テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
2,082
1,771
放課後の教室は、色で満ちていた。
疲れた灰色。
笑い合うオレンジ。
帰りたい青。
いつも通り、全部が見える。
――ただ一人を除いて。
jpだけが、今日も無色だった。
なのに。
「……ya」
名前を呼ばれた瞬間、
視界が一瞬、揺れた。
色が、にじんだ。
「え……?」
世界が壊れたみたいに、
色同士が混ざって、滲んで、
俺の能力が、言うことを聞かなくなる。
頭が痛い。
息が詰まる。
「見るな」
低い声だった。
いつもの、淡々としたjpの声。
「……もう、俺を見るな」
初めてだった。
jpが、俺の“能力”を知っているみたいな言い方をしたのは。
「なんで……?」
問いかけた瞬間、
jpが一歩、近づく。
――怖い、はずなのに
その距離で初めて、
**白でも透明でもない“何か”**が見えた。
色じゃない。
感情でもない。
それは、深くて、重くて、
“色になる前に押し殺された何か”。
「俺はな」
jpが静かに言う。
「見られたくない感情を、全部捨ててきた」
胸が、ぎゅっと掴まれた。
「だから無色なんだ。
安心だろ。何も分からない」
――違う。
安心なんかじゃない。
「……それ、逃げてるだけだろ」
思わず、そう言っていた。
jpが、初めて目を見開いた。
その瞬間。
無色だったはずの世界に、
一瞬だけ、淡い赤が灯った。
すぐに消えた。
見間違いかもしれない。
でも確かに、見えた。
「……ya」
jpは、少しだけ困った顔で笑った。
「それ、見えたなら
もう戻れないぞ」
終わりが、
静かに近づいている気がした。
投稿頻度だーんと下がります
多分
なぜかと言うと学校がありながらかくのはめんどいしだるいし
です
あと脱獄ごっこProとスプラをしすぎて
かく時間がないんです!!
ばいちゃ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!