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加茂憲倫の小説部屋🟪🟦
ゴンザレスドス衛門
第1話
時間は…シャーレの先生が就任する、数週間前辺り…
場所…とあるカイザーPMC基地
カイザー兵[クソぉ!!なんだよコイツラ!!]
ババババババババババババ!!!
カイザー所属のギラ・ズールがビームマシンガンを連射する
だが…進撃するジーラインらしきMSには一発も当たらず…
バシュゥゥゥゥ!!
ビームサーベルで胴体を切り裂かれる
ババババババババババババ!!!
カイザー兵[チィ!!コイツラ!!噂には聞いていたが…本当にジーラインの性能なのか!?!?]
別のところでは、ギラ・ズールがビームマシンガンを放ちつつ、後退するが…
バァキューーーーーン!!
突然真横から紅白のビームが飛んできて、上半身が消し飛ぶ…
カイザー兵[クソぉ!!来るなぁ!!]
バキューーーン!!バキューーーン!!
カイザー兵の乗るジェガンA2型がビームライフルを放つが
???[邪魔だ…]
バキューーーン!!
ペイルライダーDIIらしきMSがビームライフルを放ち2機のジェガンA2型のコックピットを撃ち抜く
ドカァァァァァァァン!!!
それと同時に背後のタンクに引火、大爆発を引き起こす
???[ふぅ…]
彼女は一息ついて…辺りを見渡す…
そこには燃え盛る炎と…その炎に飲まれ、崩れていく基地が月明かりに照らされ輝きを放っていた…
???[………戻るか]
彼女はそう呟くと…それと同時に各機に帰還の命令が下る…
彼女達は無言で承諾、そのまま帰投した
場所…ミネルバ級惑星強襲揚陸艦{ワルキューレ}、MSドック
???[ふぅ…]
???[ケナ!!お疲れ様!!]
ペイルライダーDIIに似た機体…ペイルライダーDIIIのコックピットから出てきた黒髪で、赤い瞳をした少女…進鳥ケナは、そのままコックピット付近の足場に掴まって降りた所で、近くに居たオペレーターの人智エアに抱きしめられる
ケナ[っぐぅ!?]
そのまま姿勢を崩し、倒れるケナ
ケナ[っぐぅ…辞めろ…は、恥ずかしいだろ…]
エア[ふふっ…そういう所も…可愛らしいですよ♡]
???[なぁにイチャついてんのかね〜…]
???[まぁ…良いじゃないですか、これはもう性分と言うかなんというか…]
彼女達のイチャイチャを前に…呆れる大人な女と最早悟っている女が居た…
大人な女は矛鷹フラガ、悟って居る方の女は又里カナエ…フラガはジム・ガンレイドの火力型Aを、又里カナエはジーラインツヴァイのランチャーアーマーを駆り戦場で戦う
そして今は休憩時間で有り、次に戦い備えて休息を取りに行く所であった
………
……
…
食堂
ケナ[はむ…もぐっ…はむ…]
ヒヨメ[ね、ねぇ…飽きないの?]
菜多里ヒヨメ…彼女は…軍用レーションの様な食事を食べる彼女にそう質問する…
彼女が食べていたのは硬いパン、最低限の味付けをして煮詰めた豆、加熱した合成肉、緑色のペースト状のナニカ、オレンジ色のスープが入ったコップ、ブラックコーヒー、そしてゼリー状の液体が入った袋、クラッカーであり、はたから見ればとても美味しそうには見えず実際味付けも簡素で粗雑…栄養素そのものは確保されているのだが…とても食べたいとは思えない
しかも彼女はいつも似たような物を食べる、朝も昼も夜も…同じ様な物ばかりを食べており、しかも携帯食もカロリーバーと栄養補給用のゼリー飲料、そして水である…
ケナ[っ?どうした?]
ヒヨメ[っひ!!い、いえ…何も…]
カナエ[実際どうかと思うよ〜…そんな味気ない物ばっかり食べて、君の味覚はどうなっているんかな?]
ケナ[っ???…どうしって…実家じゃあこれが普通…いやもっとひどいよ…実家のみんなは毎日これよりも変なの食べてるし…食べなきゃ戦えないし…]
シケミ[え、待ってこれよりも変なの食べてるの!?!?]
このチーム一番の常識人、シケミは驚愕する…
ケナ[うん…そうだよ…何か四角い箱に入っている…ブロック状の物と変な色の液体だけだった]
シケミ[え…待ってそれだけ?]
ケナ[うん…それだけ、あと…味はそんなにしなかったし、腹は膨れるけど…]
ヒヨメ[え…味しないんですか?]
ケナ[うん…味はしないよ?]
淡々とそう語る彼女に、ほかメンバーは引いた…それもそうだ、一般家庭に生まれ育ち、様々な食事に囲まれた彼女らは…研究所で生まれ育った彼女の逸脱した生活環境には到底理解できない…
そんな時だった
???[どうした?ケナ…ふぅ…]
その時…空いていた彼女の隣の席に…彼が座る
フラガ[お、おい…まじか]
シケミ[と、トランプアさん…]
そう…彼らのリーダー…トランプアであった
辺りには堅苦しい雰囲気が漂う…
トランプア[ふふっ…まぁそう堅苦しい雰囲気は良いから…実はとても嬉しい話が有るんだ]
ヒヨメ[そっ…それは?]
トランプア[実はだね…あの大企業であるイクスリート・コーポレーションからの多額の援助!!及びここで作られているジーラインツヴァイやペイルライダーDIII等のMSやモビルワーカー達のライセンス生産!!及び補給物資や支援等が受けられるように成ったんだ!!]
ケナ[おぉ~…]
あまりピンと来ていないケナに対して…他のメンバーは驚愕していた…
当然だ、なんせイクスリート・コーポレーションはカイザーコーポレーション等の名だたる大企業の中でも特に稀で…たった数年でカイザーコーポレーション達と並ぶ大企業に急成長を果たした大企業…そんな大企業がファントム・レイダーズの様な傭兵組織…それもMSを共食い整備したり他のMSやMAのパーツ等で補修する様な貧乏組織に対して破格の待遇を施したのだ
シケミ[ちょ、ちょちょ!?それってどういう!?]
トランプア[表向きはここにいる生徒の支援…実際はエースパイロットを実質アイツラ側に引き込む為だ、まぁ支援してもらえるだけありがたいけどな]
彼はそう語る…そうして事細かに情報を説明し、後は世間話をして終わった…
ネオストゲノミクス研究所
???[イグニス…フロイトス?調子はどうだ?]
イグニス[問題ねぇぜ…機体も万全だぜ、マスター]
フロイトス[問題ない、何時でも戦える、それよりも今回の相手はだれだ?マスター…強い程やり甲斐は有るのだが]
ネオストゲノミクス研究所のMSハンガーで…3人は話をしていた
片方の…赤い髪と瞳をしている女はイグニス…そして白い髪と水色の目をした女はフロイトス…二人は幾千もの犠牲の果に生み出された[ネオ・ヒューマン]の成功作であり…謎の40代中頃の男性の後ろには緑色のメッシュが入った黒髪の女性が居た
彼女の名は…[SNALM]…SECONDALLMINDの略式コードである
SNALM[私はイグニスのサポートを行うサポーター…SNALMでございます…それでは、よろしくお願いします]
イグニス[ふふっ…分かった、精々足を引っ張るなよ…]
彼女らは不敵に微笑む…そしてこれが─────
続く…
次回!!
とある任務に赴くブラックドック・レイブン隊…
その時現れた謎のMS達…
時を同じくして、別の部隊に謎の刺客が!?
次回!!
悪夢の幻影は…始まる…
コメント
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おお、これは熱い展開だね🔥 第1話からもうガンガン戦闘シーンが炸裂してて、一気に引き込まれたわ!ペイルライダーDIIやジーラインの名前がバンバン出てくるあたり、メカ知識がしっかりしてる作者さんだなって感じ。食堂でケナが食べてる粗末な食事と、周りの反応のギャップもキャラの立ち位置が分かりやすくてよかった。イグニスとフロイトスっていう新キャラも不敵でカッコいいし、次回の「紅と白の怪物」めっちゃ気になる!続き楽しみにしてる🔥