テラーノベル
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「いた、何してんの」
「あれ勇斗じゃん何してんの」
彼はどこかご機嫌な様子で
いやだから何してんのはこっちのセリフな
「何してんのって、お前急にいなくなってっから探しに来たわ」
「あれ、酔い覚ましに外行ってくるって言わんかったっけ」
「言ってない、聞いてない」
あれ〜ごめんごめんと口では謝りながらも悪びれる様子がない彼は呑気に
座る?と腰掛けたベンチをぺちぺち叩いている
まあ少しくらい抜けても大丈夫だろう
連絡はしとくか、と店内に残るメンバーにメッセージを送る
“仁人いたわ、すぐ戻る“
“わかった!おっけー“
返事が来たのを確認してスマホをポッケに突っ込む
「お前さぁ!どっか行くなら本当ちゃんと言えよ。スタッフさんも心配してんだからさ」
「うぅーん、ごめんってば」
先ほどより反省したのか眉毛が八の字に垂れ下がる
ただ少し拗ねているのか口元はあの俺の苦手な『小鳥さんの口』になっていた
コメント
1件
ああ、なるほど。これはコンパの途中で抜け出した仁人を、語り手の「俺」が探しに行くシーンですね。仁人の「小鳥さんの口」って表現、ちょっと可愛くてクスッとしました。謝りながらも悪びれない感じと、語り手の「ちゃんと言えよ」ってツッコミに、よくある友人同士の距離感が滲んでいて心地いい。これからどんな話になるのか、続きが気になります。
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