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「それが何か問題でも?」

正直、魔法の世界の内情はさっぱり知らない私にとって何が問題か理解し難い。

「問題でもだァ?問題しかねぇわ!まず、君。創成者は統括会では色の魔法使いと同等の扱いなの」

「ちょ、ちょっと待ってください。創成者は分かるんですけど、色の魔法使いって?」

私は初めて聞く単語に対して聞き返します。そしたらそれはもう驚かれました。

今目の前にいる驚き用をなんと表現したらいいか分からないほどに驚かれました。

アレなんでしょうか、常識なんでしょか。

「そ、そんな露骨に驚かなくても……」

「え、ティアはアイツの弟子、だよな?」

「ええ、多分。名目上?親では無いですし」

弟子?居候の方が正しい気がしてきましたね。

普通に学校にも行ってますし。

「ちょっと踏み込んだこと聞くけどさ」

二ーヴァさんは躊躇うように私に聞いてきます。

非常に訪ねにくいんだけど、みたいな雰囲気で。

「はい、なんです?」

「簡単でいいから、今に至るまでの事教えてくれないか?創成者の弟子ってポジションはそう簡単になれることじゃないんだ。家名だったり、実力だったりと必要なんだ。もっとも、才能がなければどれも意味は無いが……もしかして、あるのか?」

「1人で喋らないでくださいよ。そして、少し納得しないでください!私、まだ何も喋ってないですからね!?」

「おっと、悪い悪い。聞かせてくれるか?」

「ざっくりでいいんですよね?なら、私は元皇族で、」

「ちょっと待て!今なんて!?」

二ーヴァさんが露骨な反応をします、大声だったのでコッチが驚きましたよ。

「むう、だから、私は元皇族って。ああ、でもアレですよ、一般人に嫁いだ皇族の末裔ってやつなので血こそ高貴かもしれませんが、それだけです」

「なるほど、無くはない話ではあるな」

二ーヴァさんは顎に手を乗せ、何事かを考えてる様。

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