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日に透ける黄金色の髪。
滑らかな白い肌と細長い手脚。
俺を見上げる、少し気の強そうな黄金色の瞳。
雨上がりの虹だって、夜明けの明星だって逃げだすほど、きみは美しく、泣きそうになるほど愛おしい。
俺にとって光そのもののきみは、このまま手の届かないところに行ってしまいそうで。
それならいっそ、二人で溶けてしまいたい。
二人で溶けて混ざり合って、そのまま消えても、きみとなら。