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昔昔、ある所に幸せに暮らしていた娘がおりました。
彼女は貴族の娘で貴族の位も高く、国の中でも有名でした。
彼女は父と母とずっと幸せに生きてきました。
しかし、そんな幸せな日々は長くは続きませんでした。
なんと、母が病気にかかり亡くなってしまったのです。父はあまりの寂しさにすぐに結婚した。
継母には2人の娘、彼女から見ると義姉2人がいました。
しかし、父は母の事を忘れられず、彼女達と別居をしてしまいました。
それをいい事に継母と義姉2人は彼女のことをいじめ始めました。
そのせいで彼女の服はボロボロ、風呂にあまり入れず、床仕事や食器洗いなど様々な仕事を押し付けられました。
そのせいで彼女は継母や義姉から
**「シンデレラ」**と呼ばれました。
ら「だりーサボりてぇー」
心の中で大きな独り言をした彼女こそが
シンデレラ …ではなく、シンデレラの世界に入ってシンデレラになってしまったらっだぁである！！
もちろん男性である！
事の経緯をかーるく説明すると
らっだぁ運営国の作業場で
書類仕事をしていた
↓
匿名で荷物が届いた
↓
開けると絵本が入っていた
↓
気分転換にそのうちの一冊を読んだ
↓
頭が痛くなって意識を失った
↓
気づいたらシンデレラになっていた！(今ここ)
ら「あー女の振りが一番精神にくるわー」
一応シンデレラちゃっシンデレラだが中身が男性であるためひじょーーにきつい模様。
そして現在ひろーいお屋敷の廊下をモップもどきで掃除中、水入りのバケツをのぞみこめば青いロングヘアーに青空のような青い瞳。
「中身が俺だからかな？想像してるシンデレラとは程遠いような…」
みんなの想像するシンデレラっていうと金髪のロングヘアーにアクアマリンのような瞳だろうか。(多分)
ら「もしかするとこの世界の登場人物も知り合いだったりして…」(フラグ)
すると、
？『シンデレラ！！何さぼってるの！！
さっさと掃除を終わらせて食器を洗いなさい！！ 』
次回義姉1と2と継母登場！
最後まで読んでくれて
ありがとうございます！
