※オリジナル創作
※ネームレス
※タイトルやタイトルの意味などはTikTokにて夜明け恐怖症🌙☕️様より許可を頂いております。無断使用はお辞めください。
※私の好みで作っているものなので無理と判断された場合はすぐに閉じてください。
※原作のキャラと口調など違う場合があります
※めっちゃ短い
以上が大丈夫でしたらどうぞ
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「見て!綺麗なお月様に幾千の星…!
今晩は良い夜になりそうね!」
夜空など気にしたことがない。
月と星なんて、毎晩同じじゃないのか。
「ねぇ、ここ。ついてるわよ」
「えっ!ほ、ほんとだ、」
「うふふ、可愛らしい」
「や、やめてよ…!」
亡き同胞達と囲む晩餐。
伐難、応達、弥怒、浮舎達の声も響く。
「靖妖儺舞」
毎晩、璃月を守るため、璃月の民を守るため、
己の限界を感じつつも槍を振るう君。
“痛みと苦しみは半分こね”って
…言っても君は1人で背負おうとするけれど。
「…お前はどれほど危険か分かっていない。」
…着いて行って結局君に助けられたことは
沢山あるけど。
私だって、君を助けたつもりだけど。
…ほんと、過保護ってやつだね。
あぁでも。
君の過保護はもう無くなっちゃうのか。
「…い、…おい、!」
私の大好きな人の声が頭の中で響く。
焦ってるようだけどどうしたの。
「…お前は我を置いていかないと、
1人にしないと言った筈だろう、…」
嗚呼、そんなに悲しい顔をしないで
悲しい顔をさせたいわけじゃないの
口から赤が零れ、服はその赤が至る所に着いており、とても気持ち悪い。匂いも、血生臭い。
「…ごめんね、魈」
私の口から発せられた言葉に魈は。
「でも、これは”さよなら”じゃない。」
「私は少し休むだけだよ 」
「もし休みが終わったら、
私のこと、 迎えに来てくれる、?」
勿論だと言う君は微笑んでいるけれど眉は下がって私を慈しむように見てるね。
これは、”さよなら”じゃない。
荒野を彷徨う魂を狩る影が1つ。
その名は護法夜叉、またの名を降魔大聖__。
彼は今日も妖魔を狩る。
明け方にでもなれば、魈はある場所へ行く。
そう、愛しい者のところへ__。
「…お前が眠ってから、数百年が経った。あの頃の璃月と比べると今の璃月は発展し、妖魔は居るものの、お前程の実力者であれば問題ない程度だ。」
彼は大きな岩の前に座りながら話しかけるように話す。暫くすれば彼は額を岩肌につけ、早く起きろとでもいうように仙力を注ぐ。
満月と星々が璃月を照らし、穏やかな風が吹く夜。
愛しい人の眠りを護りながら、愛しい人を想っている彼は
美しく微笑みながら、愛しい人の目覚めを待つのだった__。
鳴桜を包む(めいおうをつつむ)
さよならという言葉が必ずしも別れの言葉ではないと理解すること。
夜明け恐怖症🌙☕️様より
続きます。
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