くちゅ、くちょ、と水温が響く。
なんともやらしい音だ。耳を塞ぎたくなる。
Lはキスが思いのほか上手かった。あっという間に先手を取られ、この状況だ。
月「んっ、!ゔっ、ふ、ぅはっ」
L『ふぅ、どうですか?私のキス。』
月「どうもこうも、なんでこんなことするんだ。お前、おかしいぞ?…はは、変態だな。」
L『そうですね。私はおかしいです。』
月「、おい…。」
Lは僕の話を適当にあしらった。
死んでもなお僕をイラつかせる。
L『ライトくん、ズボン下ろしますよ』
月「は!?おい、バカ…!」
ジーンズをLが無理やり脱がす。トランクスの中心がシミを作っていた。
L『もうたってますね。興奮してるんですか?
ライトくんの方がよっぽどヘンタイですね。』
月「…!」
気がつくとパンツまで脱がされてしまった。僕のそれをLがやんわり触る。もどかしい感触がどうも気持ち悪い。
月「ふ、ふ…ぅ」
どうしても鼻息が荒くなってしまう。
その瞬間、Lは思いっきり僕のそこを掴んだ。
月「んアッ!?」
喉の奥から猫なで声のようなおかしな声が突発的に出る。おかしい。勝手に…。
Lは満足げな表情を見せると、そこを上下に動かし始めた。
月「りゅ、ざきぃ、っや、やめ…ぅ」
L『おや、もう限界ですか?』
月「う、うるさ、ひ…んッ」
頭がバカになる。自慰なんかよりもよっぽどきもちい。先走りのせいでパンツはもうびちょ濡れだった。
月「りゅうざ、き!は、ぁッ!とまれ!あ゛、!ィ゛っ♡」
ぴゅるぴゅる精子がでる。バチ、と衝撃が走ったような強い感覚に襲われた。
Lを横目で見ると、もう既にズボンを下げていた。
L『月くん、これは貴方への罰ゲームに過ぎません。』
L『他の幹部たちがもうすぐ帰ってくる。その間だけでも、貴方を犯します』
普段だと寒気がするような気色の悪い言いようだが、この時の僕はどうかしていた。
あのLを欲していたのだ。この僅かな時間で。
月「…、え、る…おまえ、こんなこと、していいとおもってるのか、」
L『…ハハ、今更口答えでもしますか。』
Lの乾いた笑いが響く。もうこんなことしたってヤツからは逃げられない。
L『もう時間がありません。素直になってください。』
月「僕は素直だ。」
L『…やはり君は変わらない。』
その瞬間、ばちゅっと激しい音と共に、恐ろしい快感が一気に迫った。
月「ひあ゛ッ!?」
こいつ…!ふざけてるのか!?
僕のなかにLのが思いっきり挿入された。ゴムすらしていない…。
パン、パンと気持ちの悪いほど軽快なリズムを刻んでピストンを再開する。
月「やら、やぁ゛…ぁ!え゛、る!止まってぇ♡♡ばかぁ、ぅ゛っ、…は、ぁ゛!♡♡」
L『やめますか?ここでやめたらどっちもただの生殺しですよ。』
ピストンを進めるにつれて、段々と奥深くに性器があたる。間違いなく僕の知らない未知の領域まで達している。
月「お゛ッ♡♡や、!える!おしっこ、でるから、!ぁっあぁっイグッ、!ぅあ♡ほぉ゛、ぉ♡♡でぅ゛ッッ♡」
プシャァッと射精とは違くやけに水っぽい水音が響いた。辺り一面僕の尿のようなもので濡れる。
L『もう潮なんてふけるんですか…飛んだ淫乱だ。』
月「な、 」
バカにするな、と言いたいとこだが、ここまでの荒れようからは口答えすらできなかった。
L『まあ潮を吹いたからといってやめるとはいっていません。私はまだ達していませんから。』
月「は…!?ッ!♡ぁ…あぅ゛ッ♡♡お、ぉお゛…んッは、はぁ゛ッ!♡♡」
Lのピストンが早くなる。その度に僕は甘イキ…?というのか分からないが、いったかいってないかもよく分からないぐらいにグチャグチャになっていた。中の質量がグンと増す。
L『ぐ…っでる、!』
ビュルル、と随分と長い射精が続き、ようやく中から抜かれた。射精の刺激だけでも十分に達せれたぐらい神経がバカになった。
月「はぁ、はぁー、♡ふ、ぁ…」
L『流石にキラでもここまではついてこれませんでしたか?ああ、トんでるし聞こえませんよね…。』
さよなら、キラ。と言い、よく分からない言葉をブツブツと呟いたあと、僕が目を覚ました時には既に消えていた。
▁▁
夢だったんじゃないか、とも思ったが、Lにレイプされたあの日のことはやけにリアルで、未だに身体がその日のことを記憶している。印に肩には痛々しい歯型があった。あの時呟いた言葉を思い出す。何を言っているのかあの時はさっぱり分からなかったが、僕なりに解釈してみた。『あなたの事が好きだった。』
…。僕なりの解釈だ。自然と鼓動が早まった気がして、なんだかやけに浮ついている気がしてならなかった。
コメント
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最高すぎてしにそうです