この作品はいかがでしたか?
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最強じゃね? /brnk
【作者から】
あ、ども。作者です。
実は私、この界隈で生きて
一年ちょいなのですが、
生まれ落ちて以来、
“krさん主人公が書けない”
という病にかかっております。
…なんでだろう。
キャラ崩壊させにくい…
とでも言っておきましょうか。
でも普通の物語すら
書けない気がしてるんです。
…普通の物語ってなんだ。((
そもそもkrさんというキャラが
あまり掴めてないからか、
中々に苦戦してます。
……あ、整地組は別とします
smさんにちょい甘めの空想上krさんは
ちゃんと頭の中に住んでます((
じゃあそれ書けよって話なんですが、
…だるぅぅぅい!!!!!!!!!!(本性表しやがった
と、いうことでw
さっさと物語本編へれつごー!!
※学パロ
______
brside
br「起立! 礼!
ありがとうございましたぁー!!」
「_!!」
授業終わりのチャイムが鳴り、
日直の僕は教室に声を響き渡らせる。
皆ガタガタと席を立ち、
休み時間を堪能する。
やがて談笑で空間が埋まる。
そんな中、茶髪を揺らす彼が、
僕の視界に飛び込んできた。
nk「なぁbr、」
br「ん?」
nk「俺ってさ…」
『最強じゃね?』
真面目な顔をした彼の口から出るのは、
意味不明な言葉だった。
まるで僕の…通常運転みたいに。
br「…え、どういうこと?w」
僕は少し考える素振りをして、
堪えきれない笑みを零しながら返事する。
nk「いやふと思ったんだよ、
俺もしかしたら最強かもしれないって」
うん、この人は一体何を言っているの???
ついに頭おかしくなっちゃいまちたか、
そうでちゅかぁ……、
br「な、なんで?w」
「なんでそう思うの?ww」
nk「br、俺の目を見て。」
まってまって、
ますます意味わかんないんだけど!!
br「いや…いいけど、」
頭の中にははてながいっぱいで、
それでも首を傾げながら了承する
「、」
nkの瞳。どこかきらきらした湖みたいな、
鮮やかな水色だ。
その綺麗な虹彩に、
ちょっと見惚れてしまった自分がいる。
nk「…分かった?w」
br「分かるわけないでしょ」
nk「やっぱり?w」
“やっぱり”ってなんだよ”やっぱり”って。
br「結局なんなのさ!w」
nk「んー?
…。やっぱなんでもなーいw」
そう吐き捨てて、
子供みたいな笑顔で、彼は去っていく。
br「…なんだったんだあれは……」
なんだこの喪失感は…
せっかくの休み時間を
あいつに踏み潰されたみたいな…
時を無駄にしてしまった…
え、許さん。
…やっぱ許す。
____________
/数十分前/
nkside
授業中。この数学教師の授業は
どうもつまらない。
頬杖をつき、
挙句の果てにはあくび3連発をかます俺。
こんなのいつものことだ。
そう頭で考えながら、ノートをめくった。
ふと浮かんでくる過去の記憶。
今となっては、どうでもいい話。_
____________
「うわ、wおまえおんなじゃん!!w」
______
「きも!近寄んなしっ!!w」
______
「だんしといれはいってくんなって!!ww」
____________
昔、これは4歳か5歳の時の話。
何がきっかけかよく分かんないけど、
俺は突然、
1部の暴力的な男子に目をつけられた。
女だの男子トイレ来んなだの、
一人称ぼくはおかしいだの、
散々な言葉を吐かれ、殴られ、蹴られ。
そんな日々を送ったことがある。
今となっちゃ笑い話で、
あ〜、昔の俺って
人に髪切られる時独特の
気持ち悪さが嫌だったんだよなぁとか、
だから伸びちゃってたのかなぁとか。
そう思うと懐かしいと感じてしまう。
幸いそんなはっきりとは覚えてないし、
当時の自分も
いじめというものを知らなかったし。
何より自覚してなかったし。
その後の小学校時代でも
一応同級生として過ごすわけだけれど、
クラスは別だったので、
それなりに距離を置くことが出来た。
でもなんとなくのトラウマから、
若干男子っぽく
振る舞うようになったかな、
そして今に至る訳だが、
現状、
俺の事をかっこいいと言う女子達と、
俺の事を可愛いと言う奴が数人いる。
______
中二病気取りで前髪だけを伸ばし、
片目を隠すという
なかなかにイタい行為を、
クラスの陽キャを代表するかのように
自慢したことがある。
でも友達から返ってきたのは
意外な言葉で、
、「…なんかお前、片目隠すと可愛くね?」
。「わかる。アニメとかの
美少女って感じする。」
nk「まじか…www」
、「まじまじ!!」
「お前女子の才能あるって…ww」
とか話していた矢先、その来年の秋。
俺のクラスは文化祭で、
見事にメイド喫茶をやることに
決まったのである…
ここから先は言わなくてもわかるだろう。
あんな地獄、もう見たくない。
そんなエピソードがあったからか、
俺、最強説を
だんだん頭の中で構築してしまった。
…どういうことかって?
つまり俺は、
「可愛い」と「かっこいい」を
持ち合わせてるってことになる。
ほら、最強じゃん。
…最強だろ?
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______
実際brは俺の事を可愛いとか言った奴の
1人だったので、
また今度話す、…というか、
自慢してやろうと思う。
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br「…そういうことか、!!w」
「うん、確かに最強かもw」
nk「だろー!?w」
br「…でも、それでいうと僕も
最強じゃない?w」
…彼の、透き通った宇宙みたいな瞳が
こちらを見つめる。
nk「……たしかに。」
やっぱこいつの方が最強かも。
end.
コメント
2件
なんだこいつらかわいいなおい