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「佐奈、ユメ。いくよ。」
「「はい!」」
私達は家を出てある場所へ向かう。私達の名前は「BLACK CAT」警察の中ではちょっと有名な盗賊団だ。私は陽菜。BLACK CATのリーダーだ。私の仲間のユメがまちなかで全財産入った封筒を誤って川に流してしまった。そして、生活費などを払っていたら借金まみれになってしまった、、、バイトもしてみたがそれでは足らず、お宝を盗むことになったのだ。
「ついたぞ、、、」
車から降りると、大きなお屋敷があった。玄関にはダイヤやルビーなどがおいてあった。私達はここの従業員になりすまして、お宝を盗むという魂胆だ。
「それじゃあ、いきましょう!」
私は門を開けて入る。すると、
「え!?」
「どうした、ユメ。」
ユメは焦ったようにいう。
「陽菜さんにもらった袋が消えたんです!!」
「え?!私のもってきた変装服ももない!!」
「静かに!」
私は口を抑える。したをみると、赤色のカーペットが敷かれていた。すると、扉の奥から人がやってきた。
「すみません、遅れてしまいました。私、ここの主様の執事である、鵜久森と申します。」
「よろしくおねがいします。」
奥から来たのは主様の執事と名乗る男だった。すると、早速このカーペットの説明を始めた。
「このカーペットは盗難対策です。何かを持ってここのカーペットの上を通ると、持っているものが消えてしまいますので、ご注意ください。」
「わかりました。」
すると、執事の人は私達の部屋へ案内してくれた。
「ここがあなた達の部屋です。」
そこには3つの部屋があった。部屋のとなりには「執事の部屋」
とかかれていた。私は一番右の部屋に入る。
「棚がありますから、持ち物はそこにしまってください。」
「わかりました。」
すると、執事さんはスケジュール表とバックパックのようなものを渡した。
「スケジュール表は一日の予定が書いてあります。バックパックを持ちきれないときのためのものです。」
「ありがとうございます。」
私達はベルト式のバックにスケジュール表をしまう。すると、
「すみません、、、ここの主様にお会いすることって、、、」
「バカ、、、そんなことできるわけ、、、」
「いいですよ。じゃあ、ついてきてください。」
「え!いいんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ。」
私達は執事さんの後ろへついていく。
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