「んだよ、これ」
冷たい声で言葉を発し、凛は雪斗を見た。
「いや、その、さ?ほら、えっと」
険しく恐ろしい凛の目つきに、雪斗の背筋が凍りつく。
「だ、男子高校生は!性欲が盛んな時期だろ!だから……その、」
言い訳まがいな言葉を凛へと向けるが、それは意味のない行為だ。凛は雪斗の言葉に聞く耳を持たず、一気に迫ってベッドに押し倒した。
「り、りん、いた……」
雪斗の手首を思いっきり握り締めると、口を塞ぐようにキスをする。
「んっんんぅ」
雪斗は抵抗するが、凛に勝てるはずがなく、キスは継続された。凛の舌が雪斗の口内へと侵入する。
「り、ぁ」
雪斗は呼吸が出来ず、苦しそうに凛の肩を叩くが、凛はお構い無しに濃厚なキスを続ける。舌と舌が絡み合い、いやらしい音が静寂な部屋に響く。
──こんなに気持ちよくなかったのに
歓楽街で出会った男は、自分自身への快楽を求めるばかりで、こんな風にキスを長々と続けることはなかった。
キスはすぐに終わらせ、雪斗の性器に汚い性器を擦り合わせたり、咥えさせるだけ。ただそれだけだった。
「り……ん。もうやめろ……」
乱れた呼吸を整え直しながら、雪斗は凛に言った。凛は、
「はっ、汚ぇじじぃとヤってたくせに、俺はダメなのかよ」
言って、雪斗の服に手を入れた。
「り、りんっ!やめろ!」
激しく抵抗する雪斗の口に、凛は近くにあったタオルを詰め込んだ。
「んっんん!!……んっ」
凛は雪斗の首に思いっきり噛み付いた。噛み跡からは血がたらりと流れていて、凛はその血を舐めて飲み込んだ。
「んぅぅ!!」
雪斗の目には涙が浮かび上がった。それほど思いっきり噛まれたということなのだろう。
「どうやってじじぃどもを満足させたんだ。教えてみろよ」
凛は耳元で囁くと、雪斗のズボン、そしてパンツも脱がせた。すると凛は、抵抗ができないように、ズボンで雪斗の手を拘束した。
「じじぃを相手するお前 にはよくお似合いだな」
「んんんっっ!!」
*
無理矢理挿れられた雪斗の肛門は、ぎちぎちと凛の性器を締め付ける。
「うっ……もっと緩めろ」
凛は目を細めて言うが、雪斗には届いていない。
───い、痛い……
凛は仕方なく、挿れた性器を動かす。
「んっ、ゆる、めろって」
凛は再度、雪斗に言った。
「んんんっ!」
ぱちゅんっ、と腰を動かす度、雪斗は言葉を漏らす。
───あ、れ?なんか、変な感じが……
少し緩まったのか、凛は先程より激しく腰を降り始めた。
「んっ、うっ、んっ」
何度も激しく出し挿れを繰り返され、雪斗は次第に快感を覚えた。
──だ、めだ
挿入された際は、激痛のあまり手を縛られていようが抵抗していたが、快感を植え付けられ、今では手足の力が抜けてしまっていた。
悟った凛は、詰め込んだタオルを口内から出した。
「あっ、んぁ、うっ、あ」
頬を赤く染め上げ、甘い蜜のような声を幾度も漏らす。
「い、、イくぁっ」
イく、っと言葉を発した雪斗を見て、凛は
雪斗の性器をギュッと握った。
「は、はなせ、!り、んっ、あっ、あぁ」
凛に握られ、イけそうだったのにイけなかった。目はチカチカと痙攣し、肛門は快感でうねっている。凛はそのうねりに感じていた。
「んっ」
***
一応ここまで書いたんですが、次の話では場所が変わります。ブルーロックの施設ではなく、家に変更されると思います!それでも良ければ、是非ともご覧下さい。
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