セフレ関係が大好き人間です((
⚠︎セフレあり、性的表現あり⚠︎
それでも良い方はどうぞ!
俺が望んだ事やのに、なんでこんなに心が苦しいんやろう。なんで俺は青山の事を恋愛的に好きになってまったんやろう。苦しい、悲しい、あぁ、…どうすればええんやろか。
岸本「あ、青山、….」
青山「なんだ岸本、またヤりたいのか?」
岸本「ち、違うねん、えっとなその飲みに行きt、….」
プルルルル、….
青山「あ、すまねぇ電話だからまた後でな。」
岸本「あ、うん、….」
俺と青山はセフレ関係や、青山から『セフレ関係になろう』と言われた。普通なら断るんやろう。せやけど俺は『ええよ』って言ってしもうた。
岸本「……やっぱり、所詮はセフレ関係なんやな、…笑」
毎回心が締め付けられるような感じで苦しくなる。この関係が始まってから何回泣いたかは覚えていない、青山に片思いした俺が悪いんやろうけど。…せやけど苦しいんや、…どうしても、苦しなる、….。
岸本「…..う”、…あ、…..」
目元から涙が溢れているのが頬に伝わる、また泣いたんやなって、俺って泣き虫なんやなって、こんなんやから青山にも振り向いてもらえないんかなぁ、…こんなんやから、こんなんやから、…
岸本「は”っ、….う”っ、….お”え”ッ、….」
最近何故か嘔吐ばかりする。でも吐いた方が苦しいのから解放される気がしていいかなぁとか思ってきた。ずっと青山とヤって、ヤり終わったら泣いて吐いて、….これの繰り返しやった。
岸本「んっ、….グスッ、…..」
乱暴に目元を拭いた後は、嘔吐物を掃除してから家に帰る。家は勿論真っ暗やし誰もおかえりなさいって言ってくれん、寂しい家やなって毎回そう思う。
岸本「もう、….セフレ関係、終わらそ、…笑」
これ以上こんな関係を続けても、俺の精神が持たへん。せやから明日でもうやめようかなって思う。最後ぐらい、想いを伝えようかなって。『ずっと大好きでした』って。
岸本「……は”ぁッ、….もう、嫌やなあ、…笑」
俺は今日はそのまま眠りについた。これ以上考えると余計に苦しいから。明日、明日でようやく苦しみから解放出来るんやなぁって考えると何故か心が少し軽くなった気がする。
岸本「ん、….」
目が覚めると朝やった、小鳥の囀りが僅かに聞こえる。朝の目覚めは最高やけど、精神的には最悪や。
岸本「…..、」
俺は青山に連絡を取り今日の夜22時にようやく、ようやく、苦しみから解放される。嬉しかった、….でも、…愛されてみたかった。俺の事を恋愛的に愛して欲しかった。毎日ハグして欲しかった、毎日キスして欲しかった、毎日話しかけて欲しかった、毎日、毎日、…..
岸本「……」
俺はその日約束時間の22時までずっと寝室でただ一人寂しくいた。俺は22時になる5分前にラブホテルの目の前に着いた。辺りを見渡すとピンク髪が見えてきた、恐らく、青山やろう。
青山「すまねぇ、遅れたか、?」
岸本「いや、遅れとらんで、大丈夫、…笑」
青山「それは良かった、じゃあ行くか?」
岸本「…..その、青山、….」
青山「、?どうしたんだ。」
岸本「…..この、セフレ、関係、…..終わせよ、….」
青山「、…..!」
そう言ってるうちにまた涙が込み上げて来て大粒の涙が溢れていってるのが分かった。苦しみから解放出来る、けど、この関係が終わったら青山は二度と俺と関わらないんやろうなって考えたら悲しくて、悲しくて仕方がなかった。
岸本「青山の事、愛してたで、…..笑」
青山「……、」
岸本「ッ”…..じゃ、じゃあなッ、….!」
俺は早く帰りたかった。青山の顔を見るたびに苦しくて仕方がなったから、….走って、走って遠くまで、遠くまで、…行こうと、思っとったんに、…..
ガシッ、….!
岸本「……、!」
青山「…なんだよ、….勝手に、言って、勝手に帰ろうとしやがって、…..」
青山は俺の手首を掴んで、そう言って来た、青山の瞳は僅かながらに涙目やった。俺はあんな青山初めてみた、俺の前だと基本的に能面やったから。
岸本「ッ”、….帰らせて”やッ、!もう疲”れた”ッ、….疲れ”たねん”ッッ、……もう嫌や”ッ、全部、全部、何もかもが”ッッ、……」
青山「……」
青山は無言でただただ俺の事を抱きしめてくれた。青山から抱きしめてくれたのは初めてや、いっつも俺からハグしとったから。
岸本「もう、い”ややッ、…..しん”どい”、ねん”ッッ、….」
青山「…..ごめん、岸本が、俺の事恋愛的に好きなのに、気づけ無くって、…..」
岸本「、…..もう、ええ、やろ、….せやから、この、関係、終わらせようやっ、…..」
青山「…..俺も、岸本の事、恋愛的に、….“大好き”、…..」
岸本「、…..!」
青山の口から出た言葉。それは『恋愛的に大好き』青山も俺の事好きやったの、初めて知った。今まで能面の顔でしか、俺と話してくれなかったから、….
青山「ごめん、….本当にごめん、….」
岸本「ッ”〜…..もうええよ、謝らんといてやッ、….」
俺の大好きな人が悲しそうに謝るのが何故か嫌やった、せやから俺がやめてって言ったら青山は謝るのをやめた。
青山「これから、….岸本の事、ちゃんと大切にする、ちゃんと愛するから、…..付き合って、欲しい、…..」
岸本「…..アホ、….次は、ちゃんと俺の事愛せよな、…..」
青山はそれを聞き、頷くとそのまま俺にキスをしてくれて目の前にあるラブホテルに入って行った____
コメント
7件
あおきし感動しました( ;꒳; )2人には幸せになって欲しいですね!
新たな扉が開きました\( ⍢ )/ あおきし…尊いですね(◜¬◝ )
あおきしにハマりそうです!いや、もうハマりました!あおきし最高です! できたら続きが見たいです!