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あれから数年が経った。

元兄達のことはテレビ出よく見かける。最近では、誰かを探していると言う噂もある。

まぁ、自分には関係ないし、そんなことどうでもいい。



いつもの様に起きて顔を洗っているとインターホンの鳴る音が聞こえた。誰かを確認するのがめんどくさいので玄関まで直行した。

これが最悪の選択肢だったということも知らずに、、。


ソラ「はーい、どちらさま、、で、、」

その後に続く言葉が途切れた。だってドアを開けた先にいたのは、、

冴「よぉ。」

凛「、、数年ぶりだな。」

兄たち2人だったから、、。

ソラ「な、、んで、、」

なんでここにっと言う言葉が恐怖のせいで喉につっかえる。

冴「なんでか、か。」

凛「、、迎えに来たんだよ。お前を。」

それを聞いた瞬間頭の中に警報が鳴った。

2人から離れたいのに体が石の様に動かない。

そんな私とは反対に2人は私を抱きしめる。

冴「今まで済まなかった。」

凛「俺もごめんな。」

ソラ「、、っ、、ぁ。」

怖い、、。声を出そうとしても声が出ない。

何故か。それは簡単だ。ドアを開いたときに見た2人の目がまるで、、、まるで、、。

冴「新しい家に行くぞ。」

そう言うと私を抱き抱えようとした。

ようやく状況を理解出来た私は抱き抱えられる前に冴を力いっぱい押しのけ、近くの海に向かって走り出した。

後ろを振り向くと兄たち2人はこちらを追いかけて来ている。

現役選手に勝てるはずもないが迷路のような道を使いどうにか海の近くにある崖にたどり着いた。

はぁ、、。はぁ、、。と息を整えながら振り返る。しばらくすると追いかけて来た2人が見えた。

私から10mほど離れたい所に着くと

冴「そっちは危ないから、こっちにこい。」

私はその言葉に首を振る。

ソラ「い、、嫌だ。」

そう言って1歩ずつ後ろに下がる

凛「!?まさか、、!」

2人の兄たちが焦りを表すように声をあげる。

ソラ「さようなら。」

そう言って自分から海へ身を投げた。

ゆっくりと海の底へ沈んで行く。

2人の兄たちの最後に見た表情を思い出しながら。





あとがき

ほんとにすみません。

やる気無くしてました。夏休みなのにね。

飽き性のわしゃを許してください。

物語はこれで終わりです。その瞳に映りたいもそのうち更新します。語彙力戻ってきたので。

BADENDにあった

まるで、、まるで、、。の後に入る言葉は、


”溶かした砂糖よりもドロドロしたものだった。”


ですね。

怖い怖い。まぁ、書いてる本人はあまり恐怖を感じませんが。

中学時代にやらかしたっきり感情が空っぽでしてね。

今は、唯一残っていた、怒りの感情が完全に消えかかって来てる状態です。笑

生きるために死ぬか、死ぬために生きるか。

皆さんはどっちですか?

俺は、後者です。笑


兄たち目線はしばらくお待ちください。

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コメント

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やば!最高すぎるー!

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