一体何があったんでしょうか
指千切れてそうで怖いですね。
5話目です!太宰どうなっちゃったんだろ!
どうぞ!!
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ガンッ
太宰の寝室のドアを勢いよく開ける中原。
そこにいたのは、窓の景色を鋭く見つめる太宰だけだった。
国木田には社長が事情を伝えたらしい。
太「もう少し静かに開けられないの蛞蝓」
中「うっせ青鯖が」
中也は隣にあった席に座り太宰に聞いた
中「調子は?」
太「…そこそこかな。吐いた後だし元気なわけないだろう」
中「そーかよ。食欲はあるか?」
中「この中原中也様が特別に作ってやるよ」
太「……ゴニョゴニョ……」
太宰は顔を抑えながら小さく言った。
中「あ?」
太「…だから!中也の作るものなら美味しいから何でも良いって言っているの!」
太「一回で聞いてよね?!//」
太宰は顔を赤ながらそういうと、中也はニヤッと笑い台所へ向かった。
中「蟹のお粥でも作ってやるか〜!」
しばらく料理をしていると、太宰が部屋から出てきた。
太「ちゅーや、」
中「あ?んだよ、まだ出来てねーから部屋から出んじゃねえ」
太「ちがう、ちがうの。鼻血出たの。」
中「鼻血だあ…?今日意外とさみいし部屋に加湿器あったよな?」
太「うーん…最近寝てなかったから、寝不足かなあ」
中「何日寝てねえんだよ」
そう聞くと太宰は鼻を手で擦りながら「10日ぐらいかな」、と呟いた。
中「うわー…寝ろよ。探偵社ホワイトだろうが」
中「其れとも俺が添い寝してやろうか?笑」
いつもなら「バカじゃないの?」「きっも!!蛞蝓ってそう言うところあるよね!」とふざける太宰が、今日はやけに大人しく、
太「じゃあ御言葉に甘えようかな…」と言ってきた。
中「ふ…笑ほれ!病人はベットから出るんじゃねーよ!」
中「出来たら呼ぶから待ってろよ 」
データ消えたので諸々飛ばします泣
流れ▶︎ご飯食べる、太宰が風呂に入った、血を流して倒れる、太宰がおかしくなる、寝ようとする、トイレに行く…って感じです!どうぞ!
太「気持ち悪い…」
太「ヴ…ヴェエァ…ゲホッはぁっ…はっ…はっ… 」
呼吸をしようとするたびに圧迫感が迫る。過呼吸になって当然だ。
太宰は思った。
今日もまだ生きてる
太「げほっげほっかひゅっ…ひっ…はぁ…はっ…」
彼と話がしたい
太「ヴヴェ…あ゛ ッ…ゔ… 」
死んで償いたい
太「はっ…はっ…はは…ゔっ…」
誰か殺して
太「はは…気持ち悪いや…はっ…ヴッヴェ…」
織田作、安吾、森さん…
太「はっはっ…はぁっ…かひゅ…ゔ………中也…」
背中をそっと撫でられた。
優して、甘くて、悲しい声がした
中「大丈夫か?」
太「…ちゅ、ゃ? 」
中「…あぁ。よく頑張ったな。」
中「切らなかっただけ偉い。」
太「ちゅや…中也……わ、私の 、……僕の…こと 」
太「殺、して…」
中「…」
中也は何も言わなかった。その後数分してトイレから出て、中也は何処かに連絡していた。
太宰は大量の解けた包帯を抱えながらソファで蹲っていた。
太宰は気付いたら寝ていたのか、誰かが呼ぶ声が聞こえた。
◯◯「…!、くん…!だ…く!」
森「太宰くん!」
太「…?」
ゆっくりと瞼を開けて森を見る太宰。
隣には中也もいた。
太「…森さん?」
森「ああそうだよ。大丈夫かい?吐いてしまったそうじゃないか」
太「らいじょうぶ、です。」
森「呂律回ってないね。はっきり喋れそうかい?」
太「あ、あ、う…大丈夫です。」
今度はハッキリとしたような声だったが、若干弱々しかった。
森「流石太宰君。中也君から連絡を受けたよ。これ、薬ね」
太「…ありがとう、ございます。すみません。 」
太「中也も、ごめん。」
森「私はそろそろ帰るよ。」
太宰は見送ろうと立とうとした。
太「…ぁ。」
太宰は貧血と寝不足のせいで倒れそうになった。
中「座ってろよ。ボスの見送りは俺が行くから。」
太「あ…うん。ごめん。」
ガチャン
ドアの閉まる音が鳴り響く。
太「…死にたい」
太宰はそう言い腕を見た。
自傷行為の跡やマフィア時代の傷、この間の仕事の傷
太宰にとっては、何もかも嫌になるものだった。
あたりの柔らかい空気
でもどこか鋭くて痛かった
暖房と加湿器の「ぼうっ」と言うような音
台所から漏れる雫の落ちる音
外から聞こえる風の音
太「怖いな…」
太「急に全部終わったら、私はどうすれば良いんだろうね…。織田作」
ガチャッ
中也が森を見送り終わったらしい。
中「…なんかあったんか」
太「別に」
中「お前は変わってねえな」
太「中也もね」
中「…褒め言葉として受け取っとくぜ 」
太「…」
身長のことだけどね…と思いながら腕を見る太宰
中「それ、治りそうか?」
中「結構傷深かったんだが…」
太「さぁ…? 」
中「さあって…自分のことなんだからもう少し配慮してやれよ」
太「いいよ私の体なんて。四肢がもげて獣にでも食われていればいい。」
中「何でんなこと言うんだよ」
中「それに手前痛いのは嫌いだあーだこーだつってただろうが」
太「確かに、痛いのは嫌いだったよ。でももういい。私が私である証拠を表せる痛みは私にとって今では立派な救いさ」
太「だから、良いんだ…もう。全部何でも良い」
そう太宰が言うと、今まで近くに立っていた中也が太宰の隣に座った。
太「君、私のこと大好きすぎない?」
涙目の太宰が、目を隠すように中也の肩にもたれかかる
中「そう言う手前は弱虫すぎんだよ」
太「否定しないんだね」
中「っ…」
太「図星だね…」
太「良いよ別に。私のことはどう思っていても」
中「そーかよ。」
話していたら緊張がほぐれたのか、太宰は気付いたら中也の方で寝ていた。
中「…ん。もう俺もここで寝るか…」
おやすみ、と太宰は撫でて中也は眠った。
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保存すんの忘れてデータ消えた。
マジでクソだ…結構好きな感じだったのに…泣
中には太宰が中也に頭現れる場面だってあったんだ!!
あったのに…泣
3000文字無理だよ無理
次回▶︎♡500
だんだん上げていこう…うん…
コメント
4件
分かります、私もよくしでかしてうわあああってなりますよね、こまめにデータ保存、大事ですよね…主さんの小説大好きです!頑張って下さい\(*⌒0⌒)♪