どうも。
「えだまめって奴派生しか書かないじゃん」そう、思っていませんか?
いやいや、ちゃんとオリジナルの高校生類司も書くに決まってるじゃないですか!!主食が派生ってだけです!!
こちら、ruka様からのリクエストでございます。
え?「リクエストなのに一気見できないとはどういうことだ」ですって?
……(2)で完結です…次で終わります…多分…。
えーと、今回はホラゲー要素あんまりないです。すみません。
次はあるので!絶対に!
では本編すたーと
「ぎゃああああ!!!類!!こいつ追いかけて来てるぞ!?って顔こわっ…!ひぃいい…!!」
「うんそうだね司くん悪いけどちょっと離れてくれないかな?」
コントローラーを操作しながら、画面に目を向ける僕の背中には、声を震わせ、必死に僕の腰にしがみつく司くんがいる。
僕、神代類は、彼に特別な感情を抱いていることをつい最近…自覚したばかりなのだ。
世の男子諸君、考えてみて欲しい。自分が片想いをしている子が、背中から自分の腰を必死に抱き締め、おまけに、普段の姿から想像できないような情けない声を溢している状況を。つまり今、僕はその状況下に置かれている訳なんだ。これで少しは僕の気持ちがわかってもらえただろうか。
いつになったら僕はこの生き地獄から抜け出せれるのか、そもそもなぜこうなったのか。コントローラーを操作し、画面に目を向けたまま、僕はここまでの経緯を辿る。
数日前、自宅にゲーム機がないから、僕の家のゲーム機を使わせて欲しいと、練習の帰りに司くんに言われ、僕は即座に受け入れた。
約束をした日の夜、自分の部屋で「司くんが僕の家でゲーム!?しんどい、やばい、むり。でも嬉しい、楽しみ…!!どんなお菓子準備しよう…クッション買い替えた方がいいかな!?!?」などと浮かれきっていたのだが。
翌日、親に週末司くんが遊びに来ることを伝えに行ったら、
「週末は私もお父さんも仕事の都合で家を空けちゃうって話をしようと思ってた所だったのよ〜!司くんの予定が空いていたら、泊まりでも大丈夫よ!」
と、とんでもないことを言われた。
つい最近自覚したばかりだけれど、好きな人を自分の部屋に泊めるだなんて…。
流石に断ってくれ、そんな思いで、学校にて司くんの予定を聞いたら、
「日曜日は予定があるから土曜日までになってしまうが、金曜日に練習が終わった後、直接類の家に行って泊まって、土曜日に帰る、というプランなら大丈夫だぞ!!」
と、泊まる気満々で話してきたから、僕は喜べばいいのか悲しめばいいのかわからなかった。
一晩も司くんと一つ屋根の下で過ごすんだ、何か僕が司くんにあらぬことをしてしまうかもしれない。そう考えてしまえば、様々な不安が僕から湧き上がってきてしまい、「僕が提案しておいて悪いんだけれど…」そう、告げようとした瞬間。
僕の目には、今までにないほど瞳を輝かせ、何を着て行こうか、ゲームの他に新作のミュージカルのDVDを持って行こうか、手土産は何にしようかと、広角が上がっていることを隠そうともせず、考えている司くんが映った、映ってしまった。
そんなに真剣に考えられてしまったら、断り辛いじゃないか!!
心の中で叫びながら、僕はなるべく冷静を装いつつ、泊まりのプランを立て始めた。
はい、ここまでです。
他の方々もね、リクエスト下されば(地雷以外なら)書くので。ぜひリクエストお願いします。
ruka様、1回で完結さええることができなくて本当にすみません。もう少し待っていてください…!!
例の如く、タイトル不在です。誰か案を…案を…恵んでください…!!
読んでくれてありがとうございます。
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コメント
3件
いや!可愛よ… 神ですねぇ!(主様)