殺し屋には死が付き物
同じ学校に通う見習いの殺し屋に負けてばかりでは、当然殺し屋にはなれない。
というわけでこの学校では、最悪殺してもいいことになっている。
力の差はあまりないようにされているんだけど、
やっぱり火事場の馬鹿力って言うのかな……当然のように死人が出る。
そして授業の時間がいつもと早いのは、対戦相手を伝えなければいけないからだそうだ。
そんなわけで1時間目は実戦。
全校生徒430人が校庭に集まる。
俺の対戦相手は当然のようにたっつん。
毎回俺とたっつんはペア。
前に俺は先生に、「なんで毎回たっつんと一緒何ですか。」って聞いたら、
「お前とたっつんには誰もついて来られないからだよ。」って言われた。正直、まだよく分かっていない。
「次、じゃぱぱとたっつん!」
先生が俺たちを呼んでいる。
「さーって行くか、……『フェニックスの羽』___」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!