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10.napori
※⛄️で妄想、キャラ崩壊あり
❤️
宮舘side
当然こんな夜にはコーヒーがいいだろう
そんな僕の横でハイボールを1口
夜は静かで、少しだけ冷えていた
仕事終わりの帰り道、ふと立ち寄った店
僕はいつも通り、コーヒーを頼む。
当然、こんな夜にはコーヒーがいいだろう。
そう思っていた。
グラスの中で氷が鳴る音に、ふと視線を向ける
僕の横で、ハイボールを一口
一瞬、時間が止まった気がした。
いるはずのない姿。
もう、隣に並ぶことなんてないはずなのに。
思い出すのは、あの頃のことばかりで———
もう
なんて言うんだろう
そう君見てると
酒入ってなくても
酔いが回るんだな
教室のざわめきの中、
君は何でもない顔で笑っていた。
特別なことなんて、何もないはずなのに。
ただ目で追ってしまう自分がいて。
僕は、ふと視線を逸らす。
なんて言うんだろう。
言葉にしようとするたび、
どれも違う気がして、飲み込んでしまう。
そう、君を見てると——
胸の奥が、少しだけ騒がしくなる。
酒なんて飲んだこともないのに、
そんなものなくても、
十分すぎるくらい、
心は揺れていた。
酔いが回るって、こういうことなのかもしれない。
「このままでいい」なんて思ってたくせに、
本当は、
少しだけでいいから——
特別になりたかった。
音になって
大人になって
思い出したんだ
君が
大人になっても
思い出すのは
ぼくじゃないかな
グラスの中で、氷がまた静かに鳴る
その音で、ふっと現実に引き戻される
ゆっくりと目を伏せた。
あの頃の何気ない会話も、
笑い声も、
今はもう、触れられないまま
遠くで響いているだけで。
大人になって、やっと分かった。
あの時間がどれだけ大切だったのかも、
自分がどれだけ君を想っていたのかも。
思い出したんだ。
全て、遅すぎるけど。
君が、大人になって。
ふとした瞬間に、
あの頃を思い出すことがあったとして。
その中に——
自分は、いるんだろうか。
コーヒーの苦味が、少しだけ残る。
小さく息をついた。
きっと、君が思い出すのは
もっと大事な誰かで。
あの日、何も言えなかった自分なんかじゃない。
それでもいい、と言い切れるほど
大人にはなりきれなくて。
ほんの少しだけ、
期待してしまう自分がいる。
あの頃の記憶は、
どうしてこんなに都合よく残るんだろう。
本当は叶っていないはずの未来まで、
まるでそこにあったみたいに思い出してしまう。
いずれ
縁そっとflight
僕ら互いの指を絡めあってもう
Naporiずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
いずれ、なんて言葉で濁しながらも、
どこかで信じていた。
この関係にも、ちゃんと名前がつく日が来るって。
放課後の帰り道
少しだけ近づいた距離。
指先が触れて、
一瞬だけ、時間が止まる。
僕は、そっとその手を取る。
絡めあった指の温度が、
やけにリアルで。
ずっといたいよ。
言葉にはしなかったくせに、
確かにそう思っていた。
ここで、こうして。
見つめ合って、
ただそれだけで安心できる時間が、
永遠に続けばいいと。
でも、それは全部
“もしも”の中の話で。
現実の自分は、
あの日、何も選ばなかった。
視界がゆっくりと現在に戻る。
隣にあるはずの温もりは、ない。
静かに目を閉じた。
あの時、手を離さなければ——
なんて、
今さら考えても遅いのに。
※最後ら辺に飛びます
Oh right oh right oh right
絡めあっていく
Oh right oh right ohright
二人はキスをする
Oh right oh right oh right
絡めあっていく
Oh right oh right ohright
夜の街に、足を踏み出す。
あの頃に戻れないことくらい、分かってる。
それでも、消せないまま残っている。
僕は、そっと目を閉じた。
Oh right
Oh right
Oh right
ゆっくりと、記憶が重なっていく。
二人は、キスをする。
叶わなかったはずの距離が、
夢みたいに、簡単に埋まっていく。
触れたことなんてないのに、
その温度だけが、やけにリアルで。
Oh right
Oh right
Oh right
絡めあっていく。
指先も、想いも、
ほどけることなく、ただ深く。
でも——
それは全部、
過去の中でしか存在しないもの。
僕は、静かに目を開ける。
Oh right
Oh right
Oh right
目の前には、何もない夜の景色。
それでも、
あの瞬間だけは、確かにそこにあった気がして。
手を伸ばしても、もう届かないのに。
まだどこかで、
触れていたいと願ってしまう。
Vaundy 『 napori 』