このままのコイツじゃ話もろくにできない。
少し移動して
俺はネックレスからクスリを取り出した。
124「アニキ‼︎くれるんですか?」
俺が渡すと子犬のように喜んでいる。
やっぱり、こいつが1番しあわせそうなのはこの瞬間だ。
ナムギュの手が震えていた。
230「あぁーもー…そんなんじゃ飲めねぇだろ。」
124「へへ…あにき、どうしよ…」
俺はナムギュの顎をつかんだ。
230「口開けろ。」
124「はいっ、あにきっ…あー」
…ちょっと、
男にこんなこと思うの嫌だけど。
色気やばい。
こんなこと思うのは俺が俺じゃなくなりそうだから早めにクスリをあげた。
俺が口の中に放り込むと、いつものナムギュに戻った。
と思ったが…
124「あ、え?アニキ…俺に何したんですか?」
あ~確かに壁に押し当てて顎を掴んでるってなんか、
誤解もされるか。
230「what?なんもしてないぞ?ただお前にクスリやっただけ」
124「あ~、へ~…ありがとうございます…なんすけど…」
ナムギュは急に口元を手の甲で隠し、俺からできるだけ目を逸らして
124「あの…へへ、顔近いっす…」
ん?もしかしてコイツ…
照れてる⁉︎⁉︎
俺は少し意地悪したくなった。
ほら、お気に入りには意地悪したくなるだろ♡
俺はわざとを顔を近づけた。
124「な、な、なんで顔近けるんすかぁ…」
ナムギュの顔はますます赤くなった。
230「お前…可愛いな。」
124「へ、えっ、」
124「アニキのバカ‼︎」
ナムギュは、俺を突き飛ばして、 それでしゃがみ込んでしまった。
完全にやりすぎた。
230「え~と…そんなになると思ってなくて…」
124「いや…全然大丈夫です…ちょっとびっくりしました。」
124「アニキ…俺のことなんだと思ってるんですか…」
230「ah ~、可愛い俺のhoney♡」
あ。
つい本音が
124「は⁉︎俺のことをおちょくってんすか⁇」
コイツすぐ照れるな…
230「かわい…」
124「何がすか⁉︎⁉︎」
俺はこの日以降、コイツのことを可愛いと思うことが増えて来た気がする…
コメント
9件
何話でもいいのでデホとナムギュがイチャイチャ?してサノスに嫉妬して欲しい🥺
好きです。
こんなに!?、、神ですね。あざす