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第八話
注意書きは第一話をご覧下さい。
水side
さっそく紫お兄ちゃんに聞いてみるとしよう。
水「紫お兄ちゃん」
紫「どうしたんや?」ズズッ←お茶を飲む
水「恋ってどういう病気?」
紫「ブフッ!!」←お茶を吐き出す
桃「きっったな!!」
紫「水ちゃん?!恋したんか?!」
赤「うそ、水っち好きな人いるの?!」
黄「それは気になるなぁ」
桃「誰が好きなのー?♪」
水「いや、なんか…青さんに一緒にいるとドキドキするって言ったらそれは恋やって」
水「どういう病気かは紫たちに聞くといいよって言ってきたから聞いてみた」
紫「なるほど…」
桃「水っちは青が好きなんだね…ちょっとショック…」
水「??」
赤「水っち、恋っていうのはね、その人のことしか考えられなくてヤバいってなったり」
赤「一緒にいるとドキドキする人に対する気持ちだよ」
水「なるほど…? 」
黄「水、カップルって知ってるか?」
水「それは知ってる…!」
黄「例えば両思い、好きな気持ちが同じで、告白して付き合うってなったらキスしたりするやろ?」
黄「それは恋してる、好き同士じゃないとできないと思うんや」
水「ほうほう…」
黄「好きな人からのキスだったら嬉しいやろ?」
水「確かに、好きだもんね」
黄「そう、でも、嫌いな人からキスされたらどう思う?」
水「…やだな…」ゾワッ
黄「そういうことやねん、恋っていうのはずっと一緒にいたい人に対して現れる気持ちだと思うんよ」
水「なるほど…!✨」
桃「さすが黄!わかりやすい!」
水「…あれ?てことは私…」
水「////」
紫「ど、どうしたんや水ちゃん?!顔が真っ赤やで!!?」
水「その…私…前…ナンパされた時…青さんに」
水「キス…された…////」
そういえばあの日キスされた時…嫌だとは思わなかったな…。
赤紫桃黄「…」
桃「…マジ…?」
水 コクコクッ
赤「…ちょっと説教が必要だな」
紫「呼んでくるわ」
なんか不味いこと言った…??
青「……」
桃「青、水っちにキスしたって??」
青「…しました」
紫「なにしとんねんっ!!」
青「いや…助けるために…」
赤「助けるまでにキスまでする?!するとしても唇に?!」
黄「普通ほっぺとかやろ…」
青「…スミマセン…」
水「みんなっ…大丈夫だから…!」
怒られてる青さんを見ると申し訳なくなってくる。
桃「水っちがそこまで言うなら…」
紫「許したるか…」
青「ありがと水〜!!」
水「…////」
青さんを見る度に顔が赤くなる。
これは結構重症なのかもしれない。
赤「そろそろ眠い…」
黄「せやな、寝るか」
紫「布団敷いてくるな」
桃「紫、俺も行くよ!」
紫「ありがと〜!」
時間はもうすぐ24時。流石にみんな眠い。
青「あ、そや水。今日は俺のベッドで寝てな」
水「え…?」
青さんのベッドはいつも青さんが寝てる。←当たり前
私はいつも布団を借りて寝ているから、今日もそうだと思っていたのに。
水「いつも通り、布団じゃないんですか…?」
青「布団は桃たちが来てるからもう余ってないねん」
青「だから俺のベッド使ってな?」
赤「ごめんね水っち!」
水「大丈夫だよ」
そうしたら青さんはどこで寝るのだろうか。
水「青さんはどこで寝るんですか?」
青「俺は普通にソファとかで寝るで」
それは流石に申し訳なさすぎる。
水「いえっ、青さんがベッドで寝てください!」
水「私がソファで寝ます…!!」
青「いや、遠慮しないでええんやで?」
水「申し訳ないです…!」
青「そんな思わなくてええって!」
青「水は女の子なんやから体を大切にせえよ?」
優しい、優しすぎるよこの人。だから恋しちゃったんだね私。
黄「だったら2人で寝ればええんちゃうか?」
青水「えっ…!?」
赤「確かに!それが1番いいかも!」
青「何言ってるん?!」
でもそれだと2人ともフカフカのベッドで寝れて一石二鳥では…?でも恥ずかしいな…////
青「てか、水はいいん?」
水「私は…大丈夫…です…////」
赤「じゃっ決まりー♪」
黄「楽しんでなw 」
青「おい黄?!」
赤「水っち」チョイチョイ
水「?」近寄る
赤「恋っていうのは時には攻めることも大事だよ♪」
水「攻める…わかった…✨」
紫「布団敷き終わったで〜!」
桃「何話してたの?」
黄「なんでもないで、さっ、寝よか」
赤「みんなおやすみ〜」
水「おやすみなさい 」
青「…じゃ、俺達も寝るか」
水「はいっ」
青「おやすみ」
水「おやすみなさい」
パチッと電気が消えた。青さんとは背中合わせ。なんだか寝れる気がしない。てか攻めるってどうすればいいんだろう。
水「…あの、青さん」
青「なに…? 」
水「恋のこと、聞いたんです」
青「…そ〜なんや」
水「私…青さんのこと好き…です////」
青「!」
これ攻めるっていう?!結構勇気振り絞ったよ?!今にも心臓爆発しそうだよ?!
水「…青さんは、どうなんですか…?//」
青「…水、こっちむいて」
水「?」クルッ←振り向く
水「!?////」
顔近いっ…////
青「おれも、みずのことだいすきだよ…?」
水「!」
眠いのかいつもより甘い声で言ってきた。
水「本当ですか…?」
青「んふっ、もちろん…♪ 」
青「だから、おれとつきあって?」
水「っ〜〜〜〜!✨」
水「嬉しいです…!」
青「おれもうれしいよ」ギュッ
水「わっ…!」
青「だからこのじょうたいで、ねかせて…?」
水「い、いいですよ…?/// 」
青「やった♪」
青「おやすみ、またあしたね」
今日はぐっすり寝れそうだ。