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俺はまた夢を見た。でも何かが違う
目覚めた場所はエジプトだった___
3話
「ここは…なんだ…俺はDIOを倒したはず。」
〈君は花京院が生きてると思ってるのか?〉
知らない声が脳内で聞こえてくる
「あ”?何言ってんだてめぇ、花京院は今でも生きてる!変なこと言ってんじゃぁねえぜ!」
〈そう思っとけばいいんだよ、急所を当てられて生きてられる人間はそんな居ないからね…奇跡の男だね花京院は〉
「ごちゃごちゃ言ってねえで早く出てこい!!」
〈それは出来ないよ。ほらあれを見てみなよ、ちょうど花京院が攻撃を受けるとこだよ笑笑〉
「ッ…………!」
花京院が攻撃を受ける光景を目にし、何も出来ずただ立ち止まりながら歯を食いしばりながら俯く
〈君は花京院を助けられなかった、ただの無能だよ…〉
と言われ目の前が白くなった__
目が覚めるとそこは自分の家自分の部屋だった
夢のことを思い出し泣く。
「くそッ……………」
「承太郎!おはようございます!あれ、顔色が悪いですよ?大丈夫ですか?」
心配してくれる花京院を見て安心する
“ちげぇあれは夢だ…これが現実だ花京院は生きてる”
「あぁ、ちょっと嫌な夢を見てしまってな…それかもしれねぇ」
「承太郎…泣いてましたか?」
花京院がこっちを見つめて承太郎の頬に手を当て赤くなった承太郎の目の下を摩る
「あ…いや別に、なんでもねぇ」
俺は帽子を少し下に向けて顔を見えないようにする
「そんなに嫌な夢だったんですね、大丈夫ですよ承太郎僕がいますから!何かあったら僕に言ってくださいね!」
「あぁ…ありがとう花京院。」
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