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※これは最終兵器俺達のヒラさんが自殺するのを止める一人の幽霊の物語です。創作苦手な方注意
ん、あれ、?
なんで俺こんなところで寝てんだ?見知らぬ廃墟の中で一人きりだった。見た感じ体の上半身しかなかった。そして横に顔を向けると、自分の遺体が転がっていた。
は?
どーゆとこ
なんで俺が二人いるんだ?なんで、あ、
そこで今気づいた、俺、死んだんだったな、でもなんで上半身だけ残っているんだろう。俺は幽霊になっていた。そんなことを思っていると遠くから何やら足音が聞こえてきた。そしてやってきたのは、 どこか見覚えのある一人の小柄な男だった。 そいつは縄を手に持って虚ろな目をしていた。茶髪の髪型にマスクをつけて、どことない雰囲気を漂わせていた。縄をどこかに引っ掛けていた。そこで自分の頭には一つの考えがよぎった。こいつ、もしかして自殺しようとしてる?そして縄を輪っか状にした時だった。俺は割れていた破片を掴んで縄を切りつけた。霊体だから意味あるのかはわからないが、こいつの自殺をとにかく止めなければいけなかった。何故だか分からなかったが、こいつを止めてあげないといけないような気がした。こいつは死なしたらいけないと、必死になっていた。そうすると、紐が千切れて、縄が落ちた。俺は初めて心霊現象を信じた瞬間だった。マスク男はため息をついて廃墟から出ようとしたが、俺はマスク男の肩に腕を巻き付けて掴まったマスク男は一瞬ガタッと倒れそうになっていたが、また歩き出した。 そして、マスク男はこう言った 「ちょっと、重いんだけど」 俺はハッとしてそいつの顔を見た すると、俺と目があった 思わずびっくりして、 「お前、俺見えるの?」と言ってしまった。マスク男はコクリと頷いた。 こいつ、一体何者なんだ
1話終わり