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⚠️ n番煎じ なんか全体的に暗くなっちゃった

sm自己嫌悪してます


ibk「ねー、志摩?」


sm「ん?なんだよibk」


ibk「お前さ〜、俺の事好きでしょ?」


真夜中の分駐所。部屋の電気は消され、デスクの明かりだけが照らされ、401の2人は仮眠室で寝ている。


そんな中、突然俺の相棒好きな人に、

全てを見透かされたような事を言われた。


sm「…は?」


この気持ちは、隠さなきゃ行けない。そう思って、ずっと気にしないようにしてきた。

心の奥底のタンスにしまい、フタをしていた。


だって、


もし、バレてしまったら、


相棒が、目の前から消えてしまうかもしれないから。


sm「そんなんじゃ、ないよ、別に。」


今にも感情が込み上げてきて、泣きそうだった。あまりにも辛かった。


ibk「……いーや、おれには分かるよ。」


ibk「志摩、嘘つくの下手だし、何より、」


ibk「俺の、『野生の勘』がそー言ってる」


こういう時だけ大嫌いになる、『野生の勘』。


sm「だから!!! そんなんじゃねぇよ!! 」

俺は必死に、必死に必死に否定しようとした。

まだ…隣に居て欲しかったから。


お願い、居なくならないで。


ibk「…志摩、泣くなよ」


sm「……え?」


俺は、今泣いているのか?

伊吹に言われてやっと気づいた。

気づかない間に流れていた涙は、気づいた頃にはもう止まらなくて。

咄嗟にしゃがみこんでしまった。


sm「…………ごめん。  伊吹。」


ibk「何が、『ごめん』なの?」


sm「こんな……男の俺が…何の取り柄もない俺が…相棒の俺が…伊吹の事、好きになって……」


心からポロポロと出てくる言葉の数々は、どれも自分を卑下するような内容ばかりで。


もう限界だった。今すぐ立ち上がって、誰も俺の事を知らない所にでも行きたかった。


ibk「志摩?俺の話、聴いて?」


しゃがみこんでいる俺の真正面にあぐらをかく伊吹、俺の目だけを見ながら、その一言をかけてきた。


俺は、合わせられなかった。 逸らしてしまった。 今伊吹を見たら、どんな顔をしてるのかが怖くて、堪らなくて。


ibk「…志摩? 実はね、おれも大好きなんだ。」


……上手く聞き取れなかった。

いや、聞き取れはした。理解が出来なかった。

そんなはずがないから。


sm「……嘘つくなよ。俺のためを思って言ってるならやめ」


ibk「お前のためとかじゃなくて!!!!」


ibk「これは、俺の、俺”個人”の、話」


俺の言葉を言い切る前に、遮るように間髪入れずに言い返してきた。


俺はそこで、やっと伊吹の目を見た。


ibk「志摩はね?俺より遥かに頭が切れるし、人のこと上手く説得できるし、頼れるし。あとちょ〜きゅるきゅるしてる! 」

ibk「だけど、自分の事は後回しにしちゃう所とか、すぐ自分のせいにしちゃうとこ。そんな悪いところも含めて、志摩のことだーいすき。」

指折り数えながら、やけに楽しそうな顔を浮かべて俺の好きな所を挙げていく。



ibk「『相棒の俺が』? なーに言ってんの、」


ibk「俺からしたら、もう、志摩は」


ibk「大好きな人相棒だよ?」



あぁ、なんて眩しいんだろうか。

暗いはずの分駐所で、俺に向けられた 伊吹の笑顔だけが、美しく、何故か光って見えた。




fin



あとがき


やっぱり小説って難しいですね……

途中で何が書きたいか分からなくなってきました。 着地点も分からないまま始めたので、変な終わり方してますね、ごめんなさい…



最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙏


MIU4●4 Bエル短編集

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コメント

2

ユーザー

最高に好き。相棒の訳を好きな人にすんのセンスあり過ぎですよ。

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