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社長…泣剣持…泣ぷわ明るい…
みなさん、どうも〜!!
今回はkg中心のrfとなります!いつも通り(?)暗めです!
それでは、どうぞ!
朝 加賀美家
プルルルルルル プルルルルルル
kg〔ん゙…?〕
こんな朝早くから、電話…?しかも剣持さんから……?
もしかして、事務所の方でなにかあったのだろうか?
ピッ
kg〔はぃ、もしもし?〕
ty[__社長]
kg〔…っ!?ビクッ〕
その剣持さんの声は、今まで聞いた事ないくらいとても低かった
そしてなにより、電話越しでも分かるくらいに怒っている様子だった…
ty[朝早くに電話して、すみません]
kg〔ぃ、いえ…それより、なにかあったんですか?〕
ty[…とりあえず、今日は早めに楽屋に来てください]
kg〔…?はい、分かりました〕
ty[……社長…僕は、信じてますからね…]
kg〔ぇ…??〕
その言葉を最後に、その電話は切れた
事務所 楽屋
ガチャッ
kg〔おはようございま〜す〕
私は剣持さんに言われた通り、いつもより早めに楽屋に入った
ty[社長、おはようございます]
kg〔おや、甲斐田さんと不破さんは?〕
ty[2人は呼んでないですよ]
kg〔え?〕
ty[なんですか?呼んだ方が良かったですか?]
kg〔あ、いえ…〕
なにかあったから私を呼んだのだから、もしかしたら2人も来てるのかと思ったけれど……
でも、来てないとしたら私だけに話が…?
ty[早速ですが…社長]
kg〔はい〕
ty[あなた……スタッフさんに暴力振るいましたか?]
kg〔……え………?〕
私が、スタッフさんに……?
ty[僕、スタッフさんに直接聞いたんです]
ty[”裏で加賀美さんに殴られたり色々されている”……と]
kg〔…っッ!?〕
kg〔そんなッ…私はなにもしてn……っ!〕
ty[僕も最初はそう思ってた…そう、思いたかった……]
ty[でも…そのスタッフさんの体には証拠となる傷があったんです!]
kg〔ぇ…ッ?〕
ty[そんなん見せられたら、信じたくなくても信じちゃうじゃないですか!!]
kg〔…っッッ〕
そぅ……か………
ここまで…約2年以上グループを組んで、ライブもして……やっと…やっと、築くことが出来たと思ってた絆……
もう、解かれないと思ってた絆…だけど……
たった一つ……それが、本当にあった出来事じゃなかったとしても
この絆は…こうも簡単に解けてしまうのか……
kg〔………〕
ty[しゃ、社長……?]
kg〔……そうですね…〕
kg〔剣持さんの…言う通りです……〕
kg〔__私がやりました〕
ty[……ぇッ…?]
kg〔それでは、私はこれで失礼しますね〕
ty[へ…?ちょっ、待って!!]
…すみません、剣持さん……
せっかく…信じてるって言ってくれたのに、私はそれに応えることが出来なくて……
でも、人間なんてそんなもんですよ
あなたなら…きっと、分かってくれるはずですけどね
事務所 出入口前
kg〔………〕
???『…あれ、社長?』
kg〔…っ!!〕
この声は……
fw『これから、どっか行くん?』
kg〔………〕
hr「あれ、不破さんに…社長じゃん」
hr「こんなところで、どうしたんですか?」
fw『さぁ…?』
hr「…?とりあえず、楽屋行きましょ?」
fw『せやな、はよ行こ』
kg〔私は…行けません……〕
hr「え…?」
kg〔それでは…〕
fw『ちょ、待てや社長!』
kg〔あ、あと……〕
kg〔…私、ろふまお辞めますね〕
hr/fw「『……は…?』」
kg〔すみません、ね〕
hr「ちょっと、待ってください社長!!」
fw『お〜い!!!待てや、社長〜!!!』
kg〔………〕
本当にすみません、お2人とも…
とうやら、私がやれることはここまでらしいです
私抜きになったとしても、これからも頑張ってくださいね
剣持視点 楽屋
ty[………]
hr「…で、もちさん、社長になんて言ったんですか?」
fw『社長が辞めるって言うぐらいや、相当なこと言ったんやろ?』
ty[えっと…その〜……]
ふ、2人からの圧が…重い……
hr「はぐらかさないで、ちゃんと言って」
ty[ゔッ…その、僕……]
fw『__なるほどな…』
hr「さすがに社長にはキツかったか」
実はというと、僕ら3人で社長にドッキリを仕掛けようという企画だった
社長の暴力キャラというのを使って、本当はしてないがスタッフさんを殴ったという事にした
まずは、僕が社長を早めに楽屋に呼んで質問攻めをする
その話をしてる間にアニコブの2人が楽屋にやってくる
次に、ふわっちが社長に罵倒の言葉を浴びせる
甲斐田くんは社長の味方をして、社長の代わりに必死に弁解しようとする
僕らだけだと分からないから、と言いスタッフさんを呼ぶ
そのスタッフさんに”ドッキリ大成功”のパネルを持って来てもらい、みんなでネタバラシをする
そういう予定だったはず…だけど、そのドッキリは最初の段階で終わってしまった
そして社長は心には大きな傷を負ったままとなり、ろふまおを辞退するとも言ってしまった
ty[どっ、どうしよう…僕ッ僕のせいで……っ]
fw『もちさん…自分をそんな責めんで?』
ty[でも…僕が、僕が…っッ!]
hr「もちさん、落ち着いて?」
ty[でも…]
fw『大丈夫やって、それにもちさんだけが背負うことやない』
fw『みんなで社長に謝りに行こ?な?』
ty[……ぅん………]
hr「よし、そうと決まれば早速行きますか」
fw『せやな』
…こういう時の2人って、本当に頼もしい
僕、社長に本当のこと言ってちゃんと謝らないと
そして、社長にろふまおに戻って来るように言わなくちゃ…!
加賀美家 玄関前
ピーンポーン ピーンポーン
fw『ん〜…出ないな……』
hr「もしかして、どっか出かけてる?」
ty[早く…早く、言わないと……社長…っ]
hr「ちゃんと合える…会えるから、大丈夫だから、そんな焦らないで?」
ty[うん…]
fw『今日は色々あったし、もう帰ろか』
hr「そうですね、Dには僕が言っときます」
ty[…分かった]
fw『ぁ、そや2人はこの後、暇?』
ty[そもそも、この後は収録の予定だったしなにもないよ]
hr「僕も同じです」
fw『じゃ、これからみんなで社長を捜すついでにお出かけでも行きましょ!』
hr「おでかけがついでなんかよ」
fw『ええやんええやん!気分転換!な?』
ty[まぁ、それなら…]
fw『おっしゃ〜!じゃ、ショッピングモール行こ〜!』
hr「はいはい」
…きっと、落ち込んでる僕を元気にしようとしてくれてるのかな?
てか、社長を捜すのがメインなのにショッピングモール行って本当に見つける気あるの…?
hr「ほら、行きましょ?もちさん」
ty[あ…うん]
ま、これもこれで僕達らしくて良いか
それでは、次回!