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日本愛され
日本 前回と一緒の設定
アメリカ 〃
日本「ZZZ…」
ハッと目を覚ますとそこはオフィスだった。
最近、残業＆連勤漬けで眠気に逆らえなかったらしい。
そして、目の前に広がる上司から、押し付けられた書類の山。これこそ、悪夢だ…
日本「うわぁぁぁぁぁ、書類片付け終わんないよ〜！！」
日本「もう、PC見てると、目がショボショボする…歳かな？」
こんなにも周りは若い子でいっぱい…
私も、そんなに歳じゃないと思うんだけどな…？
もうすぐ、昼のチャイムが鳴ろうとしている頃…
？「Hi！日本、どうした？そんな死人みたいな顔して！？」
日本「死人だなんて…失礼ですね…元々この顔ですよ…」
？「そうか？休日は太陽みたいな清々しい笑顔してんのに？」
日本「太陽だなんて、大げさな…」
この方は「アメリカ」さん。私の同僚であり、私と違って優等生社員。
明るくムードメーカー。私とは、真逆の立場で生きる存在。
日本（あれ…この会話…どこか既視感が…？）
デジャヴ…？
日本「あ、アメリカさん、変なこと聞きますね？…どこかで私達同じ会話しませんでしたか…？」
アメリカ「What？何言ってるんだ日本？仕事のせいで頭がおかしくなったか？」
日本「やっぱそうですよね…今のは聞いていなかったことにしてください」
アメリカ「？？？（首を傾げる）」
私はこのモヤモヤを何なのか考えようと、一人の時間が作れる、お手洗いの個室に入った。
日本（この既視感…前、夢で見たことがあったとか…？）
その時、
グラグラッ ガタガタッ バキッ
日本「ッ！？な、何の音ですか！？」
地震だろうか？激しく地面や壁が揺れているのが分かる。
それと同時に、頭が割れそうな程痛む、頭痛がした。
日本「痛ｯ…！！？…私、な、なにか忘れているような…？」
頭の中にノイズがかかった、一部の記憶が流れてきた。
？「あ、アメ…ん！！大…すか！！？起きて…起き…いよ…！！」
日本（これは…誰の記憶だ…？それに…血まみれのアメリカさん…？）
やがて、数分経つと頭痛も治り、揺れも収まった。
日本「何か嫌な予感がする…」
階段を急いで進むと、
日本「何…コレ…？」
目の前には、血の匂いが嫌でも鼻につく、地獄絵図が広がっていた。
辺りを見渡してみると、見覚えのある、アメリカさんの服を見つけた。
日本「アメリカさ…ん…」
生きてたんですね！！良かったです！！という言葉が、喉元までせり上がっていた。
日本「…今さっき、見た光景だ…」
視線の先には、先程見た血まみれのアメリカがいた。
また、頭が痛む。
謎の地震…
アメリカさんの死…
自分だけ生き残る…
２周目のように感じる言動。
日本「あ゙ぁ゙…何…？これ…？」
そして脳内のノイズがクリアになっていくと同時に、忘れていたナニカを思い出した。
日本「そうだ…！！アメリカさんが…それで、私は１週目で瓦礫にぶつかって…記憶を失って…」
も、もし私が３周目を迎える時のために、少しでもヒントを…！！
近くに落ちていた、油性ペンを拾い、手にこう書いた。
・お手洗いの個室に入らない。
・アメリカさんを連れて会社の外にでる。
日本「よし…これで、多分だいじょう…ぶ…」
立ち上がろうとした瞬間、次は床に穴ができ、私はその暗闇の穴に落とされて…
そこから記憶がない。
コメント
3件
神
はーい（？）今回も日本愛されがなかったですね…すみません。 相変わらず、「高嶺の花」となんも関係がないですよね〜… 日本愛されを始めるには、まずアメリカを救ってからになります。 この最悪なループを日本は抜け出せるのか不安ですけどね。 ん？まず、話の内容がゴチャゴチャで何を言っているのか分からないって？ 簡単に言うと、「日本はアメリカを救おうとすると、必ず亡くなり、亡くなるたびにループをしている」ということです。以上で〜す✌
