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#ご本人様には関係ありません
まるこ
164
tilde
7,000
25
やくそく
🩷💛
ご本人様には関係ございません。
花火の時間が近づいてきてあたりはあっという間に暗く、街灯が明るく光りだしていた。
周りにちらほら人はいるが、多くはなかった。
ここはもしかしたら穴場なのかもしれない。
穴場だが、ここを離れてはぐれてしまった3人と合流しなければならない。
🩷「仁人、俺まだ仁人のこと諦めてないから。」
💛「は、」
突然のカミングアウトに戸惑っている仁人は、目を大きく見開いていた。
🩷「俺のこと好きになってもらうまで諦めない、と思う。」
💛「思う、って何だよ。」
🩷「仁人だって、他の人のこと好きになるかもしれないじゃん。」
💛「は?」
🩷「その時、幼馴染の俺に縛られ続けても辛いっしょ。」
💛「…決めつけんなよ。
俺別に辛くない。離れないってやくそく したじゃん。」
💛「やくそくしたんだから、勇斗 のこと好きにさせてよ。」
🩷「いいの?仁人が俺に向かって笑ったりするたびに俺期待しちゃうし
仁人に触れたいって思うことも多くなると思うけど。」
俺にだってまだチャンスがある。
💛「…うん。いいよ。 」
🩷「やった。 」
そう言って俺よりも小さい体を、腕で包み込んだ。
🤍「あ、居た」
仁人を抱きしめていると後ろから逸れていた友達の声が聞こえた。
その瞬間、2人してお互いを突き飛ばすかのように離れた。
🤍「ごめん。邪魔した?笑」
💙「あ、おった〜。舜太ー! 」
❤️「どうしたんだいちゃん…ってこんなとこおったんかい!」
幸い、太智と舜太には見られていなかったようだ。
仁人の方を見ると、暗闇の中でもわかるぐらい顔が真っ赤になっていた。
🩷「仁人顔赤すぎ…笑」
💛「急に抱きしめてくるからだろ。」
🩷「言ったじゃん。触れたくなることもあるって。」
💛「普通言った側からやる?」
🩷「やる。」
💛「即答…」
少し呆れ気味な仁人を見てたら、空が突然明るく俺らをまた照らし始めた。
❤️「たーまやー!!」
花火だ。仁人に見惚れて気づかなかった。
当の本人は、大きな目を輝かせて空一面に放たれた花火を見上げている。
🤍「はーやちゃん。」
そんな仁人を眺めていたら、柔太朗から声をかけられた。
🤍「邪魔しちゃって悪かったね。」
🩷「いやいや、そんなんじゃねえよ笑」
🤍「まだ付き合ってない感じ?」
🩷「うん。でも言いたいことは言えた。 」
🤍「そっか。よかったじゃん。大きな第一歩だね笑」
🩷「舐めすぎだろ。笑」
柔太朗はよくいい感じにいじってきて、それにつっこんだりしてフレンドリーだ。
他の2人もだけど、柔太朗はずば抜けて優しいし周りが見えてる。仁人たちと話しているときに思った、 「テンポ感」がよくて喋りやすい。
そんな俺たちを気にしてそわそわしている仁人に俺は気づいていなかった。
💛side
💙「でかかったなー花火!!!」
🤍「ね。」
❤️「楽しかったわー!はぐれたときはどうなるかと思ったけど!!笑」
💙「俺こっちやしまたな!!」
❤️「おれもこっち!!」
太智と舜太はおんなじ方面だし、行きで一緒になった3人で帰えることにするか。
💛「俺こっちだし、柔太朗と勇斗と帰るわ。」
🤍「あーいや。俺寄りたいとこあるから舜太たちと帰るわ。」
💛「は!?」
あいつ!!空気読みやがって、
🤍「またねー。はやちゃんじんちゃーん。 」
🩷「おう!」
何でこいつこんな平然としてられるんだよ。むかつく。
ずっと勇斗の手のひらで転がされてる気がする。
🩷「仁人、帰るぞ。」
💛「…うん。」
🤍side
💙「柔太朗どこ寄るん?」
🤍「んー?」
曖昧の返事をして俺に舜太と目配せをする。
舜太はそんな俺を見て、ウインクを決めてきた。
🤍「だいちゃん。びっくりしても大きな声出さないでね。」
💙「え、なになになに!?怖いって!!!」
❤️「そんな怖い話ちゃうて笑 」
💙「まって、舜太は知っとるん?!」
🤍「まあ、俺らのことで言っときたくて、ずっと隠すのはなーって、
はやちゃんにも言っちゃったし、じんちゃんにも気づかれて、後しらないのだいちゃんだけって
可哀想じゃん?」
💙「勇斗も知っとるん?!」
❤️「実はな。笑」
🤍「で、俺らが言いたいのは、」
❤️「俺ら、実は付き合ってましたー!!」
舜太のその明るい声と対照的に、静かな時間が流れた。
💙「は!?まじ?まじで?」
🤍「まじ。」
💙「え、え?ちょっとまってまってまって、え? 」
❤️「待ってるよ笑」
💙「そこくっついとったん?まじかー!」
❤️「ごめんな。隠しとって」
💙「まあ、遅いけどおめでとう!!」
その言葉に俺らは目を合わせて、笑い合った。
🤍「ありがと!!」
❤️「ありがとな!!」
💙「柔太朗はそれのためにこっちの道来たん? 」
🤍「それとー。」
🤍「本人達の口から言って欲しいけど、あの2人今いい感じなの。」
❤️「あの2人ってはやちゃんんとじんちゃん?」
🤍「そ。」
💙「あの2人って幼馴染じゃなかったん?」
🤍「幼馴染だけど、ずっと一緒にいたらそういう感情も芽生えてくるよー。」
💙「へー。わかんない。」
🤍「だと思ったよ。」
💙「あ、俺ここや。また今度!
柔太朗1人で家帰るん?舜太に送ってもらわんでいいの?」
❤️「今から泊まりやし大丈夫やで!」
🤍「じゃ、おやすみ。」
コメント
3件
もうこれは 💛さん も🩷さん のこと好きだろって思うんですけどなんなんですか ⁉️⁉️⁉️ じれったいのが可愛すぎて ... 😇💘 🤍 さんいい役してますねありがとうございます ッ ‼️ うるち 天才すぎんか ⁉️
わああ第9話まで一気に読んじゃったよ〜!!😭💕 仁人の「離れないって約束したじゃん」からの「好きにさせてよ」、マジで胸が熱くなった…! 幼馴染同士のじれったくて尊い距離感がたまらなくて、花火のシーンで2人の空気が変わった瞬間、こっちまでドキドキしちゃったよ!! 最後、柔太朗と舜太のカップル発覚もびっくりした〜!みんなで見守ってる感じがすごく温かいね🌸 続きが待ち遠しいよ、うるさんありがとうございます✨