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ごめん。

読み切りって何かわかんなくて結局連載になった。


💣「人がいるとは…思っていなかった…」

これまでの経緯を話そう。

普段聞いているボカロを歌いたくなり、順調にサビあたりまで歌っていたところ。

彼の親友が偶然来てしまったのだ。

前はインターネットなど全然見ていなかったため歌うことがなかった。

だから初めて歌っていたところを、偶然見られてしまった。

そして彼は気恥ずかしくなり、時速130kmでここまで駆けてきたのだった。

時速130km。それは彼の限界速度を意味する。

いくら世界の死神と言えど、限界速度で走ろうものなら息が切れても当然である。

彼は今、彼らしくもなく大の字に倒れているのだった。

💣(この速度で走ったのは…一体何年ぶりだ…?嗚呼…置いて行ってしまったな…)

💣(……一体どう聴こえたのだろうか…)

彼も人である。

世界破壊者と言えど、やっぱり気になってしまうのであった。

💣(…何を聴こう)

彼のところには常に音楽があった。

正式に言えば、音楽のみと繋がっているモニターが宙に浮いて着いて来るのだった。

小慣れた手付きで検索を掛ける。

そこには、『マリーの架空世界』の文字があった。

ボカロらしからぬゆったりとした落ち着いた曲なので、深呼吸などもしやすいだろう。

彼なりのこの曲の素晴らしさは、重厚感と別世界のような歌詞、そして時計の音だ。

彼はこの曲も好きだった。

だがこの曲を聴いたあと、行動も心なしか遅くなってしまう。

一番好きな曲を後に掛けて先程の場所に戻ろうと決意するのであった。


聞いてくださいよ。

うちのPC万能で、『マリーの』までしか打ってないのに候補に『マリーの架空世界』が出てくるんですよ。

『よばなし』→『夜咄ディセイブ』

『めかくしこ』→『メカクシコード』

『ろすたい』→『ロスタイムメモリー』

『あくのむ』→『悪ノ娘』

『ごーすとる』→『ゴーストルール』

『きどうせん』→『機動戦士ガンダム』

『せんぼ』→『千本桜』

『てれきゃす』→『テレキャスタービーボーイ』

『でいば』→『デイバイデイズ』

『でこに』→『DECO*27』

『ぴのき』→『ピノキオピー』

『くろうさ』→『黒うさP』

すごくね?

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