お「ゔ…いっっっったぁ!!!!!」
お「っていうか、ここ何処だよ!」
お「あたしはただ…ただ……なんだっけ…?」
お「っま、まあそんな事はどうでもよくてだ!」
お「…ここはホント何処なんだよぉ…」
お「俺ここ知らねぇよ…」
自分が居たのは森の中だった。ざわざわと木が揺れる度に木漏れ日が漏れる。
…これを不気味と思うのは私が可笑しいのだろうか。
お「おっとまさか野宿コースか?コノヤロウ!」
お「…野宿はホント嫌なんだが???」
お「歩くしかないかなぁ。」
しばらく歩くと大きな洋館がその姿を現した。勿論見覚えなどない。
正面に大きな窓が3つあり、入り口はとても大きい。なんだかパイプオルガンみたいだ。
お「わお。でけぇ~」
その時後ろで何かガサッと音がした。草を踏んだ時の音だ。
何故自分がそれを分かるのか解らないが、兎に角後ろに人が居るということだ。
お「!?」
後ろの人が何かいっているが、此方からしたら知らない人にいきなり話しかけられたのだ。怖いだけだ。
なので私は走る。なんか後ろで言ってるけどどうせ大したことじゃないだろ。(フラグ)
洋館に逃げ込もうと扉を押した時、名を呼ばれた気がして声の方を向く。
?「おもちッ!!!!!!」
女の人がおもち、と叫んでいる。私の名はおもちだったのだろうか?
いや、女の人と言ったが声が男だ。男なんだ?女なんだ?どっちなのだろう。ただ、凄く懐かしい気がする
ちなみにあたしは扉を押し開けた時に無理矢理体を回したので、バランスをすっかり崩して後ろに倒れ込んでいる真っ最中だ。怪我確定だな。こんな確定ガチャいやだ!
後ろからの衝撃に、目を閉じ心の準備をしているが、そんなものは来る気配もない。
ぶつかるどころかどんどん落ちていっている気がする。疑問に思い目を開く。
私が最後に見たのは焦りながら此方に走ってくる男女さんだった。
続くかも
コメント
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何か、凄い!