朝、カズマサが医務室を覗くと、
クダリはまだ眠っていた。
相変わらず顔色は悪く、
目の下のクマは消えていない。
シャンデラがカズマサに気づき、近寄ってくる。
医務室のコート掛けにはクダリの白いコートと、
随分前にノボリが置いていった、スペアの黒いコートと帽子があった。
それにカズマサが触れると、
シャンデラもコートに見を擦り寄せた。
ノボリに思いを馳せているのか。
涙のようなものが目から出ている。
カズマサはこのコートをどうするべきか、
ノボリが消えてからずっと迷っていた。
ノボリが居なくなってからX年。
捜索届を出してから七年経てば、
その人は死んだ事になる。
いつ帰ってくるか、まず帰ってくるかわからない。
クダリが万が一これを見てしまったら、また…
カズマサはしばらく一人で悩んだ末、
それを駅員たちの空きクローゼットの中に隠した。
──────────────────────
『…ん、…?』
クダリは医務室で目を覚ました。
時計を見ると8時。
『え、ぼく…なにしてた?』
「シャン!」
クダリが体を起こすとシャンデラがすがり付いてきた。
『シャンデラ…?』
離れようとしないシャンデラに
クダリはどうすればいいかわからず固まる。
『…よく覚えてないや』
クダリは少し痛む頭を抱えベッドから降り、
ハンガー掛けに掛けてある白いコートを羽織る。
コートを羽織るとクダリの背筋は伸び、
高い背丈が更に高く見える。
『今日も全速前進!行こう、シャンデラ』
「…シャン」
シャンデラは元気なく頷き、
クダリの跡をついていった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
どうも、ぬしです
結構不定期更新ですが楽しく書いてます
話の都合でなんか短くなってしまったので雑談します
ぬし、サブマスはポケマスとアルセウスしかゲーム持ってないんですよ
ポケマスはホントにボイスありが…良い…👍
だがゲーフリに俺は一つ言いたい!!!
マジコスノボリクダリはつい最近追加されたというのに
その紹介動画でも
▲「クダリと2両編成、間もなく発車します!」
▽『ダイヤを守って、ノボリとスマイル!』
↑↑↑↑↑↑これが公式で出てるなら
なんでノボリさんはアルセウスに来てるんだ!!!!!!
2両編成引き剥がすな!!!!
と叫びたい気持ちでいっぱいですが
マジコスサブマスのビジュが良すぎて半分許しかけて…((いや許してませんがね
次回作のZ-Aで再開ストーリーとか来てくれませんかね
主人公がチャンピオンになった後、
主人公の元に差出人不明の手紙で呼び出され
その場所に行くと、シャンデラを連れた
サブウェイマスターと名乗る
謎の「K」という人物に出会い
タイムマシンで時を超え
ノボリに会いに行くとか言うストーリーありませんかね
ありませんかね(圧)
ゲーフリさんホントに再開させてくれ……頼む…
それではココらへんで
不定期で更新しますので気長にお待ちくださいませ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!