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時空城編(暗黒の騎士)
時空の扉が部屋に入るためフラワーホテルに訪れた。
そこで出会ったのは未来で出会うはずのチーフとメイドだった。香菜梅達はチーフに部屋を開けてもらい、
メイドの戸井先輩と共に部屋に突入し、客室清掃を共にしながら扉を開放し、先輩と未来で会う約束をし、
時空の扉の世界に飛び込んだ。飛び込んだ世界は扉を超える前の世界と関係がある世界であった。
香菜梅達はその世界で時空城につながる階段を見つけた。
そして、その階段につながるビルを見つけた。だがビルに向かう途中に竜に襲撃される。
香菜梅の兄友也は香菜梅達を守るため神の力で竜を切り裂こうとする。。しかし、竜は友也の力を跳ね返した。
死の危機に陥った香菜梅達。だが奇蹟が起きた。
ビルの社員松下さんが特殊剣で竜を切り裂いた。
香菜梅達は彼女のおかげで時空階段につながる時空城階段にたどり着いた。
香菜梅達がその階段を渡ろうとしたそのとき、時空の騎士、黒騎士が現れた。
「なんて数なの?」
三保は驚いた。
「感心してる暇ないぜ。みんな行くよ!」
亜由美は剣を抜いた。
「おう。」
香菜梅達は騎士たちと激しい戦闘を繰り広げた。
「食らえ!時空乃呼吸十二解放雷神六連ソード!」
亜由美は剣で戦闘騎士を切り裂いた。
「今だ。三保!」
「うん。古の波動よ。汝の命に応え、今こそ暗黒の闇を打ち払え!ファイアーオブジェクトバスター」
三保が放った火の剣の力は亜由美が切り裂いた兵を焼き尽くした。
だが時空の暗黒の兵士は立ち上がった。
「我は人の軍。簡単には死なない。はー」
「なんだ。やつのような人間の意思を持つ兵士なんて見たことない。」
三保は驚いた。
「おそらく王が人間だからだ。やつが自分の意思を兵士に流したんだ。
だから自分の意思を強く持っているんだな。」
亜由美は言った。
「ここは俺に任せろ。食らえ。聖なる刃よ。今こそ我が汝の力となり古の悪しきものを祓いたまえ。
ライトオブ精錬!」
バン
浩雪が放った力は兵士たちを破壊した。
「わー。この我らが敗れるとは。だが悔いはない。王さま我に命をくれありがとう。」
兵士達は空に感謝の言葉を告げ、涙を流し消えた。
「行こう。」
亜由美達は暗黒の時空騎士を撃破し、さらに階段を上った。
だが上った先にまた次の階段があった。その階段には再び、兵士が待ち構えていた。
「ここは私に任せて。古の光よ。我が問いに応え悪しき黒騎兵を打ち砕け!フラワーライトイル―ジョン」
香菜梅が放った花力が兵士たちに襲いかかった。
「我にはそなたの能力は効かぬ。時空バスター!」
兵士は時空の力を使い、香菜梅の力をはじき返した。
「くっ、このままじゃやられる。」
「大丈夫。私が守ってあげる。食らえ、光の波動ミラーッジュバスター」
香菜梅に襲いかかった兵士の力は消えた。
「すごい。あなた、誰?」
「私は永尾雪だよ。この剣は私の鞘。松下さんから仕事頼まれてここに来たの。」
「そうだった。助けてくれてありがとう。」
「うん。感心してる暇ないわ。今倒した兵が立ちあがったわ。私だけじゃどうにもならないかもしれない。
サポートできる。」
「うん。」
「そのサポート俺がやる。後ろは頼んだ。」
「私も。三保、日登美、彼女のサポートを。」
「わかった。」
「行くぞ。」
雪は頷き剣を抜いた。
「切り裂け、聖なる剣よ。悪しき闇を切り裂け烈風ソード!」
雪が放った剣の一撃は兵士を切り裂いた。
「いまよ。香菜ちゃん。」
香菜梅は頷き、呪文を唱えた。
「古の光よ。汝の命に応え古の青龍の光を解き放て。ライトフラワー」
香菜梅が放った蒼き光は切り裂かれた兵士を破棄した。だが兵士は再び転生しようとした。
「今よ。亜由美ちゃん!」
「おう。時空剣よ。真の姿に蘇り、汝の命に応え、闇族を破壊したまえ。時空蓮華暁バスター」
亜由美が放った時空剣の力は太陽のような光で兵士たちを焼き尽くした。
その瞬間、兵士たちは苦しみ始めた。
「わっ」
そして彼らは灰となり消えた。
「助かったの?」
香菜梅は亜由美に尋ねた。
「ああ。雪っていったな。俺達を助けてくれてありがとう。」
「うん。みんなの役に立ててうれしい。私が案内できるのはここまで。」
「そうなんだ。もう少し一緒にいたかったな。」
「私も香菜梅ともう少し一緒にいたかった。だけどもうすぐ仕事終わるから事務所に戻らないと。
三時あがりだから。」
「そうなんだ。じゃあここでお別れだね。けどまた未来で会おうね。」
「うん。じゃあありがとう。」
香菜梅は雪を見送った。雪は香菜梅と別れ、階段を下り、戻った。
「さあ行こう。あと少しであの空の階段だ。」
浩雪は言った。
「うん。」
私達は階段を上った。ようやく空の時空階段に辿り着いた。だが階段には兵士が立っていた。
その騎士たちは弓軍だった。
「放て!」」
バンバン
「危ない!古の光よ。汝よ、守りたまえアーメン」
日登美が祈りを捧げた瞬間、光の結界が発動した。その光の結界が矢を跳ね返した。
「今よ。三保。」
「うん。聖霊よ。汝の光を解き放て。精霊ソード」
バン
時空弓軍が放った矢は三保の力により破壊された。その瞬間、軍は苦しみだした。
「くっ、我らが過去の人に打ち砕けられるなんて。なんて奴だ。くそ!」
弓軍は叫びながら灰となり消えた。
「二人とも助かった!行くぞ。みんな。」
亜由美は剣を握り叫んだ。私達は亜由美と共に最上階に向かって空の最終階段を駆けた。
駆け上がると瘴気が漂っていた。
友也は感じた。
「紗綾、香菜梅。俺の後ろについてろ。強い闇を感じるぜ。おそらくこれは時空家の部下だ。」
「なんだって。」
浩雪は驚き剣を抜いた。
「おそらく他の世界にいた人物だ。過去の世界に内通者がいる可能性もあるってことだ。相手は女性だ。
気をつけろ。」
「うん。」
三保たちは剣を構えた。私と姉は友也の後ろについた。
ゆっくり駆けあがると女性が立っていた。
その女性は少しぽっちゃりした体形だ。
服装はピンクのメイド服を着ていた。
「あなたは時空に飛ばされた香菜梅ね。あなたのことは時空家の王から聞いているわ。
私はあなたをこの先に行かせないように頼まれているメイドよ。あなたが先程いた世界の二年前の世界にいた
同僚よ。」
「知らない。」
香菜梅は言った。
「そうね。、まだ私に会ってないから。でもいずれ私とは会うわ。けどそれは叶わない。
あなたは戻ることができないから。私と共にあの世界で一緒に仕事するから。さあ行きましょう、
香菜梅さん。」
「断る。私は帰る。あなたと行かない!」
「残念だわ。じゃあここで死になさい。私は枩浦尚美チーフよ。さあ汚くなり死になさい。」
彼女から闇が解き放たれた。
「闇だ。防衛!」
浩雪は防衛結界を張り、闇を祓い飛ばそうとした。だがその闇は結界をすり抜けて、香菜梅に入り込んだ。
その瞬間、香菜梅は動けなくなった。
「しまった。香菜梅、大丈夫か。」
浩雪は香菜梅に駆け寄った。
「うん。だけど動けない。体が。恐ろしい闇を感じる。怖い。死にたい。私は何も悪くないのにただ帰りたい
だけなのに。なぜこんなに苦しいの。私、間違えたことしてないのに。どうして…こうなるの。
なんで、なんで…あ!」
香菜梅は叫び泣き崩れた。浩雪は香菜梅を抱きしめた。
「香菜梅、瘴気に呑まれるな。目を醒ましてくれ、香菜梅。」
しかし、香菜梅には声が届かない。香菜梅の頬から黒い涙があふれ出ていた。
「どうしたらいいんだ。俺は。」
浩雪は香菜梅を救えない自分を責めていた。
彼女を抱きしめながら。
枩浦(まつうら)はその光景を見て笑っていた。
「ふふふ。汚い彼女でいいから。そのまま早く闇に落ちて死になさい。」
友也は枩浦が笑っている姿を見て、怒りに満ち、剣を抜いた。そして、彼女のもとに歩き始めた。
友也は歩きながら呪文を唱えた。
「ゆらめく光よ。燃やせ高らせ某国の闇を照らせ。その王国に光を灯しその歌声を汝に届けよ。」
光が友也を包みこんだ。その瞬間、友也は紫と青色の衣装に変わった。
そして友也はその衣装をまといながら。剣を握り、呪文を唱えながら舞い始めた。
「朝よ。闇を光に照らせ。山海の彼方を超え、古の闇を浄化し、明くる朝を照らし、邪悪を打ち砕きたまえ。」
友也が呪文を唱えながら舞い、枩浦に着いた。
その瞬間、彼女は苦しみ始めた。
「くっ。これはなんですか。私の体が溶けていく。苦しい。」
声がした。
「それは枩浦さんの力よ。」
それは芳田雅子チーフ、戸井さんだった。
「芳田チーフ、戸井さん。どうしてここに。」
「私達は彼の舞の力でここに来た。枩浦さん、あなたはもう彼の力により消えるでしょう。
ですがまだ和解できる。それまであなたは元の世界に帰るのです。」
「わかりました。」
戸井さん達は頷いた。
時空国の枩浦という女は友也の舞により消えた。
その時、奇跡が起きた。香菜梅に入り込んだ呪詛が消え始めた。
舞により現れた戸井さん達は香菜梅に近づいて香菜梅に手を添え、彼女に言った。
「よくがんばったね。香菜ちゃん。きっと香菜ちゃんが元の世界に帰れた時、この世界と同じ現象がまた起きる。
けどまた私達と所長と乗り越えながら成長していこうね。また会おう。未来で。」
戸井さん達は彼女に告げ、この世界から消えた。
香菜梅は意識を取り戻した。
「あれ。私、助かったの。」
「ああ。友也が助けてくれた。」
浩雪は言った。
「お兄ちゃんが。」
「ああ。」
「お兄ちゃんありがとう。」
「ああ。」
「お前やるじゃん。どこでそれ覚えた。」
浩雪は尋ねた。
「わからないけどなんか使えた。たぶん未来でも使えてるのかもしれない。」
友也は言った。
香菜梅達は頷いた。
「じゃあ行こうか。」
亜由美は剣を抜き、告げた。香菜梅達は再び階段を上った。
階段先に城の姿が見えた。
「城だ。みんな、門が見えるぞ。走れ、あと少しだ。」
亜由美は香菜梅達に言った。
「うん。」
私達は城をめがけて階段を走り出した。その時、階段が揺れた。
「何?」
私達は階段の城の前を見た。城の前に女性が立っていた。
その女性は髪をくくり、足を広げ、剣を突いて目を閉じ、呪文を唱えていた。
服装はピンクのズボンにピンクと白のポロシャツを着ていた。
「我が名は前江田譽。あなたを排除するものなのよ。あなたをここから出すわけにはいかない。
あなたにはここで死んでもらうわ。崩れていきなさい。」
彼女の言葉はこの世界を支配していった。
周りが彼女の言葉ですべてが崩れていった。
「まずい。崩れるぞ。走れ!」
「うん。」
私達は亜由美の叫びにより、亜由美と階段を走り続けた。
しかし、彼女の力は全てを崩壊させる言葉の力であり、私達の動きを崩した。
私達はなんとか上がれた次の瞬間、香菜梅は階段から落ちた。
「しまった。香菜梅!」
「浩雪君!私は大丈夫。必ず戻るからみんなで彼女を破壊して!」
「わかった。待ってるぞ。」
私達は手を伸ばした。
そして私は消えた。
「よく無事ね。ほめてあげる。」
前江田は笑った。
「お前の褒めは必要ない。貴様を破壊し、香菜梅と無事帰る。覚悟せよ。」
「あの子は戻らない。」
「戻る約束したからだ。」
「そう。ならこの私を倒して。さあ来なさい。」
前江田は闇を解き放った。
ピカー
「時空乃闇よ。邪悪な光の剣士を破壊せよ。ダークファンタジーロード!」
前江田は闇を解き放った。
その闇は浩雪に襲いかかった。
「無駄だ。聖なる光よ、環が光を解き放て。精霊リングソード!」
浩雪が放った光は前江田の力を浄化した。だが力は彼女の方が上手だった。
「くっ、このままじゃ。」
「私に任せて。フラワーライト。」
三保は光で前江田の力を切り裂いた。だが前江田の力は再生した。
そして、三保に襲い掛かってきた。
「くっ、なんて強さなの。」
「私がなんとかする。イル―ジョンバスター。」
日登美は前江田の力をイル―ジョンの力で再現し、本体を破壊した。
前江田は苦しんだ。
「あー。」
「今よ。亜由美ちゃん、紗綾、友也。」
「おう。行くぞ。揺らめく光よ。風の海そろえて光の海となり、思いを寄せ、悪因を光に変えたまえ。
彼方の空に解き放て!光悪除霊バスター!」
友也は浄化の力を解き放った。
「今だ。紗綾。」
「うん。聖なる光よ。闇を消し去りたまえ。七色光ソード。」
紗綾の力は友也の力と融合した。
「最後は私がやる。時空剣よ。すべての力を吸収し邪悪なものを破壊せよ。」
時空剣は友也たちの力と融合した。
「行くぞ!前江田。食らえ。これが私達の絆の力だ。時空精光颯花烈風ソード」
前江田は切り裂かれた。
「あー、この私が敗れるとは。だが私はここで終わってもまた香菜梅と会う。
未来で。ここでの役目を終えただけだ。けどこれで満足だ。また会いましょう。ふふふ」
前江田は笑いながら姿を消した。
「終わったな。」
「でも香菜ちゃんが戻ってこない。」
姉は心配そうな顔をした。
浩雪は言った。
「大丈夫だ。君の妹は必ずここに戻る。みんなで待とう。」
「うん。」
姉はうなずた。
浩雪は時空の空を見上げ、心の中で思った。
「香菜梅。無事で居てくれ。」
一方、香菜梅は死の世界にいた。
「ここは?」
「ここは死の世界。もしくは夢の世界ともいう。いわゆる眠りの世界だ。この世界は未来とは違い、
生活していても何も変わらぬ世界だ。なりたいものでもなれる。そして、恋もできるのだ。
私が作り上げた世界よ。」
「あなたは誰?」
「時空家王妃。セイヌス・アリスよ。」
彼女は美しかった。だが悲しい顔をしていた。
「私はどうしてここにいるの?」
「あなたは私が連れてきた。力は私の使い魔の前江田の力だが。」
「なぜ私を?」
「あなたにもう一度やり直してほしくてここに連れ込んだ。仮にそなたが未来に帰っても苦労するだけに
すぎないと思って。」
「私はそうはそうは思いません。この世界は寂しくて悲しくてならない。私はそんな世界を望まない。
私は人にはいろいろな人生があると思います。けどだからこそ過去に縛られてはいけないのです。
たとえ過去に何かあっても人は成長していく度に変えられることができるのですから。」
「あなたの言う通りそうかもしれません。けどもう遅いです。あなたの本体はあそこです。」
香菜梅は彼女のそばを見ると十字架にかけられた私がいた。
「どういうこと。」
アリスは言った。
「あなたの体は私が持ってる。今のあなたの姿は魂でできたあなた。だがあなたが私の言うことを受け入れれば
私の傍にいる肉体はあなたと一つになり、ここで生活できる。あなたが断ればあなたは一生この十字架に
縛られたまま。ここから出ることもできません。」
「くっ」
「お願い、受け入れて…」
アリスは涙を流した。
「そんなことさせない。」
青年が歩いてきた。
「晶樹君。どうして…」
「浩雪が君に祈りを捧げ、俺が甦った。」
「来てくれてありがとう。」
晶樹は頷いた。
「死んだ人間はおとなしく成仏しなさい。時空波動!」
アリスは時空の力で晶樹に攻撃した。
だが晶樹には彼女の力が聞かなかった。
「なぜ。効かない。」
「おまえ、この世界を死の世界と言ったな。つまり俺は平成十九年、8月に川の事故で亡くなった。
つまり、死の人間である。そしてその魂は友達の浩雪の中で眠っている。彼の意思と共にな。
だから俺に攻撃しても無意味だってことだ。」
「くっ」
「香菜ちゃん、俺の手を握れ!」
「うん。」
香菜梅は晶樹の手を握った。
「アリス。この世界が消え、彼方に落ちろ!」
彼が叫んだ瞬間、死の世界は崩れた。
「あー、この私の世界が! 王様助けて!」
アリスは涙を流しながら消えた。その瞬間、死の世界が消え、一つのピンク色の世界が城と繋がった。
「終わった。さあ行こう。みんなのところに。」
「うん。」
香菜梅と晶樹はピンクの世界を渡った。そして、城の前にたどり着いた。
「香菜梅1」
浩雪は香菜梅を抱きしめた。
「浩雪君。みんな、待っててくれてありがとう。」
「うん。俺達は香菜梅が戻ることを信じてた。」
香菜梅は微笑みながら頷いた。
「晶樹。礼を言う。俺にはお前を呼び起こす力があるようだ。」
「ああそうだ。だが浩雪。俺が戦えるのはここまでだ。この先は君の力で行くべきだ。
だが何かあればまた呼んでくれ。俺は死の天の世界で見守っている。」
「ああ。また会おう。晶樹…」
晶樹は笑って消えた。
「晶樹君どこに消えたの?」
「死の世界に消えた。彼がいる場所は天の世界だ。晶樹は俺の力の源だ。俺には魂を甦らせ、
人を救う力がある。だからこの癒しの剣が使えるんだ。」
「そうなんだ。きっと未来のあなたもきっと今のあなたと同じかもしれないね。さあ一緒にまた戦おう。
最後まで。そして戻ったら友達になろう。」
「ああ。さあ行こう次の場所へ。」
香菜梅達は頷いた。私達は時空城の門を開けた。
門をくぐると兵士が倒れていた。
「これはいったい?」
亜由美は驚いた。
「私がやりました。」
倒れた兵の前に先生が立っていた。
「赤城先生。どうして?」
「私は無能力です。だから私にはこれしかできません。生徒を守るのが、私の使命です。この先は、
私は行けません。気をつけてください。」
「ありがとう。先生、行ってきます。」
亜由美達は先生に別れを告げた。先生は元の世界に帰った。
「さあ行こう。城内へ。」
香菜梅はみんなに告げた。
私達は時空城の場内に突入した。
一方、時空家は私達の動きに気づいていた。
「あなたごめんなさい。私には彼女を殺せなかった。」
アリスは涙を流した、
時空王は王の間から立ち上がり。泣き崩れる王妃に近づいた。そして、王妃の頬に触れて言った。
「アリスよ。君は私のためによく尽くした。もう悔やむ必要なんて何もないんだ。さあ立ちなさい。
ここから先は私の役目だ。」
アリスは言った。
「王様。あなたはかつて人間でした。あなたは私を止めるため彼方の世界を守り、自らの意思で私を選び、
記憶も捨て、人の感情も失い、ここにいる。それは私の責任になります。だからこのアリスにはあなたの人
としての戦いを見る役目があります。私は戦わないけど、あなたを愛しています。
どうか傍にいさせてください。夕日様。」
「王妃。私は自分の名前さえ忘れたというのに君は私の名前を覚えているようだな。」
「はい。夕日、それが王様のお名前です。」
「涼宮夕日という名が我が名前か。」
王妃は頷いた。
「ありがとう、アリス。だが私はまた忘れる。その度にアリス、もう一度私を名前で呼んでくれ。」
「はい。」
王は微笑みを見せながら言った。
「さあ行こうアリス。奴らを退治しに。」
「はい。夕日」
アリスは王の手を取り、軍と共に向かった。
一方、セイランは軍を率いて、二階に向かった。
私達は場内の一階にたどり着いた。
「これは!」
兵士が私達の前に現れた。
そこには魔の女が立っていた。
「我が名はグレンの騎士レイクレア。貴様は我がグレン隊に滅びここで敗者となれ、はー」
クレアは兵士を率いて私達に襲いかかった。
「ここで死ぬわけにはいかない。我が世界に潜む時空兵士よ。我が命に応え奴らを切り裂け!はー」
時空兵が現れた。
「くっ、貴様も時空兵を持ってるとはな。まあ貴様の軍はこの私が破壊してやろう。はー」
「そう簡単には行かないよ。はー」
亜由美が率いる時空軍と時空家のグレン隊との戦いが繰り広げられた。
「俺達も行くぞ!悪因彩華ソード!」
友也は彩華術を解き放ち、剣で切り裂こうとした。
「くっ、こざかしい。」
「まだよ。聖なる光よ。汝に応え古の光で打ち砕け!ラートンオーバー」
三保が放った光がクレアに命中した。しかし、クレアは再生しようとした。
「させない! 聖なる源よ、今こそ邪悪な闇を払いたまえ。精霊除律ライト!」
日登美の放った癒しの光はクレアの再生を抑えた。
クレアは苦しみだした。
「あー痛い痛い―」
「今よ。香菜梅、浩雪」
「おう。食らえ。紅蘭の光よ。悪しき闇を破壊したまえ。紅蘭烈風ソード!」
浩雪はクレアの体を切り裂いた。その瞬間、クレアの再生も元が見えた。
「見えたぞ。今だ。香菜梅。」
「うん。光の精よ。光を邪悪な力に与えたまえ。ライトインソード!」
香菜梅は光の魔法を解き放った。
その瞬間、クレアに香菜梅の力が入りこみ、クレアの力が浄化された。
「あー、この私が敗れるなんて。だが貴様が元の世界に戻ってもまた世界は崩れる。せいぜいあがきたまえ。
ははは…。」
クレアは笑いながら消えた。
「今よ、亜由美ちゃん。」
「おう。我が兵ども、私と共に時空家の兵を打ち砕け。」
「はっ、我が亜由美と一つになり、奴らを切り裂け食らえ!時空破壊ソード!」
「これで終わりだ。時空烈風破壊ソード!」
時空兵同士の戦いが繰り広げられた。だが力は亜由美、時空兵が上手だった。
「わー、このグレン隊が敗れるとは。クレア様、私も共に参ります。」
兵士は空へ叫びながら死んだ。
「なんとか倒した。先を急ごう。」
私達は頷き、亜由美と共に階段を上り二階に向かった。
一方、セイランは兵士が死ぬ瞬間を水晶で見ていた。
「ついにここまで来たわけだ。いよいよ私の出番というわけか。三人来ようとこの巫女、セイランには勝てぬ。」
「それはどうかな」
使い魔エリアスが現れた。
「どういうこと。」
「彼らはみんな君を超える力がある。一人なら君も倒せますが。」
「ではどうすればよい。」
「ここは我にお任せさい。考えがあります。」
「承知。ではそのたに任せよう。」
「はっ」
使い魔は消えた。
「さて私も戦闘に入りますか。」
アリスと夕日
僕は涼宮夕日、社会人だ。 僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、蓮花というチームの踊りの
練習をしたりして楽しい充実な日々を過ごしていた。だがそんな日は長くは続かなかった。
突然嵐がおこり、各地で地震がおきて大変な状態でした。 空からは黒いかけらが落ちてきた。
伸多郎は俺に問いかけた。
「夕日、あの空から降ってくる欠片はなんなんだ。それに胸が苦しい、息ができないくらいだ。
皆もそう言っている。地面の揺れも止まらない。教えてくれ」
「あれはアルテミス呪だ」
「アルテミス呪ってなんなんだ」
伸多郎は彼に尋ねました。
「昔、父と母に聞いたことがある。この宇宙と地球の間に時空国がそんざいすると。 その時空国はセイヌス国
というくにらしくて。美しい国みたいだ。王はこの地上にいた 旭という男らしい。
もう一度もこの地に帰っていないが、王になったのではないかって親はいつもいっていた。
噂だがな。その噂は時空国が時空の力で伝えてくれてるんだ。毎年、その時空国の光りの欠片がお祭りで
落とされるんだ。俺らが踊りで舞をしているときに。毎年、八月の祭りの日にだが。
けど一部のひとしか知らないんだ。だがこの話は嘘ではないんだ]
「ああそうだな。俺も祭りでお前と舞をしたとき、降ってくるのみたことあるから。じゃあ今降ってる
欠片は黒いがなんなんだ」
「あれはアルテミス呪のかたまりのかけらだ。時空から降ってきている。 降ってくる理由はかつて
初代王サファリがこの地上を時空の闇、ダーラの力で支配していたんだ。どうしてしていたかというと旭の妻、
クラインの両親がアルテミス・サファリ王に塔に閉じ込められ 封印されていたんだ。
クラインの母が罪を犯したと思い込み、その罪を娘のクラインに責任を取らせたんだ。
だがクラインが旭を時空国に連れてきた瞬間、時空国に変化が起きたんだ」
「変化って?」
「旭が時空乃神から時空の神の力を信託し、その力でダーラの呪を封じ込めたからサファリが犯したことが
間違えであるということが分かったんだ。クラインの両親は闇の力からから解放され 目覚めた。
そしてサファリはクラインの叔母、ゼウスに処刑され、この世から姿消えて、この地上と時空国セイヌス国
はゆがみと闇か らすくわれたんだが、サファリは一族に恨みを持ち、怨念としてアルテミス呪となり蘇った
ときいている。そのアルテミス呪がいま宇宙の時空国のすぐそばにあり、その力がこの地上に欠片となり
降ってきてるんだ」
「そうだとしてもお前の力ではなんとかならないのか」夕日は黒い欠片をどうにかする方法を考えていた。
そのとき、空が暗くなり、青い雨が降った。人間は雨だと思い、傘をさす等をする。
僕は雨だと思い傘をさした。だが雨は止み、風が吹き、花ビラが降ってきた次の瞬間、今度は光が大量に落ちて
きて地面が揺れた。 僕は傘を閉じ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、
靴は白いヒール靴を履いていて、髪の長い少女が手を広げ舞っていた。
僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。
僕が、見上げた空に巫女がいたその巫女は子供の頃、読んでもらった絵本にでてこなかった巫女だった。
彼女は、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。
さあ闇の力の源となる珠よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。闇を解き放ちたまえ。ダークオルフェード!」
闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の体に
入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。
アリスは手を広げ笑った。
「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」
夕日は仲間が闇に侵され倒れた瞬間ををた。彼は仲間に駆け寄った。
「おい。しっかりしろ。伸多郎。」
「夕日、俺はもう助からない」
僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。
僕が、見上げた空に巫女がいたその巫女は子供の頃、読んでもらった絵本にでてこなかった巫女だった。
彼女は、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。
「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。さあ闇の力の源となる珠よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。
闇を解き放ちたまえ。ダークオルフェード!」
闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の体に
入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。アリスは手を広げ笑った。
「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」
夕日は仲間が闇に侵され倒れた瞬間ををた。彼は仲間に駆け寄った。
「おい。しっかりしろ。伸多郎。」
「夕日、俺はもう助からない」
「大丈夫だ。そうだこれを付けろ。光のペンダントだ。少しは体の呪詛を浄化できるはずだ」
「ありがとう」
夕日は頷き、伸多郎に光のペンダントを付けた。その瞬間、彼の体は浄化されて言った。
「これでひとまず。どうにかなる。俺はあの闇をとめてくる。ここにいろ。きっと何とかするから」
伸多郎は頷き、眠った。夕日は北北西の方向へ向かった。演舞に着る衣装をまとって。
そして彼は北北西の町にたどり着いた。空を見上げると巫女が笑いながら舞っていた。
僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。 物すべて別の建物、景色に変わっていた。
「君が、殺したの?」
僕は彼女に尋ねた。
彼女は答えた。
「私が殺した。」
彼女は笑っていた。
「なぜみんな殺した。僕は、今どこにいる。」
「なぜってそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地に来たの。
あなたがいる場所は過去の世界。 私は未来の世界を過去に変えただけ。だから人も建物も変わる。
素晴らしいと思わない?夕日は叫んだ。
「お前か。俺の仲間やこの世界の人を闇に染めたのは」彼女は地上に舞い降りて言いました。
「そうよ」
「なぜそんなことをした。」
「我が国を救うためよ。」
「そんなことはしてはいけない。誰の命でしている?」
夕日は尋ねました。彼女は言った。
「私の父よ。父はかつて人でした。ですが私の母、クラインのご両親が亡き、アルテミス叔父様の命で塔に
閉じ込められていたのです。お母さまは両親を助けるため、この世界を救うため私の父を連れてきたのです。
父は王になり、この世界と時空国を救ったわ。けどそれも長く続かなかったの。ゆがみはいまも続いてる。
ゼウスの力でも試したわ。時空国の力でもでも時空のゆがみは収まらなか った。原因はわからない。
だから父は一度この世界をリセットし、新たにゼウスの光りと、時空の力でこの世界を救おうと考えたの。 」
「我が国を救うためよ。私はそれを成し遂げるためにきた。この世界と時空のために」
「それは間違っている。」
「なぜ?」
彼女は夕日に尋ねました。夕日は彼女に告げました。
「この世は仏性で備わっている。人の心にも。巫女、動物にも仏性がある。自然にも。この仏性は、
エネルギーの源であり、宇宙と地球の間に存在する。私達には見えないが。それを時空という。
だから我々は地上からでることができない。その時空は君らのことを さしているんだ。俺もその一人である。
ここを支配する代わりに自分を連れて行ってください」
「彼女はその言葉に惚れた。彼女は尋ねた。 「そうすればあなたは記憶もすべてなくし、ただの時空王になるの
よ。それでいいの」
「ああ。この世界と君が救えるなら構わない」
彼女はその言葉を受け止めた。そして彼を抱きし、告げた。
「あなたの言葉を信じ、あなたを連れて行きましょう」
彼は頷いた。二人は抱き合い、空へと消えた。その瞬間、時空国は光った。そして地球にも光が放たれた。
彼女の涙は彼の言葉により消えた。やがて彼女は彼の前に舞い降りた。
「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう」
彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。
「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれて
ありがとう。最後に聞かせて、あなたの名前を。」彼は言った。「俺は涼宮夕日だ。君の名は?」
「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで、夕日。」
「ああ。よろしく。私のアリス。」
アリスは微笑み彼に靠れた。二人は口づけをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に戻り、
人々から彼の存在は消えた。
これが時空のすべての始まりである。
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