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時間というものは残酷で、
すぎて欲しい時間はなかなか過ぎてくれない。
人生もそうだ。早く死にたいと思っても
歳を重ねるのは早くならない。
時間が経つのが早くなる訳でもない。
なのに生きていて欲しい人の残された時間は
あっという間に過ぎていく。
自分よりも、はるか早く死んでしまう。
だからこそ、愛したいから、愛されたいから、
形を確認したいから、
何かを求めてしまう。
時間という形のない物の中で、
形を求めてしまう。生きていると感じたくなる。
死なないで欲しいと願ってしまう。
無論、願っても叶う訳では無いが。
神は最低だ。願っても叶わない。
叶ったところで寿命が伸びるわけでも、
死ねる訳でもない。
結局は独りよがりなのだろう。
全ては独りよがりな感情。
生きて欲しい
死なないで欲しい
愛したい
愛されたい
形が欲しい
形を感じたい
何かを求める。
全ては独りよがりで、とても酷く勝手な感情だ
Q.でもその独りよがりに救われたことは、あるのだろうか。
A.救われない
そんな自問自答が頭の中を駆け巡る。
救われたいというのも、独りよがりである。
人間というのは、めんどくさくて気持ちが悪い。