愛に酔う
紫橙
今日は珍しく、2人でゆっくりとした時間を過ごす
彼はお酒を、自分はコーヒーを飲みながら
思い出話やこれからの事、沢山話しながら
不意に、彼と目が合う
「好きだよ」
自分でも驚く程
自然に出ていた
「あっ…えと…カフェイン…コーヒーのカフェインのせいだから!!///」
訳の分からない言い訳を言うと、彼は微笑み
チュッ
キスをしてきた
ほんの少しのアルコールの味
それだけで、クラクラとする
彼の顔をじっと見つめ
顔が真っ赤に染まる
こうしてずっと
君の愛に酔っていたいな
そう思った
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