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皆様お久しぶりです。主です。
今回はうりひろを書いていきたいと思います。何故かと言うと、リア友が読んでみたいとの事だったので、いい機会だと思い、書いてそのまま投稿する流れになりました。
後、いいね、ほんっとうにありがとうございます!マイペースではありますが、頑張ります!
注意⚠️
この作品にはBL.nmmnが含まれます。Rのあるなしは人によって変わるかもです。苦手な方は閉じてもらって構いません。
うり→攻、ヒロ→受け
ヒロ君酔ってます。
それでも大丈夫な方は、どうぞ!
〜ur side〜
残業から解放され、帰路に着く俺は、家で待っているヒロのことを考えていた。早く帰れると連絡した後に残業しろと言われたもんだから、怒ってるかもしれない…早く帰ろうとするが、身の疲れで走れない俺は申し訳程度の早歩きで急いでいた。そのせいか、
心なしかいつもより早く家に着いた気がする。待ってるヒロのことを思い間髪入れず扉を開ける。
ur「ただいまぁ…」
……あれ?いつもなら玄関に迎えに来てくれるヒロが来ない?もう寝ちゃったのかな…まさか外にでた?…いや、靴はあるから違うか。
ーガチャッ
リビングのドアを開けると酒の匂いがツンと鼻をさした。テーブルの上に散らかった空き缶と、水滴でビチャビチャなグラス。そのグラスを弄ぶかのようにクルクルしている指を辿ると、顔を赤くしてぼぅっとしているヒロがいた。ヒロは、顔を上げて俺を一瞥するとほっぺをムスッと膨らませて
hr「……」プイッ
と無言でそっぽを向いてしまった。
ur「ご…ごめんって」
相当お怒りの様子だ…謝りながらヒロに駆け寄ると
hr「…ッ」ーギュッ
ur「おわっ!…へ?」
ずっと無言のままだったヒロは飛びつくようにハグしてきた。
hr「ッ…ぅぅっ…」ーグリグリっ
ヒロは俺の胸に顔を埋めるとグリグリと頭を振って押し付けてきた。
ur「はぇ?ちょ…ひ、ヒロ?」
俺は呼びかけて恐る恐る頭を撫でてやるとヒロはムスッと顔を上げる。火照った赤い顔が上目遣いでじぃーっと俺の顔を見上げている…え、とてつもなくエッっっっなんだが?
hr「……おそぃ。」
やっと口を開いたと思ったら消え入りそうな小さい声でなんで聞き取れたんだろと疑うくらいだった。
ur「ごめんじゃん。残業からは逃れられん…」
hr「……ろんとにざんぎょーだったの?」
おいおいおいおい!滑舌どうした!本人は怒ってるんだろうが、すまん。可愛すぎて全っ然怖くない
hr「…さみしぃ…かった…」
視線を下に向けながらごにょごにょと言ってるが、俺には全て聞こえている。
ur「ほんとにごめんっ!その代わり、ヒロの言うことなんでもするからっ!ゆ、許して…くれませんか?」
申し訳なさから敬語が飛び出した。ヒロは俺に目線を戻す。さっきよりは輝きが増している。
hr「ほ、ほんと?」
ur「当たり前じゃん。」
hr「じゃ、じゃぁ…さ…その…」
ヒロは一旦俺から離れると斜め下を見ながらモジモジしだした。
hr「お、おりぇ…」
「うりしゃんが早く帰るっていうからぁ///」
ソワソワしだしたヒロはぐっと俺に視線を戻してハッキリ言った。
hr「も///と、溶かして…ありゅの…」
ur「…へ?」
hr「だから…その///ゃ、ャる準備…できてる///」
ur「ぇ、えぇっとぉ…つまりぃ?」
hr「っ///おりぇを…お、おそっ…て?///」
手を広げて酔ってるのか照れてるのか、顔を赤くして潤目でオネダリをしてきた。
そこでやっと気づいた。ヒロが着ている服は俺のものだった。しかも、俺でもおっきめなサイズの。ヒロが着ると、首のネックが広すぎて鎖骨が丸見えだし、袖は長すぎて萌え袖になっているし、下は裾を伸ばして着ているせいで、ミニスカみたいになっている…露出度やべぇ…この服買った過去の俺。よくやった。天才かもしれない。だが、 恥ずかしがり屋のヒロが、こんな行動をするとは思えなくて俺まで顔が暑くなる。
hr「…だ、だめぇ?」
返事をしなかったからか、ヒロはどんどんしょげていく。ハッとして広げられた手の中に飛び込んで今度は俺からハグをした。
ur「ダメなわけないだろ?でも、ほんとにいいの?」
俺は腕の中に顔をうずめるヒロに呼びかける。ゆっくり首を回して俺を見上げたヒロは赤い顔をとろんっとさせて
hr「ぅん。うりしゃん///大好きぃ〜」
と、へにゃっと笑ったヒロの顔を最後に、頭の何かが切れる音がした。
ur「…そんなことされちゃったら、俺止まれないよ?」ーヒョイッ
抱きつくヒロをお姫様抱っこして顔をニヤリと覗き込む。
hr「…止まんにゃいでいいっ///」ーボソッ
目線を逸らしながら可愛いこと言ってくれるじゃねぇか。これは、朝までコースだな。
ur「ドロドロにしてやるよ♡」
ヒロを抱えて2人寝室に向かう。残されたグラスの氷はカランッと、溶けて沈んでいった。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
結構ヒロくんキャラ崩壊してしまったかも?でも!甘えんぼなヒロくんを見てみたかったんです…なんなら、続き書こうか迷いました。好評だったら書くかも?(主のキャパ次第)
それでは!バイバイ!