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眠る猫の様にポツンとある森。その中に一際目立つ大きな塔。ここは”神”を信じていない人が住む場所。
この世界で神様を信じることは当たり前であった。神様を信じない者は”裏切り者”とされ、この塔に送られる。塔の名は
「プレゼントボックス」
キリストの裏切り者”ユダ”への贈り物とし、信じていない人達をプレゼントする。送られた人達は”おくりもの”と呼ばれる。
贈り物であるからには装飾をしなくては、そう考えた人々はおくりものに”装飾”を施した。ある者はテレパシーを、ある者には怪力を付け加えた。事情の知らぬ人々は羨ましく思うだろう。だが、この装飾はおくりもの達の生活をどんどん苦しめていった。このまま苦しんでおくりものが死んでは本末転倒だと思った人々は”管理人”を用意したのであった。
この物語はそんな裏切り者とそれを管理する人の話。どうぞ、彼らの生活を管理してやってくださいな。