続きです…!
⚠️太中⚠️
bl注意
お母さん『お茶どうぞ』
太宰『ありがとうございます』
お母さん『なるべく手短にお願いします』
太宰『はい、』
お母さん『そういえば、中也は今….』
太宰『自習をさせています』
お母さん『そうですか…』
太宰『本題いいですか?』
お母さん『はい』
聞くことは、中也に何故勉強させるのか、中也に何を求めているのか、中也をどう思っているのか、この3つ、中也は母親に逆らえない状態、つまり、何か気に障る事を言ったらヒステリックになるのだろう、落ち着いて話し合わないといけない
太宰『中也君かなり成績が良いですよ、なのに何故勉強をさせるんですか?』
お母さん『….その事ですか….』
お母さん『何か中也に吹き込まれでもしたのかしら』
太宰『違います、私が気になったのです』
お母さん『そう….』
太宰『答えてもらっていいですか?』
お母さん『まぁ、、、少しくらいならいいわよ』
お母さん『そうね….理由は1つ、落ちぶれて欲しくない、あの子には完璧で居てもらはないといけないの』
お母さん『いくら頭が良くても、運動が出来ても、いつか気が緩んで挫折してしまう、幾ら努力しても無駄なものは無駄なのよ、』
太宰『けど…それだけじゃ、子供が苦しむだけでは….?』
お母さん『あの子を愛しているからなのよ….!あの子を愛しているからこそ….あの子には悲しんで欲しくないのよ….』
太宰『そうですか….』
ただの自分の自己満….この人が愛してるのは中也自身ではなく自分に従順に従ってくれる中也だ…
所詮はただの親のエゴ….
太宰『じゃあ貴方は中也に何を求めているんですか?』
お母さん『完璧で有能な”人間”になってもらう事』
太宰『そうですか….』
太宰『(“人間”ね….)』
太宰『では最後、貴方は中也をどう思っt』
お母さん『すみません太宰さん』
お母さん『あまり私達には干渉してこないでください、中也には勉強を教えるだけで十分です』
太宰『ですが….』
お母さん『太宰さん、貴方は雇われてる側です….反抗する余地はないかと?』
太宰『…..分かりました….』
太宰『1ついいですか?』
お母さん『?』
太宰『もっと、中也くん自身を愛して、もっと寄り添ってあげてください….』
お母さん『….ふふっ』
太宰『?』
お母さん『そんなの当たり前じゃないですか!』
太宰『!?….』
太宰『そうですか….』
ガチャ
太宰『(あの母親、、、中也を道具にしか思ってないな…けど、何か訳ありな気がする….)』
中也『スー…スー…』
太宰『まだ寝てる….』
太宰『(可愛い….(ナデナデ』
中也『ん….んぅ…?』
太宰『あ、ごめん起こしちゃった?』
太宰『まだ寝てていいよ』
中也『だい…じょう…ぶ….』
中也『何してたんだ….?』
太宰『宿題』
中也『・・・』
中也『おまっ、大学生!?』
太宰『違う』
中也『は!?』
太宰『高3』
中也『!?!?!?』
太宰『3歳差だね?』
中也『はぁ〜!?なんかムカつく….』
太宰『酷〜』
中也『お前の考えてる事分からねぇ…』
太宰『分からなくていいです〜』
中也『頑固か(笑)』
太宰『….!』
中也の笑った顔はとても綺麗で、純粋無垢で…..とても可愛らしかった…あまりの可愛さに私はつい口を滑らして….
太宰『…..可愛い…』
と言ってしまった…..さすがに引かれたかな…..
中也『!?//』
中也は少し顔を赤く染めた
中也『気持ちわりぃこと言うな!!//』
太宰『あ、ご、ごめん、つい』
太宰『中也….』
中也『?』
太宰『何かあったら話してね』
中也のあのお母さんの反応、ヒステリックからして自分が悪いとは自覚していない…いや、自覚しないようと自分に語り掛けている、の方が正しい、もしかしたらまた中也にヒステリックになってしまうかもしれない、
もしもの為の保険みたいなものだ
中也『分かったよ』
中也『…..ありがとうな….』
中也『えぇっと….』
中也『太宰…先生…』
太宰『!?』
中也が初めて私を先生と言ってくれた今までは手前とかお前だったのに…!!
信頼度が高くなったのかな?嬉しいッッッ!!
太宰『中也ぁ〜….(泣)』
中也『何で泣いてんだ!?』
太宰『いや、嬉しくて….』
中也『そんなにかよ…!?』
太宰『うん….(泣)』
中也『ほら泣きやめよ…』
中也は優しく背中をぽんぽんっと慰めてくれた、暖かかった…
太宰『うん…』
私はすぐ泣きやめた
太宰『さっ!中也!ゲームしよう!』
中也『え、けど…お母さん….』
太宰『大丈夫大丈夫』
太宰『これだから♡』
中也『なるほど….分かった』
中也『あぁッッ!!また負けた!!』
太宰『まだまだだね〜(笑)』
中也『ぐぬぬ….もう一回だ!』
太宰『結果は変わらないよ〜!!』
中也『はぁぁぁあ!?』
ガチャ
お母さん『あの….声が漏れていますが….って…』
お母さん『ゲーム…..?』
お母さんの顔色が曇った
太宰『これは脳トレゲームです、』
太宰『これは勉強によく使われてるんですよ』
もちろん嘘
お母さん『そうなんですか…?ならいいですけど…』
お母さん『では..』
ガチャン
太宰『これなら文句言えないもんね!!』
中也『息抜きになっていいな』
太宰『でしょ?』
中也『もう一回やるぞ!』
太宰『…..思ったんだけど…』
中也『?』
太宰『中也前より顔色良くなったよねよく喋るし』
中也『そうか?』
太宰『うん』
中也『…..』
中也は少し頬を赤くしてから渋々
中也『手前のお陰かもな…/』
と言った
太宰『!!』
太宰『え〜何デレ期かなぁ〜?嬉しいなぁ〜?』
中也『絞め殺すぞ』
太宰『わー怖い』
終了です…!
誤字があったらすみません💦
見にくかったり長かったらすみません💦
ではさようなら〜!!
コメント
21件
よし母親やっつけておくから太中でてえてえしてな!
太宰さん高3!? ゑ………? 高3で頭良すぎ!? 私なんて……アハハハハ
ここここここ高3..????最高かよってか続き気になるぅうううう!!!