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詩乃side
レッスンが終わった直後
《 君の笑い声を 》
お姉ちゃんの久しぶりのワンマンライブ。可愛い唯一無二の声が会場に響き渡る。
もちろん一応変装はしてる。ただでさえ関係者席に座ってるからねwちなみにだけど隣には…
「♪」
ノリノリのれるさんがいます。この二人仲良いんだよなぁ?よく家に来たりとかしてるから仲良いんだけどライブを見てる時のれるさんは少し雰囲気が違う。意味不明なところでぴくっと動いたり目を輝かせたりする。多分曲についてとかライブの演出、音響についてだとかの思考になってるんだと思う。…奇跡の天才って言われる意味が分かるよね
「あのギターソロの後のほとけちゃんのアカペラマジでエグかったわ✨」
「歌唱力上がってたでしょ〜!」
ライブが終わってれるさんとお姉ちゃんが二人で話している。先に家に帰っておこうと思って軽く挨拶をして外に出る
外に出ると目の前に最近見慣れた人が立っている
「うわぁ⁈しゃ、しゃる⁈」
その声にこっちを見る彼女。綺麗に青と白の髪が揺れ、黄色の瞳がきらっと光る
「ん?うわぁしのじゃん!」
そう言ってこちらにかけてくる。やけに上機嫌でとても嬉しそう
「そっかお姉ちゃんのライブ見にくるもんね〜♪レッスン終わりなのにライブも参戦なんて体力ありまくりじゃん!あ、こら春の空気になってきたからって油断しないのそんな薄い服で…あ、待ってそのグッズ〜!!ーーーー〜♪ーー!ーーーーー…」
にっこにこで色々と話し始める。
えーっとん?何を話して…あ、いやあの〜?
どう返せばいいかは分からなくても…ただただ楽しそうに話しゃるがとても笑顔で眩しくてかっこよくて可愛かった
「〜!…あ、ごめん話しすぎたよね💦」
急に止まったかと思うと謝罪が入る。少ししゅんとした表情で言われる。ちょっと可愛いけどどこか寂しそう
あのしゃるすっごい楽しそうだったんだけどなぁ…
「いや全然⁈💦もっと話してもらっても…」
そう言うと大きく見開いて意外とでも言わんばかりの表情をする。
楽しそうに話すしゃるをずっと見ていたかった。多分しゃるがうるの笑顔を見抜ける理由はこの楽しそうな表情。面影がまんまうるで、その表情の歪みが一切ない。良くも悪くも全て素直に顔に出すタイプなんだろう。…だから、「空気が読めない」とか言われていたんだろうか。こんな可愛くて素直な子、なかなかいないのに
「え〜そう?でも私空気読めないって色んな人に妨げられてたんだよね〜w」
「えぇ⁈こんないい人なのに⁈」
「ただのバカだよ」
「かなちゃんw⁈私一応先輩!」
「しゃるの素直でおしゃべりで明るくて無邪気なところ大好きだから!」
読んでいただきありがとうございます!
リバースも終わりに近づいてきてますが…描くの楽しくなっちゃったのでワンチャン延長です…wポラリスも投稿しますけどね⁈
それでは!また次回!