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今日は俺と仁人の2人で仕事があった。
今回の収録は稀にあるかなりハードな撮影で、俺も仁人も這うように家に帰ってきた。
『ただいまー。疲れたー…』
「はぁ…ただいま。」
『おお、でかいため息だな笑』
「そりゃあんなハードな収録、 ため息の一つや二つ出るだろ、」
『まぁ、それもそうか笑
じゃあさ一緒に風呂入ろうよ。』
「ばか、入るか!てかお前と風呂入る事がご褒美みたいな言い方やめろ!」
『えー、じんとくんのケチ。笑』
「あー、マジでうるさい。
ただでさえ疲れてんのにお前と風呂入るとかもっと疲れるわ。とにかく、今日は一人で入るから!」
“今日”はなんて。仁人のこういう些細な可愛さにはいつまで経っても慣れない。まぁ、その不意打ちなかわいさを見せてくる所が好きなんだけど。笑
「わかったわかった笑 仕方なく”今日は”一人で入ってくるわ。」
『わざわざ強調して言わなくていいんだよ!俺も疲れてんだから早く入れよ。』
「はーい笑」
____________
「じんちゃーん、上がったよー」
いつもならある返事が中々帰ってこないのを不思議に思ってリビングに行く。
「あれ、じんと?」
…寝てる。笑
眠気が限界だったのか、上着も脱がずにソファで横になって寝ていた。その寝顔がたまらなく愛おしくて、しばらく見つめたあとバレないように写真を数枚撮って仁人専用のフォルダに入れた。
風邪引かれても困るしそろそろ起こすか、
『じんと、起きて。風邪ひくよ?』
ほっぺをツンツンと指でつつくと、ゆっくり目を開けた
「んん、ねむい…。」
『眠いねぇ、笑 でもお風呂入んないと。明日も昼から撮影でしょ?』
「んー、、入る、」
『ん、いい子。髪乾かしてあげるから入っといで。』
眠そうな目をこすりながら渋々腰を上げて風呂場に向かって行く姿すら愛おしくて、思わずにやけてしまう。仁人が風呂に入っている間はずっと仁人専用の写真フォルダを眺めていた。仁人にバレたらなんて言われるか…笑
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しばらくして仁人が上がってきた。バレないようにそっとスマホを閉じ、髪を乾かしてやる為に風呂場に向かった。
「ん、髪乾かして。」
『かわい笑 座ってください、姫。笑』
「うるさ、姫じゃない。」
乾かし終えてサラサラになった髪を撫でると、猫みたいに少し頭をあずけてくるのが俺の好きな仕草の1つ。
鏡越しに目が合って笑いかけると、すぐ顔を赤くするのもたまらなく可愛い。そんな事を考えていると、仁人があくびをしながら眠そうに目をこすった
『じんと眠いね、あと歯磨きだけだから早く終わらせて寝よ』
「ん、わかった」
歯ブラシを取ってやり、仁人に渡す。すでに限界そうな目を細めながらリビングのソファに座った。
今にも寝そうで歯磨き粉を飲み込まないかが心配だけど、笑
俺も歯磨きを済ませてリビングに行くと仁人の手は完全に止まっていて、目も完全に閉じられていた。
『じんと、手止まってる笑』
「…ん、だって、眠い…」
『そんなに?笑、まぁ収録きつかったしな。
そんなに眠いならさ、俺が歯磨いてあげる笑』
「んー、みがいて。」
『え、まじで?いいの??』
まさかOKされるとは思ってもなくて思わず動揺してしまった。あの仁人が歯磨きしてやる。なんて言葉を承諾するなんて、相当眠いんだろう
「いいって。眠いからはやくしてよ」
『あ、うん、じゃあ頭俺の方向けて寝て?』
「ん、」
綺麗な顔に見惚れたいのをぐっと堪えて白くて綺麗に並んだ歯を磨いていく。
と言っても人の歯を磨くのなんてもちろん初めてで、やってみると想像以上に難しかった。
…磨けてんのかこれ、
『じんと、口開けて』
「ぁ、」
『… もっとおっきく。』
「っ… ん、」
『ん、上手。笑』
そう言いながら口角を上げると、仁人の顔が赤く染った。
….. これは多分、いや絶対、夜のことを思い出したんだろう。わかりやすい仁人がやっぱり愛しい。だけど、そんないけない事を考えてしまう子にはお仕置が必要。なんてただ俺が抱きたいだけなんだけど笑
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『はい、磨けた。口ゆすいで来れる?』
「ん、」
そう言って目を擦りながらのそのそと洗面所へ向かって行く姿が堪らなく可愛かった。それと同時に俺の欲も刺激してくる。明日は2人ともオフだし、眠そうな仁人には申し訳ないけど付き合ってもらおうかな。