テラーノベル
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皆はやる気のあるうちに書いた方が良いぜ☆
ty「グスッ、ぅ、はっ、ッぅあ、ふぐっ」
あれからずっと泣いていた
どうして、なんで、そんな事を言ったって僕が見つめる虚空は何も返してくれない。
時にはお母さんやお父さんが迎えに、探しに来てくれると思っていた
…結果を言うと来てはくれなかった、お母さんの声も聞こえず、ただ風に揺られる草木の音だけしか聞こえなかった。
ty「かえらなきゃ……でも…かりたくないよ」
僕はドサッと地面に寝転がった、帰りたくない、学校も嫌だ……けど、せめて中学生は行きたかった。
僕は重い体を起こし、家に帰る
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バチンッ、!!!
ty「ぅ゛ッ……」
母「貴方何処に行ってたの!?学校から連絡あったわよ!!?、貴方の息子さんが学校から脱走したって!!!しかも!女の子の怒鳴って、物も取ったらしいじゃないの!?ほんっとに恥ずかしい!! ッ…お前のせいだ!!!お前のせいで、!!!!」
ty「ッ!!うるさい、!!!大体あのキーホルダーはぼくのだ!!あの子がいなきゃ、、あの子がいなきゃ!!!”何も知らいで居れたのに”!!!!」
母「っえ、?」
剣持は靴を脱ぎ捨て自分の部屋に鍵を掛けて布団に包まり枕を抱き親に聞こえないよう嗚咽する
ty「はっ、ッ゛…ぅ〜ッッ、ぁ゛ッあ゛〜ッ… 」
結局剣持は一日中部屋に籠っていた、母がドアをノックするも剣持は何も言わず静寂な空気に包まれるだけだった
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それから剣持はまるで人が変わったかのように 涙は出ず、 笑顔を絶やさなかった顔も今では何をしても一切笑わない、 目には光が灯してなく黒に濁っていた。
それに、前よりもクマが酷くなり
目元が何故か赤くなったりしている日もあった。
剣持をいじめた人達はいい気味、そのまま早く死ねばいいのに、等の声があった
ty「ッ、、、」
━━━━━━家━━━━━━
ドサッとベッドへ荷物を放り投げる
ty「……」
剣持は机の椅子に座り机に置きっぱなしで刃先が血だらけのカッターを手に取った。
ty「また、やっちゃう…けど、これはぼくのためだから…ぼくが、ぼくであるための……」
ザシュッ
ty「ッ…処置だから……」
コメント
2件
ハァァァァァァ…好き