『久地先生、妻と別れてきました』
『おっ!!?やるじゃん!!』
『でも今、泊まるところがないんです…』
『あー、なら松村先生、俺の家泊まっていってよ』
『え?いいんですか?』
『全然いいよー。でも条件が2つ。』
『??』
『一つは俺とタメ口で話すこと。ほら、さっきから松村先生敬語になっちゃってるよー』
『あ、はい!いや違う、うん!』
『あはは、文章まで慌てちゃって可愛いなぁ』
自分の顔が赤面していくのを感じた。
『2つ目は何?』
『2つ目??2つ目はねぇ、
毎晩ヤることだよ』
ま、毎晩……?久地先生の性癖に
引きながらも『わかった!』
と返信した。
『いまどこ?俺が迎えに行くよ?』
『え、いいの?今は…兎山駅の近くだよ!』
『じゃあ俺、今から兎山駅行くね。』
『ありがとう!』
久地先生が……来てくれる…
嬉しさにニヤニヤしながら
僕は久地先生を待った。
(23話に続く!!)