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#ヒカキン
グロキン
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飼い主様☆低浮上
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【オールスターダスト計画 悪魔降臨暦】
第4.5話【渋谷壊落編.2】
ASD発生から1年半、寒ア会はいつもの通り卵たちの対処に当たっていた
場所は新潟のロフト
バニラ「大方片付いたな」
アズ「…いつまでこれを続けるのだろうな」
私は疲れていた。
成り行きで反抗軍に入ったが毎日が戦いの日々。
敵の真の姿も見えない。
そんな終わりの見えない戦いを来る日も来る日も繰り返してる。
ミント「待て…人がいる」
バニラ「おーい!ここはあぶねぇぞ!はよロフトに隠れてろ!」
???「私が民間人に見えるか…?」
アズ「っ!!!誰だお前…!!」
???「ASD軍人間掃討部隊長…中田大田中」
バニラ「ASD軍…?…やっと卵と!?以外のやつが出てきおったか…!!誰だかしらねぇが…お前を殺してやる」
…
私はこの時、安堵した
ASD軍に所属する人間が現れたからではない。
この戦いを終わらせる兆しが見えた気がしたからだ。
しかし彼の気配は相当に大きい。
勝てるかどうか…
いやここで勝てば全てを終わらせられるかもしれない…
手足をもがれてでも食いつかねば
中田「やるか…?」
ドゥ‥!!
中田が凄まじい気配を放つ
アズ「っ!!」
私はすぐさま攻撃を仕掛けようと動いた。
しかし相手の方が早かった
中田「…グラビティフィールド」
ドォンッ!
アズ「がっ…!!!」
ミント「重い…!!」
バニラ「少しもっ動けへん…!!」
3人を凄まじい重量が襲う
ミント「っ…!!メンソールスラッシュ!!!!」
ドゥンッ!
中田「っ…」
アズ「大納言あずきっ!!!」
ミント「早くこんなこと終わらせるべきなんだ…!!」
中田「……お前らは…なぜ戦う…?」
バニラ「なんやて…?」
中田「私はASD軍で首領の次に強いとされている…はっきり言おう…人類はあの者には勝てない…私ですらその首領には敵わない…」
アズ「………!」
………
一瞬でも希望を抱いた私が馬鹿だった
正直言って目の前の男に勝つどころか渡り合う
ビジョンがほとんど見えなかった。
おそらく彼は隣ヤンなんかより遥かに強い。
そんな男がASD軍の首領に敵わない?
…もう何も考えたくない
こいつの言っていることが本当かなんてどうでもいい……
…………もう…疲れた
アズ「……私たち3人は…あなたの軍門に下ります」
ミント「何を言ってる…!?」
バニラ「イカれたか!?会長!!」
アズ「もう疲れただろう………終わりも見えなければ終わらせることもできない戦い…待つ結末は我々の死のみだ………もうこんな状態にうんざりだ…」
中田「………」
そして私とミントキン、バニラキンはASD軍の構成員となった。
人類の敵?
国の敵?
黙れ
私はこの世界では何も太刀打ちできない状況にうんざりしたのだ。
そんな世界…壊れるべきだ。
我々寒ア会は反抗軍を裏切った。
この情報が拡散されるのは思ったより速かった。
おそらく新潟のロフトの奴が撒いたのだろう。
…
今日、新潟のロフトを壊滅させた。
果たしてこれに大義はあるのか?
いや…そんなものどうでも良いか…
少し驚いたのはASD軍にグロキンとリョナキンがいたことだ
他にも鎖国キンとヘイトキンがいた。
首領というのはどこにいるのだろう。
……
渋谷に来たらケツキンに見つかった。
少し危なかったがバニラキンが能力でケツキンを奇襲してくれた。
ついに名の知っているものを殺めた…
これはこれで疲れる
…
ASD軍に入ってからもう3ヶ月経ったのか
早いものだ。
気のせいかもだが、反抗軍にいた時より心が少し軽い気がする。
…
今日、参謀の田中大田中とともに隣ヤンを襲撃した。
隣ヤンは苦い顔をしていた。
合わせる顔がない。
戦いづらかった
隣ヤンをあと一歩のとこまで追い詰めたが否定キンが割って入ったせいで逃げられた。
あの否定厨最後まで腹立たしい
田中としては反抗軍のメンバーを殺せたことに満足しているようだった。
……
隣ヤン「くそっ…なんでこんなっ…!!」
ASD発生からもう2年経とうとしている。
もはや日課とかした卵討伐に加え最近はASD軍の人間と戦うことが増えた。
少し前、寒ア会が裏切ったせいで戦況はさらに厳しくなった。
そして寒ア会と鉢合わせたケツキンが死んだ。
背後からナイフで心臓を突かれていた。
石Xキンは誰よりも悲しんでいた。
多分…あの場にオナキンが居れば暴走していただろうな。
この間は田中大田中とアズキンに襲撃され死にかけた。
その時、割って入った否定キンが死んだ。
昔からの友人が次々と死んでいく。
どうしてこうなるんだ
裏切った寒ア会だって悪い奴じゃなかった。
だがASDが発生してからあいつらは誰よりも暗い顔をしていた。
奴らが裏切った理由も察しはつく。
だが、戦う以上その命を奪うしかないのが辛い。
………
アズキンの最後の日記
明日、田中大田中と共にカニキンとエビキンを襲撃する。
ミントキンとバニラキンは
隣ヤンを襲撃するそうだ
……
そしてその日、戦いが起きた
田中は途中で戦線を離脱した。
多分だが田中は裏切り者である私を消すためにわざと逃げたのだろう。
…それから私はカニキンの電撃をくらい、エビキンの毒が回っている。
もう体が動かない。
🦐「アズキン……なんで裏切った…」
アズ「ゴフッ……私はただ……アイスを食べたかった………こんな戦い…どんな形でも終わらせたかった………でも……こうなるくらいなら…裏切らなきゃよかった……反抗軍として死にたかった…!!」
アズキンは最後に泣いていた。
彼も被害者なのだ
🦀「くっ……アズキン…!!」
そして私は死んだ。
………
隣ヤン「…わかっていたさ…いずれはこうなることくらい」
俺は今、かつての仲間の死体の前に立っている。
裏切ったミントキンとバニラキンはおれを襲撃してきた。
2人は死ぬ時、後悔からかASD軍のことを教えてくれた。
中田大田中…グロキンとリョナキン。
鎖国キン…ヘイトキン、そして謎のASD首領。
相手が少しわかった気がする。
本当に辛いものだ。
あいつらも裏切る選択肢以外があったのならそれを選んでいたと思う。
どうしてこんなことになったんだ。
必ずこの地獄は終わらせなければならない。
ASDから2年と4ヶ月。
この一日が一番きつかった
……
もう3年か
寒ア会の壊滅がトリガーとなったのか敵が攻めてくることが増えた。
グロキンにリョナキン。
鎖国キン、ヘイトキン。
この数ヶ月、渋谷で何百人も死んだ。
他のメンバーも渋谷以外に応援に行くことがなくなった。
行く余裕なんてない。
いつあいつらがくるかわからない。
もう渋谷のロフトもボロボロだ。
防衛線もほとんど機能していない。
……考えていることがある
一般人を渋谷のロフトへと残し、俺たちだけ拠点を移す。
逃げるわけではない。
あえて見つかるように移動して
あいつらのヘイトを俺らだけに向くようにする
………
今日、全てが変わった
オナキン、設Xキン、反社キンが帰ってきた
やっぱり生きてたんだ
終わらせられる気がする
敵はASDキン。
世界を壊す悪魔だ
はっきり言っていまは勝てる気がしない。
だが、なにか大きな歯車が回りはじめた。
ASD 絶対に許さない
………
隣ヤンの日記の最後には希望を見出した文が書かれていた。
これで彼の日記は終わり。
そして物語は第5話へと続く
コメント
1件
ここまで追い詰められる状況を、アズキンの視点でまっすぐに描いていて、胸がぎゅっとなりました。特に最後の「アイスを食べたかった」という台詞が刺さりました……皮肉だけど、あの一言で彼がただの人間だったんだと分かって、切なかったです。寒ア会の裏切りも、責めきれない。誰も悪者じゃないのに、どんどん壊れていくのが辛かったです。