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☆☆☆
背後から強く打ちつけられる衝撃に耐えながら、橋本は呟かずにはいられなかった。
「くっ…こんな姿でいるのを誰かに見つかったら、マジでやばい……」
上半身はハイヤーの中。下半身はスラックスと下着を膝でキープしている橋本に、宮本が後ろから覆いかぶさっていた。
「陽さんのナカ、めちゃくちゃ熱くなってる。外でしてるから?」
「そんなの知らねぇよ…うっ、雅輝だっていつもよりデカく…なってる、だろ」
「だって興奮する材料がありまくりで、すっごく気持ちがいいですよ!」
橋本のワイシャツの裾から手を入れ、触れ慣れている突起をいきなり弾く。
「ヒッ!」
「締めすぎ〜〜! 陽さん、俺だけイっちゃう」
橋本の躰に触れた分だけ、ナカが締まることがわかっていても、たくさん感じさせたい欲求に宮本は素直に突き進む。空いてる手で橋本の肉棒を握りしめ、ゆっくり上下させて刺激を与えた。
「くぅっ! こ、れ以上ぉ、俺を…感じさせてっ、おかしくし、な…ぃでくれ」
「陽さんの声、すごくエロい。手の力を強めたら、もっとエロいのが聞ける?」
「バカなこと…言ってんじゃ、ねぇよ。一緒にっ、い、イキたくない…のか?」
掠れた声や敏感になってる躰の具合で、橋本が達しそうになっていることがわかっているからこそ、自分もそれに合わせなければと必死になった。さっきから橋本が感じるたびにナカを締め続けるため、いつ暴発してもおかしくない状態なのが、宮本としてはつらくもあり、嬉しくもある。
「陽さんに合わせてイキたいんだけど、俺が先にイっちゃうかもしれない」
「は? な、んで……」
橋本が首だけで振り返りながら、宮本の顔を見つめた。余裕のあるような面持ちはそこになく、眉間に深いシワを寄せて、腰をちまちま動かす姿がそこにあった。
「なんでなんて、言わないでほしいよ。陽さんめちゃくちゃ名器なのに」
「そんなこと言われても――」
「う〜〜っもうダメ、我慢できない!」
宮本は、橋本自身を掴んでいる手と腰の動きのストロークを、一気にあげた。いきなり与えられる強い刺激で橋本があっけなく達すると、宮本も前後させていた自身を引き抜き、外に向かって絶頂する。アスファルトに滴る卑猥な音で、宮本がイったことを橋本は知った。
「おい雅輝、これ……」
諸事情により両手が塞がっている宮本に、橋本はボックスティッシュを見せて、使うように促した。