TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

〜白髪少女の恋事情〜

駄々をこねた結果、私は最後に入ることになった。

普通に入って行ってる三人は流石、総長、副総長、姫だ。本当に出来れば入りたくない…いくら優しいヤンキーだって言っても怖いよ、!

そう思いながらも入ることを決心しゆっくりドアをあける。

「お、お邪魔します…」

「総長!後ろの女の子誰っすか?!もしかしかて総長の彼女すか?!?」

「いや、ちが…」

と私が否定したが、西校ヤンキーズはマジか?!やら、あの総長が?!、やらと騒ぎ立てている。

どうやら…思い込みが激しいタイプらしい。

なんだか…ヤンキーです!!!って見た目だけど…悪い人達では無さそう。安心安心。

「総長に彼女ができたなら、ゆなさんは…」

「姫から降りるしか…」

「だから!!私は佑兎の彼女じゃありません!!幼馴染みです!」

私がいきなり大声を出したものだから、とても驚いている西校ヤンキーズ。

「そうなんですか?!」

「てっきり彼女だと!!」

そして騒ぎ始める。

賑やかなヤンキー達だ…

「えっと…とりあえず、桜井初伊です。訳あってしばらく放課後西校に居させてもらうことになりました。何卒宜しくお願いします。後は…結音の妹で、佑兎の幼馴染みです」

肝心なことに自己紹介をまだしていなかったのだ。

「初伊さん!宜しくッス!」

「初伊さんのあだ名どうする?」

「碧眼ちゃんとかか?」

「良いな!!」

「せ、せめて…もう少しマシなあだ名にしてくれないですかね…?」

「う〜ん…」

「碧眼ちゃんしか出てこねぇ」

そういえば…いいのあるじゃん!

「あおちゃん、とかはどうですかね…?ある友達にあおちゃんと呼ばれているので…」

「おぉ〜!」

「あおちゃん…あ!裏掲示板の?!」

「えっと…恐らく別人だと思われます…!」

「事情って…裏掲示板のことで何かあったの?」

…とりあえず…私の発言はフルシカトですか?!と叫んでやりたいところを抑えて…この人達勘良すぎない…?東校の人達とのことは西校ヤンキーズに知られないようにしないと!!

西校では…絶対何事もなく過ごすんだから!!

続く


この作品はいかがでしたか?

28

コメント

0

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store