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水 side


「しょうちゃん、色々ありがとね、!」


結局夕方になってからしょうちゃんの店をいふくんと一緒に出た 。


僕の家にいふくんが来る…幸せ…


「いふくん、ここが今日からいふくんのお家だよ。 」


「………!!(きらきら」


「ふふ、寒いし早く入ろ、?」


「………( 手 広」


「だっこ、?」


「………( 頷」


「…ふふ、甘えたさんだねぇ…かわいい、笑」


「急にいっぱい歩いて疲れたかな?ごめんね、」


僕に会うまでずっと座ったまんま眠っていたんだ。


疲れない訳がない 。


…いふくん全然疲れてる感じしないからただ甘えてるだけだと思うけどね笑









青 side


久しぶりのほとけのお家 。


久しぶりとは言えどこの身体では初めて来る。


…なんか…嬉しいけどちょっと複雑。


合鍵、持ってたのに…あの時落としちゃったな


…なんかさみしいから…ほとけにだっこしてもらった 。








「いふくんは、そこ座っててね?初めてだからちょっと作るの時間掛かるかもだけどミルク持ってきてあげる!」


「………!( にこにこ」


地味にお腹空いてたから助かる。


…ここのソファで一緒にアイス食べたり…髪乾かして貰ったり……


…だめだ、泣きたくなってくる。


声を出すことが出来ない自分も、ほとけに愛されてない自分も…全部…


「ぃ、…ん、?…ぃふくんっ、?!」


ほとけが驚いた顔でこっち見てる。


どうしたんだろ 。


「ぃ、ふくん、だめ、だめ、…っ”…!」


「ま、だっ…枯れないでよっ”…、!」


ほとけが泣いてる 。


だめ、そんな顔、似合わへんよ 。


前みたいに…笑っとってや 。









水 side


ミルク作って持ってきたら 、いふくんが


泣いてて 。


顔色がすっごく悪かった 。


…枯れるってどんな感じか分からない、けど。


今いふくんを放っておいたらすぐに……



「だめっ”…ぃ、ふ…くっ…」


「もぅ…、僕の傍から… はなれなぃ、で、…」


…なんで、


1度いふくんを失ったような発言をしたのか、


よく分からないけど 。


なんだか心の底から悲しみが込み上げてきて


…「過去」に、いふくんを失ったような感覚が


した。








青 side


「離れないで。」 ほとけからそう告げられた。


昔も、同じこと言ってたなぁ 。ほとけと過ご


した日々 、全部覚えてるよ 。全部大切だって


思ってるよ 。


昔の俺ならほとけに泣かないでとかそんなこと


言えてたんやろうけど 。


…今の俺には話すことも…慰める権利なんても


のもきっとない 。


裏切ったのは俺の方だから 。


もし俺が枯れてしまうことになっても。


ほとけに罪はない 。


俺が…ほとけの愛を奪ったんだから 。


引きづらせてしまっているから 。


本当は俺の事なんて忘れて、誰かを幸せにして


欲しかった 。ほとけはそれができる人間だと


思っていた 。けど実際は違くて 。


…現実って難しいなぁ…


「…っ…、ほ、…と、…けっ”… 」


俺はそのまま意識を手放した 。












水 side


「…ぃ、ふく、…?」


いふくん、倒れちゃった 。すごく苦しそう 。


…俺が…苦しませてる ?


「電話、…」


僕はしょうちゃんに電話を掛けた 。






「はぁーぃ、?今何時やと思ってんねん…」


「ねぇ、しょうちゃん 。」


「どした?」


「…プランツドールってさ、…枯れる時、どんな感じなの、?」


「…ん〜…そやなぁ…目に生気が無くなったり…肌にヒビが入ったり…とにかく老朽化する感じやなぁ…」


「んで、そんなこと聞いてどおしたん?」


「僕、いふくんのこところしちゃったかな? 」


「…は、?」


「待って待って…枯れたん、?」


「わかんない、苦しそう。」


「…お前は何呑気に電話掛けてきてんねん、?…もっと焦るとかあるやろ?」


「枯らすことは命を奪うこと。そう、忠告したやん 。」


「とにかく家教えろ 、行くから 。」


「わかった 。」







episode 14 ↻ 終

君と僕の幸せな物語

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