※セラピストとは、
ボディマッサージやフットバスなどで全身をリラックスさせ、心身のバランスを整える人の事です。
🐥「…….え?」
なに….此処….
目の前に入って来たのは、見るからにしていかにも怪しそうな店。
主に外観は、白や黒、グレーなどで統一されていて、出入口の所には「 massage Salon J 」と書かれた、ポスターが貼ってある。
ま、マッサージ…..サロン…..?
た、確か…..マッサージサロンって….セラピストの方が肩をもんでくれたり……ストレス解消するのにピッタリな場所だよね……
正直…..最近めちゃくちゃ寝不足だし….
今日だって、社長からのセクハラ?みたいなのも受けちゃったし….
久しぶりに…..ゆっくりしたいかも….
🐥「よし、とりあえず….入ってみるか」
そう心に決意するのと同時に店の方へと足を進めた。
………………………………………
en. 店内
🐥「うわっすご…」
店の中に入ると否や、アロマのような甘い香りが周囲を漂っていて、外装とは違い、内装はごく普通のマッサージ店の様なシンプルな構造になっている。
そして天井には、豪華なペンダントライトが吊り下げられていて、壁にはアンティークな額縁がこれでもかと言うほど沢山飾られている。
まぁ。一言で言えばめちゃくちゃお洒落。
て言うか….ここに入ったのは良いけど….受付の所誰も居ないし….こういう時って声掛けた方がいいのかな?
いやいや、でも流石に声掛けるほどの勇気なんてないし….
ど、どうすれば良いんだろ….
なんて思いながら、一人寂しくモジモジしていると、奥の扉を勢いよく開けて、セラピストさん?らしき人がこっちへ向かって歩いて来た。
👨「あ、すみません。お待たせしました。えっと…..初めてのご来店ですよね?」
と、少し首を傾げ、上品に振る舞うセラピストさん。
🐥「あ、はい、そうです。」
👨「じゃあ….それなら….まず….改めてご来店ありがとうございます」
🐥「あ、いえいえ…ㅎ」
👨「それで…..もうお気づきになられたとは思いますが、ここは看板にも書いてあるとおり、男性専用の"マッサージ店"です」
👨「まぁ、簡単に言えばごく普通のmassageサロンですかねㅎ」
🐥「あ、えっと…..」
男性用マッサージ店…..?
いや、まぁ…確かにマッサージ店だけど….
看板に”男性用”なんて書いて無かったよね?
いや、それか….僕が見てなかっただけ?
てか….男性用って事は….女性は出入り出来ないって事….?
👨「あ、えっとですねㅎ
男性用って事はまぁ…名前にも書いてあるとおり、主に男性しか出入りする事が出来ないんですよㅎ」
一人で色んな事を考えていたら、全て見破られてたのか、先にセラピストさんが口を開いた。
🐥「あ、そうだったんですね….ごめんなさい…何も知らずに来ちゃって…」
👨「いやいや、そんな…大丈夫ですよ、僕達はこうやってわざわざ来てくれただけでも嬉しいですのでㅎ」
と、少し申し訳なさそうに、何度も頭をペコペコしながら、優しく微笑みながら、話してくれる。
ふふっㅎセラピストさん….優しい人で良かったなぁ…
👨「おっと、すみません….長々と失礼しました。それじゃあ早速、本題に入りますね」
🐥「あ、はい」
👨「えっと…じゃあ….立って話すのもあれですし….もし良かったら、そちらのソファに座ってもらってもいいですよ」
そう言って、入口のすぐ横に置かれている茶色のモダンなソファに案内して来た。
🐥「あ、じゃあ….お言葉に甘えてㅎ」
本当なら、自分だけが座ってセラピストさんにはずっとしゃがんでもらうって事が申し訳無かったけど…
今日は色々疲れてたし…..お言葉に甘えて素直に座る事にした。
👨「えっとそれでですね、主にマッサージの時間をお客様が選べるルールになっているので、」
👨「一応、コース選択が出来るんですけど…どうします?」
そう言って、手に持っている表?みたいな物を見せて来て、そこには、「1時間コース」「2時間コース」「3時間コース」と、記されていて、その横には、金額が書き込まれている。
えっと….最大が3時間コースなんだよね…
う〜ん….本当は3時間コースにしたいけど…
ここ来るのって今日が初めてだし….
手持ちのお金も少ないから…
ここは1時間コースにしとくか….
🐥「あ、えっと、その….い、1時間コース?でお願いします」
👨「はい、1時間コースですね、分かりました。」
👨「それでは、えっと名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
🐥「あ、ぼ、僕…ジミンって言います、パクジミン」
👨「あぁ…ㅎパクさんですね。かしこまりました。」
👨「じゃあ早速、案内しますね」
🐥「は、はい」
そう返事をしてから、セラピストさんの背後を追っていく。
🐥「……….」
さっきの広々とした空間とはどっとかわり、狭い廊下?の様な所を徐々に進んでいく。
壁際には、色々な写真が飾られてあったり、モンステラがちょうど良い位置に置かれていてしっかりと味を締めている。
て言うか….今思ったんだけど、
今日マッサージしてくれる人って、もしかして…この人なのかな?
今のところこの人以外誰も見てないし….
人がいる気配も全然しない。
いや、でも…..もう夜遅いもんね。
人が居ないのも仕方ないかㅎ
でももし本当にこの人がマッサージしてくれるんだったら….嬉しいなぁ…
だって優しいんだもん。
なんか安心出来そうだしㅎ
👨「はい、着きましたよ」
そう言って案内されたのは、狭すぎず、広すぎず、なんて言うか…ちょうど良い大きさの部屋で、
部屋の端っこに大きな鏡があったり、棚があったりして凄くリラックス出来そうな空間。
おまけに真ん中に置いてあるベッドの隣に、サイドテーブルがあり、その上にアロマが置かれているため余計にその甘い匂いが僕の鼻を擽る。
わぁ。僕、ここでマッサージされるんだ….
凄い…いや、めちゃくちゃリラックス出来そうㅎ
👨「えっと、それじゃあ….早速で申し訳ないんですけど、これに着替えて来て貰っても良いでしょうか?」
そう言って渡し来たのはたった1枚の分厚くて、モフモフなバスタオル。
🐥「へ…/?え、こ、これだけなんですか../ッ?」
いやいや…..流石に男とは言え、タオル1枚だけって….面積少なすぎない…./?!
👨「ははっㅎ大丈夫ですよㅎ
そんな心配なさらなくても。」
👨「マッサージするだけですので….ㅎ」
🐥「い、いや…でも…/ッ」
🐥「流石に….これ1枚だけって…./」
👨「まぁまぁほら、大丈夫だから…ね?」
そう言って、グイグイと強引に試着室?らしき所に押し込まれいく僕。
👨「着替え終わったらカーテン開けてからベッドに座って待っていて下さいね。」
🐥「え、あッ、ちょ、ちょっと….」
まだ名残惜しそうにしている僕を無視して、試着室のカーテンを勢い良く閉められ、放心状態の僕。
🐥「…….ッ/」
いやいや、これに着替えるとか….もう….ね?
その….あ、あそことかは….隠れるけど….
上のその….ち、乳首…とかは…隠れないじゃん…/?
だからっ……その….勿論恥ずかしいし…./
いくら相手が男だったとしても….意識しちゃうじゃんかぁ…/
🐥「で、でも….しょうがないよねっ…/」
だって….ここに通ってる人達もタオル1枚だけだもんね?
だ、だから….ぼ、僕もいくら恥ずかしくても…頑張って着替えなくちゃッ…/
そう思うのと同時に、さっきまで来ていたスーツを脱ぎ、ズボンと、ネクタイも取り、渡されたタオルを腰にまいてから試着室を出た。
……………………………………
🐥「ん……/」
ぁあ…もう、恥ずかしすぎでしょっ…/
なんて思いながら頬を紅くする。
て言うか、さっきまで居たセラピストさん…どこ行ったんだろ….
あの人がやってくれるんじゃないのかなぁ….?
確かベッドに座って待っとけって言ってたから待っとくか……/
少し恥ずかしくなりながらも、初めての事で少しドクドクと鳴っている自分の心臓を落ち着かせ、ベッドへと腰を乗っけた。
🐥「……../」
いくらタオルを巻いて居るとしても…..誰も居ないからか余計に興奮して自分の顔がもっと赤く染まる。
ぁあ….早く来ないかなぁ…./
なんて思っていると、
??「お待たせしました。えっと…パクジミンさんですよね?」
🐥「…..へ?/」
いやぁこの切り方意地悪ですね笑
まだエッティやつじゃなかったですね。すみません。
ですが、まぁ次は皆様お待ちかねのエチエチです笑
なので楽しみにしといてください!
次回♡×500
コメント
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続きみたいです!!!!!!