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翌日。
頭が殴られるかのような痛さで目が覚める。
時間を見てみると4:38。
いつもより2時間以上も早い。
とりあえず体温を測るためにリビングに向かう。
ピピーっ
37.6℃の微熱が出た。
これぐらいなら学校行けるな。
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2時限目が終わった頃。
再び激しい頭痛が自分の身体を襲う。
立ちくらみもしたが、なんとか持ち直し次の教室移動のため移動する。
『__?』
「うわっ、びっくりした、なに」
『保健室着いてきてくれん?笑』
「えやだよ。」
『ほんまにおねがい』
「仕方ないな….」
同い年ではあるけど生まれたのが早いのはこの人。
ほんとに兄貴か?
いやまぁ血繋がってないから本当の兄ではないけど。
保健室に着くと
『__、体温測ってもらい。』
「えっ」
まるで自分の体調が崩れていってるのを知っているかのように言う。
「なんで」
『いーから。』
「…」
ピピーっ
『何度やった?』
「36.3」
『体温計見せて』
「嫌」
『朝から体調悪いの知ってんで。』
「…..別に悪くない」
「 __さん、体温計ください。」
「 38.0℃あるじゃない…!! 」
「ほんとに大丈夫ですから、!!」
『さっき教室移動の時フラフラしてたやんか』
「ぼーっとしてた」
「 38,0は帰さないといけないんですよ.. 」
「……わかりました」
『俺も一緒に帰るから』
「必要ない」
『できることはやってあげたい』
「 親御さんはお仕事で居ないの? 」
「今日は居なくて。」
「 とりあえず連絡は入れておきますね。」
「はい、」
まさか38℃もあったなんて思いもしなかった。
身体暑いなーぐらいだった。
『ちょっと待ってな、いま保冷剤持ってく…』
「要らない」
『__』
「ほんとに大丈夫だから。」
『…..』
「ぅっ、おなか…いたい….、ちょっとトイレ、」
『__!?』
バタンっ
「はぁ、はぁ、」
嫌な予感。
便器を見てみるとそこは血の海。
まさかとは思ったが的中するとは。
嫌なことばかり的中しやがって。
あの人には言えない…
『ココアとか飲む?』
「….あるなら飲みたい、」
『!! 10分ぐらい待っててな!!』
やばい、本当に痛い….
こんな重かったっけ?
風邪と被ってるから?
「薬….」
立ち上がろうとした瞬間、お腹に激痛が走る。
思わず倒れてしまった。意識がとびそうにはなった。
薬を飲まなきゃこの腹痛はおさまらない。
薬を取るためには腹痛に耐えなきゃいけない。
「おねーちゃんっ…、」
こういう時お姉ちゃんが居たら….
お姉ちゃんが一人暮らしするために家を出てから約3年毎回そう思う。
『__、ココアできたで….って、えっ!? どうしたん!?』
「くすり、かばん、ぽーち…の…なか、」
『ぁっ…!! いま水持ってくるから待ってて』
気づい….たのか??
今そんなことどうでもいい..!!
『起き上がれる?』
「ん゛….、」
『暖かい食べ物なんか買ってこようか?』
「おさまるまで….ここに居てほしい、」
『うん、じゃあずっとここに居るよ。お母さんに暖かいの頼んどくな。』
「….ありがと。」
あれ、優しいな…
背中さすってくれてる…
うわぁ…眠くなってきた、
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change side
__、寝た…?
…..かわい、
うわあああ!!!! あかん!!! そんなん考えたらあかん!!
とりあえずお腹減ってきたしなんか買ってこよーっ。
手紙置いとこ。
‘ 買い物行ってるから起きたらLINEちょうだい! ’ っと。
『….ねてる…. ( 頭撫』
📸
バレませんように。笑
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change side
「あれ、いない、」
布団の上に謎の紙があったので見てみると
何やらあの人が置いていったであろう置き手紙があった。
‘ 買い物行ってるから起きたらLINEちょうだい! ‘
わざと連絡しないでおこうかな~….
迷惑かけたくないし。
いつも以上に重い身体を持ち上げるかのように立ち上がってリビングへと移動する。
「なんもないなー。」
暴飲暴食が止まらなくなる1歩手前。
これはやばいぞ….
『何食べたい? ( 抱』
「ぅわっ…!!」
驚きとドキドキで心臓が早くなるのが身に染みる。
「か、かぜひいてるよ…. うつるよ…!!!」
『いいよ。どぉ、暖かい?』
「 …..暑い ( 離」
『これと、これと、これと…..なんかいっぱい買ってきたから好きなの選び?
ーーココア持ってくからさき部屋戻り。』
~~
「ふぅ~… あったかい… おいし。」
『てか、起きたらLINEちょうだいって言ったんに…』
「迷惑かなって」
『LINE来て迷惑とか思うわけないやんかぁ~!!笑』
「…そう、」
『あ、ずっと聞きたかったことあんねんけど、』
「え、なに」
『彼氏、おるん?笑』
「……別にいないけど、なんか関係あんの?」
『んーん笑 おったら見てみたいな~思て』
「理由薄っす」
ピンポーンっ
「いってく」
『__ここ居て。俺出てくる。』
「ありがと、」
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change side
宅配の人かなと思いながらドアを開ける。
「__! いえーい! ドッキリでしたー!!……え?」
目の前には__のお姉さん。
やばい、どないしよ…
「__の彼氏さん..!? 来てたの!?」
『あっ…っとー…あはは..笑』
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change side
「2人の邪魔してごめんね~….笑」
「おっ、おねえちゃん…!?!?!? なんで居るの!?!?!?」
「こっそり帰ってきてびっくりさせてあげようと思って笑」
「おねえちゃん、1回下行ってて!!」
「うん、待ってるよ~」
ー作戦会議
『え、これ、どうすんの…!?』
「ホントのこと言うしかないかな、」
『今後のことを考えたらその方が良さそうやけど…』
「でもお父さんのことがある…. おねーちゃん意外に前のお父さん好きだった…」
『待って? それはやばいやん、修羅場なるで』
「だから言わない方がいいって言ってんの..!!!!」
きゃー!!!!!!
!?
「おねえちゃん!?」
~~
「知らない人が、」
やばい、お父さん新しくなったのバレる、
「….おねえちゃん帰ってきてたの、」
「お母さん、? この人誰…?」
「この人は、」
だめ、お母さん、言っちゃだめ…!!
「新しいお父さんなの」
あー終わった。
「__の隣にいる男の子はこの人の息子。あなたたち姉妹の義理の兄弟になるの。」
「ぇ…?」
『騙しててごめんなさい、』
「この子は__と彼氏だって…」
「おねーちゃんに、バレたくなくて嘘ついた…」
︎┈┈︎┈┈
「….もう戻る家が私にはなくなった。今までありがとうございました。」
「おねーちゃん..?」
「ちょっと、お姉ちゃん!!!!」_____……
1ヶ月後。
月に2回はこっちに毎回来ていたおねえちゃんが、
あのことを知ってから1度も来なくなった。
LINEを返してはくれるが、電話は来なくなった。
おねえちゃんのいない世界。
生きてる心地があまりしなかった。
『__~… 今日どっかいかへん…?』
「どこ行くの…?」
『!! ハンバーグとか? 食べる?』
「….たべる。」
~~
「….うわぁ~… 美味しそう…」
『熱いから気いつけや。笑』
「ん、おいしい..!!」
『よかった、笑った…』
「えっ?」
『ううん。なんもない。俺もそれ食べたい! いい?』
「一口だけなら」