあかいぞー」


恥ずかしすぎて赤面してたみたい。

…とにかく、エリスの酒癖の悪さは問題だな…


というわけで彼に禁酒を言い渡して数時間になる。


「エリスが悪いんだからね…だめでしょ僕の本勝手に持ってったら…ましてや読むなんて…」

「だって面白そうだろうがよ!なんでダメなんだよー!」

「…ほんとに反省してる?」

「してるっつーの!」


ちょっと信用できないな…

もうしばらくはお酒我慢してね、と言うと、レグは顔を歪めた。




ちょっとこれ以上思いつかなかった書きたいとこだけ書いた

終わり

うちの子及びうちよそ及びよそ様

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