テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

次の日に早速水族館へ行った。昨日の夜あのクラゲ達に言われた事が忘れられなかった。来るなと言われたけれど、あんな信じれないものを見てしまったんだ。もう一度会って話をしてみたいし、どうしてこんな所にいるのかも気になって夜しか眠れない。罪悪感を振り切って足を運んだ。

でも何も無かった。もぬけの殻のようだった。

水槽もない。魚もいない。ポスターもない。

じゃあ昨日のは何だったんだ?

そう思いながら水族館だった建物から出た。

忘れないうちに昨日のことを書いておこうと思った。私は日記帳を取り出して書いた。これは、最初は書いていたけど飽きてしまってずっと引き出しの中に封印されていたものだ。初めてあの時の厨二病の自分に感謝した。書いていた途中の日記は目に入れるととても痛く、急いで破った。ビリビリに破いてゴミ箱に投げ入れた。気を取り直して日記を書こう。


日記:不思議な事に出会った。可愛いクラゲと金色に輝いたイルカとお話した。あの子達はとても遠い所から来たらしい。面白い話をたくさんしてくれた。楽しかった。また会いたい。

                                                8月5日


日記:あの水族館に行った。何も無かった。魚だけでなく、展示していたものも、水槽すらなかった。どうしてか分からない。昨日のクラゲ達がもう来てはいけないと言っていたのと何か関係があるのかもしれない。

                                             8月6日


よし。書いた!そして私はパソコンを開いてインターネットで調べた。

不思議なクラゲ………何も出ない……

イルカ金色………何も出ない………

何でだろう。分からない、情報がない。

今日からしっかり日記を書いていこうと決意したのに……情報が何も無い

とりあえず日記のタイトルに不思議な出会い

と書いて日記帳を片付けた。

少女の夢のような物語

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

3

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚