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放課後の教室は、色で満ちていた。
疲れた灰色。
笑い合うオレンジ。
帰りたい青。
いつも通り、全部が見える。
――ただ一人を除いて。
jpだけが、今日も無色だった。
なのに。
「……ya」
名前を呼ばれた瞬間、
視界が一瞬、揺れた。
色が、にじんだ。
「え……?」
世界が壊れたみたいに、
色同士が混ざって、滲んで、
俺の能力が、言うことを聞かなくなる。
頭が痛い。
息が詰まる。
「見るな」
低い声だった。
いつもの、淡々としたjpの声。
「……もう、俺を見るな」
初めてだった。
jpが、俺の“能力”を知っているみたいな言い方をしたのは。
「なんで……?」
問いかけた瞬間、
jpが一歩、近づく。
――怖い、はずなのに
その距離で初めて、
**白でも透明でもない“何か”**が見えた。
色じゃない。
感情でもない。
それは、深くて、重くて、
“色になる前に押し殺された何か”。
「俺はな」
jpが静かに言う。
「見られたくない感情を、全部捨ててきた」
胸が、ぎゅっと掴まれた。
「だから無色なんだ。
安心だろ。何も分からない」
――違う。
安心なんかじゃない。
「……それ、逃げてるだけだろ」
思わず、そう言っていた。
jpが、初めて目を見開いた。
その瞬間。
無色だったはずの世界に、
一瞬だけ、淡い赤が灯った。
すぐに消えた。
見間違いかもしれない。
でも確かに、見えた。
「……ya」
jpは、少しだけ困った顔で笑った。
「それ、見えたなら
もう戻れないぞ」
終わりが、
静かに近づいている気がした。
投稿頻度だーんと下がります
多分
なぜかと言うと学校がありながらかくのはめんどいしだるいし
です
あと脱獄ごっこProとスプラをしすぎて
かく時間がないんです!!
ばいちゃ