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遅かったごめ、…5000いいね超えありがとございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちべ上がって発狂しました。
↓どぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
第三話 遊郭は危険な場所
「おいっ!離せよ!馬鹿なんじゃねぇの!」
あーー!こいつまじで人の話聞かないな…言葉通じてるんだよね?シカトしてるんじゃねぇよ!
ドスッ(琴葉をベッドになげる)
「いった、」
これ、完全に終わったよねぇ…私のこと妓女だと思ってるでしょ。いや、違うからね!?
「久しぶりの客だなぁ〜♡」
「楽しませろよ?」
…こんなことになるなら店を出なきゃよかったなぁ、、
「そ、その子を離して!!」
室内に一人の子どもの声が響いた。
え?子供…、
「チッ、お前なぁまたかよ」
明らかに私より年下で十歳くらいに見える女の子は豪華な着物に髪飾りをつけており、丸で小さい花魁のようだった。
女の子
「そ、その子を離してあげて!」
震えながら言う声は私を助けようとしている声に違いはなかった。
「ー、っ!」
一瞬の隙を見つけて私は鬼たちから逃げた。
「!、おいっ、、待て!」
ビリッ(琴葉の服が破れる)
「あ!…お前らなぁ !」
服を破くとかクソキモいでしょ!!でも、今はそんなことにかまってる暇はない…早く逃げなきゃ!
「こっちよ!早く!」
私より小さいのに、足速いし…めちゃくちゃ着飾ってる…此処にはこんなに小さい妓女がいるの?なんだか、可哀想だな…
「ね、ねぇ…!どこに行くのっ、、?」
このままこの子に着いていくわけにはいかない…、どこかで止まらなきゃ。
「…私も分からない、」
女の子は走るのをやめて私の手を振りほどいた。
「えっ?分からないってどうゆうこと?」
「だって、あなた。あのままだったら完全に鬼に食べられてたんだよ!」
た、食べられてたって…それじゃあ、この女の子はなんで鬼だらけの所に居たんだよ…、とっくに、食べられてるでしょ。
てゆうか、もしかしたらこの女の子も鬼だったりする?私を食べるためにこんなに遠い所に連れてきたとか?
あーー!!遊郭って本当に危険な場所すぎる!
「あのね…そんな目で見ないでよ、私は鬼じゃないから」
…違かった。この子は鬼じゃなかったんだ。じゃあ、、なんで…
「ごめん、じゃあなんであそこに居たの?」
「それは…私もあなたと同じ様に連れてこられて、、でも、奥の部屋に閉じ込められてただけだったよ。あなたみたいに危険な目には合わなかった」
しばらく女の子と話をした。女の子の名前は桃鈴(タオリン)と言うらしく、十一歳の禿(カムロ・ゆくゆくは遊女になる少女のこと)だそうだ。私と同じで妓楼が嫌になり逃げ出したところ鬼たちに捕まり、十日ほどあそこに居たらしい。
まだ十一歳か…、小さいのに辛かっただろうな…
「そっか…嫌だよね〜!妓楼って、頭おかしい人多いし、、」
私がそう言うと桃鈴も首を縦いっぱいに振って、頷いた。
「ほんとっそれ!みんなおかしいよ!」
さっきのキャラとは違い本性を出したかのように無邪気になった桃鈴は此処で一番分かり合える子だと思った。
「私も逃げれたことだし、、家に帰ろうかな〜」
「あ、そうだよね…桃鈴は此処の子だから家があるのか(小声)」
「ん?なんか言った?」
パッと顔を上げてすぐになんでもないよと言い、桃鈴の帰る姿を見つめた。
桃鈴が見えなくなってしばらくした時だった。
「琴葉ちゃん!居るなら返事してー!」
聞き覚えのある声だな、と思っていたらあいつだった。
「…廻さん、」
「あ!琴葉ちゃ、」
彼が私の方を見た瞬間、彼の動きは止まった。
「…?廻さん、、」
しばらく沈黙だった廻さんはそっと口を開いて言った。
「その、、服…」
「あぁ、気づいたら破れてて…走ったからかな?笑」
流石に、『破かれた』とは言えなかった。だから、うまく誤魔化したのにー
「嘘でしょ。鬼の匂いがする」
廻さん自体も鬼だ。鬼は人間や他のヒトと比べて嗅覚が優れているのは知っていた。まさか、バレてしまうとは…怒られるかなー、、誤った方がいいよね、?
「…そうですね。確かに鬼に破られましたよ?でも、無理やり着せられたので、、」
「違う!そうじゃない!!」
彼の強く鋭い声が森中に響いた。
「鬼に会ったんだろ…瑠璃楼に行ったんだろ…、」
「瑠璃楼?どこですか、それ」
私が捕まっていた所はどこなのか分からない。ただ、鬼しか居なかったのは分かる。
「っ、、瑠璃楼は野蛮な鬼が集う、遊郭最悪都市なんだ…そこに居たんだろ?」
遊郭最悪都市…そんなの知ってるわけねぇだろ!そんな顔するなら先に言っとけよ!だいたい、こうなったのはあの時、私を妓楼に引き止めたあんたのせいだからね!!普通に、助けてバイバイで良かったのに!
「はいはい、そうですよー私は瑠璃楼に居ました!」
あー!ムカつく!自分が巻き起こしたくせに、、
「ごめん、…こんなことになるなら、声をかけるんじゃなかった」
ポツリとため息をする様に吐いた言葉は私にはしっかりと聞こえていた。
「…そうだね、私も祈らなきゃよかった、、」
「え?…祈らなきゃよかった、、?」
うん。そうだよ。私が祈らなきゃよかっただけのはなしだったんだ。あの時、あの場所で、祈ってしまった。
「帰れるなら、帰りたい…」
「、そうだね。遊郭は危険な場所だから…」
【終わり】
次回は琴葉の過去編です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
投稿遅めで、めんご!!🥺🥺
おつよい〜(^_^)/~
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コメント
10件
おっけ!変えたるわ!w
ってか俺妹なん?wwww 男やけど完全なwwww