テラーノベル
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投稿できなくてごめんなさい!
旅行というか従姉妹の家行ってたんですよ!
本当にごめんなさい
では本編へLet’s go
この世界に疲れたんだよ
お兄ちゃんには分からないだろうけどお母さんは僕にとって悪魔
赫「お母さん、僕ね……」
母「………」
話聞いてる?
無視されてるような…
赫「お母さん!」
母「うるさいわね。静かにしてなさい」
赫「え?」
母「あんたはないこに比べて何も出来ない。あんたなんか…」
産まなければよかった
僕は手に持っていたものを落としそうになりながらもギュッと掴む
赫「僕…僕は……」
出来損ない?
産まなきゃよかった?
なんでそんなこと……
桃「お母さーん!」
母「あら、どうしたの?またテスト満点とか?」
桃「当ったり〜!さすが母さん!」
僕は2人の会話を聞いていて涙が溢れた
赫「僕だって、努力してるのに……」
なんで認めてもらえないの
それが僕の苦しかった過去
いっその事死んじゃえばいい?
教えてよ
桃「死ぬなんて軽い気持ちで言わないで!」
赫「軽い気持ちなんかじゃない!お兄ちゃんには分からないだろうけど僕は……」
桃「とにかく死ぬなんて言わないでってこと!バカなの? 」
赫「………」
お兄ちゃんにも見捨てられたのかな
「バカ」だなんて
言われたことなかったのに
赫「…お兄ちゃんなんて大嫌い!」
僕は雨の中家を飛び出した
桃「りうら……」
桃side
さすがに言い過ぎたかな
りうらの気持ちも知らないで
ごめんな
気持ち分からないお兄ちゃんで
とにかくりうらを追いかけよう。行ってるとしたら……
桃「考えたくないな」
レインコートをサッと着て家を飛び出す
りうらが無事でありますように
赫side
家飛び出したけど、どこ行けばいいんだろ?
とりあえず”あそこ”かな
僕は一直線に走り出した
僕がたどり着いたのは歩道橋。田舎だから人通りは少ないけど車はそこそこある
ここから飛び降りれば…ね?
覚悟を決めて柵に乗る
”ドサッ”
僕は歩道橋に戻されるように引っ張られた
誰だろ
僕を止めてくれる人
お兄ちゃんか…
お兄ちゃんは僕を後ろからギュッと抱きしめた
多分レインコート着てるのかな
くしゃくしゃな音がかすかに聞こえる
桃「ごめんな…りうら」
赫「なに…お兄ちゃんには何も分からないでしょ」
桃「ごめんな…弟の気持ちも聞かずに決めつけてばっかで… 」
抱きしめる力が強くなった
僕もなんか申し訳なくなってきた
赫「僕も…自分勝手でごめんなさい」
桃「謝らなくていいよ、とりあえず帰ろ?」
涙が溢れ出す
赫「うわぁん…僕…僕……」
桃「困った弟だなぁ」
お兄ちゃんは僕の頭を優しく撫でた
その手はとても温かい
僕の手を取って家へ帰った
𝐍𝐞𝐱𝐭······▸
コメント
3件
初コメント失礼します。 こちらのお話及び主さんが投稿しておられる他のお話は二次創作ですので、ご本人様のお名前のタグを使用するのは控えていただきたいです。代わりに検索避けタグを使用するようお願いします。不快な気持ちにさせてしまったら申し訳ございません🙏