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曽野さん視点
勇ちゃんの様子が最近おかしい
それに気付いたのは5大ドームツアーが始まる数週間前だった
打ち合わせ中
いつもならバシバシ発言して、色んな意見をくれるのに
吉田:勇斗?聞いてる?
佐野:あ、わり。何の話だっけ?
最近よく目にする勇ちゃんが上の空で仁ちゃんが注意する流れ。勇ちゃん疲れてるのかな
5大ドームツアーが始まって半分を超えた
今日は新しい演出を試す日
勇ちゃんの合図で次の曲がスタートする流れ
でも、勇ちゃんは中々合図を出さなかった
塩﨑:一旦ストップ!勇斗!合図するの忘れてた?
佐野:え、?そんなやつあったっけ
塩﨑:それを試すための日やん!
佐野:…、そうだったわ、ごめん、、俺、
勇ちゃんの目には涙が溜まってた
山中:……え?大丈夫?
塩﨑:えっ、、ごめん!!なんか、そんなつもりじゃ、、
佐野:いや、!大丈夫!疲れてるだけだから、気にしないで笑
吉田:……一旦楽屋行こっか?
佐野:がち大丈夫!俺の合図ね!任せろ!
無理やり笑う勇ちゃん。メンバーは多分みんな気付いてる。けど、気にかけると逆にダメかと思って、練習を続けた
そして最終日前日のリハーサル
本番はいつもの勇ちゃんだけど、普段の笑顔が少なくなってた。みんな気にかけて声をかけるけど大丈夫の一言。プレッシャーなんかな?このツアーが終わればいつもの勇ちゃんに戻るのかな
リハ終わり
出口に向かう途中で仁ちゃんが勇ちゃんと話をしたいと言いどこかに行った。そりゃ、そうだよね。俺がこんなに心配なら、勇ちゃんと切磋琢磨してきた仁ちゃんは何十倍も心配なはずだもんね
最終日が終わって打ち上げ
すごく楽しかった。勇ちゃんも笑顔が戻ってた。なのに、仁ちゃんだけがずっと心配そうな顔をしてた。色んな人との付き合いもあるから、お酒を沢山飲んでるのに、最後まで心配そうにしてた。そして、帰る時に
吉田:勇斗ぉ、明日もちゃんと仕事いけよ、?
佐野:……分かった
あんなに酔ってたのに、その時だけ空気が変わった
そして、次の日
朝からの収録が終わってスマホを見るとメンバーだけのグループLINEの通知が信じられんくらい溜まってた。何事かと思って急いで開く
〔吉田:あいつ既読もつかん〕
〔山中:やばいね、、〕
〔塩﨑:え、今日はひとまず打ち合わせだからいいけど、明日 どうすればいいん?〕
〔吉田:とりあえず、今マネージャーが勇斗んちに向かってるっぽい〕
〔山中:それ次第だよね〕
〔塩﨑:俺も流石に準備せんと仕事間に合わないから進展あったら教えて〕
曽野:なんこれ、、どういうこと
ピコン
新しい通知がきて、急いで開ける
勇ちゃんのマネージャーから全体に報告だった
〔マネ:今は詳しいこと言えないのですが、佐野さん少しお休みいただくことになりました。皆さんにはご負担にならないようしますが、もしかしたら佐野さんの代打でロケや収録していただくかもしれません。よろしくお願いします〕
もう、訳が分からんかった
お休み、代打ってことはただの休みじゃない、
立ち尽くしてると メンバーだけのグルラに新しい通知がきた
〔吉田:俺、今日は夜しか仕事ないから今から勇斗んち行くわ 〕
俺は分かったってしか、打てなかった。だって、今こんな最悪な状況で動けるのは、仁ちゃんしかいないから
次回山中さん視点です🙇♂️
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コメント
2件
早く山中さんバージョンもみたい!!
**リオン** 曽野さん視点、すごく良かったです。勇斗くんの異変をメンバーがそれぞれ気づきながら、踏み込めない距離感がリアルで切なかった。特に仁ちゃんだけが最後まで心配そうだったのが、長年の関係性を感じさせてグッときました。「俺は分かったってしか打てなかった」という曽野さんの無力感、痛いほど伝わります。次回の山中さん視点も楽しみです!